2017/08/14 05:00

昨日からお盆に入りましたね。

東京周辺の人は7月の新盆で済ませてしまう人も多いようですが、私としてはやはり8月の旧盆の方がしっくりきます。

この季節になるとどこからともなくヒグラシが鳴き始め、あの郷愁をそそる寂しげな声に「いかん。そろそろ夏休みも終わる!宿題やらなきゃ」などと幼い頃は思っていたものでした。

この年になると夏休みが終わってしまう焦燥感などないはずなのに、それでもどこかそわそわしてしまう私。

心を落ち着かせるためにも、形ばかりのお迎えの儀式はしたいなと思っています。

マンションなので火は焚けず、お供えをして手を合わせるだけなのですが。

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我が家のお盆のお供えは、ここ数年こんな感じ。

実はこれ、水子供養も兼ねているのです。

私はできれば早く子どもが欲しいとは思っていたものの、結婚して数か月は授かる気配がなく、結婚後7か月を過ぎた頃に妊娠しました。

しかし、妊娠が分かった時ちょうど年末だったためすぐには病院の予約が取れず、1月半ばに受診。

すると「胎児の成長が遅い。流産しかけている可能性がある」と言われて来週また来るよう言われました。

結果、流産。

「染色体異常ですね」とさらりと言われた時のショックは、思い出すだけでもくらくらします。

とはいえ、こういったことはよくあることだ、胎児の1割から2割くらいは何らかの理由で流産するのだと諭されて帰ったのを覚えています。

「子作りは2、3か月おいてからまた再開していい」と言われその通りにしたところ、間もなく授かったのが今の我が息子です。

一時はもう一生子どもを産むことはできないのではないかと落ち込みもしましたが、こうして2人の子どもに恵まれたことに感謝。

ただ、心のどこかに産んであげられなくて申し訳ないという気持ちもあり。

せめてお盆の間だけは、気にかけてあげたいと思いささやかな供養をしているのです。

水子供養について調べたところ、赤ちゃんの好みそうなお菓子、ミルク、お茶、おもちゃなどを供えれば良いそう。

というわけで、卵ボーロと麦茶をお供えしています。

左に置いてある和菓子は大阪のお土産で、舌の肥えたご先祖様達に先に差し上げております。

ちなみに水子供養は本人がしたければ行えばよいらしく、供養しなかったからといって祟りがあるわけではないらしいのでご安心ください。

きっと、私のような経験をして、心のどこかに引っかかっている人が他にもいることでしょう。

どんな形でも供養することで気持ちが軽くなるならすればいいし、逆に思い出してつらくなるならしなければ良いと思います。

ちなみに、夫は完全にこの件について忘れていたようで、初めてボーロを供えた時「これ何?」と怪訝な顔をされました。

夫いわく、「生まれていないのだから子どものうちに入らない」ということらしいですが、私はそこまでシビアに割り切れないのです。

今年は、娘に「これ何?」と質問され。

「あなたのお兄ちゃんかお姉ちゃんにね、お供えしているんだよ。生まれる前に死んじゃったの」と説明したけれど分かっているのかいないのか。

もう少し大きくなったら、きちんと説明したいと思います。

思えば、あの妊娠と流産があったからこそ、息子と娘はあっさり授かって生まれてくることができたのかもしれません。

天国で、可愛い弟と妹をいつも見守っていてくれているのだと、私は信じています。

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