2019/09/18 12:19
少し前に、自分の着ている化学繊維の服が海を汚染しているかもしれない、といった趣旨のことを書きました。

https://39.benesse.ne.jp/blog/2259/archive/738

割とアクセス数が多かった記事なので、読んで下さった方は多いと思います。

そこでも触れましたが、化学繊維はいわば繊維状のプラスチック、土中に埋めても微生物により分解されることはありません。

洗濯排水の中に微細な化学繊維のくずが混じってしまった場合、下水処理場で除去しきれず海まで流れ出てしまう可能性があるのです。

海水中のマイクロプラスチックのうち、化学繊維由来のものがどのくらいの割合で含まれているのか、ということまではっきりとは分かりませんでしたが。

やはり環境のことを考えると、今後は極力化学繊維の服を減らすようにした方が良いかなと思うようになりました。

特に着古した服は繊維くずが出やすいので、「化学繊維の服は傷んできたら潔く捨てる」というのがベターかなと。

処理場で焼却すればとりあえず成仏してくれますからね。

天然繊維の場合、マイクロプラスチックの問題からは離れられそうですが、原料を生産するために水や農地などの天然資源を消費する問題があります。

農薬の使用、染色過程での薬品の使用による汚染も心配。

天然繊維の中でも最も身近なコットン(綿)は、水や農地、農薬や薬品を大量に使ってしまうという問題が。

いろいろと検索していたら、ナイキが水を全く使わず染色する方法(カラードライというらしい)を開発したということです。

この技術、ぜひ出し惜しみせず他のメーカーにも教えてあげてほしいものですね。

染色の問題は何とかなりそうな気がしてきましたが、まだ農薬の問題が残っています。

綿花栽培には、農薬を大量に必要とするそうです。

その量は、農家に健康被害が出ることもあるほどなんだとか。

食べ物なら農薬を使うことに反対する人が多くいるのでしょうけれど、綿花は口に入れるものではないのであまり取り沙汰されていないのでしょうか。

私も調べるまで、農薬の件については知りませんでした。

ちなみにリネン(麻)は強い植物なので、一般的な農地にできない荒れた土地で育ち、農薬もほとんど必要としないらしいです。

近頃リネンの服が流行しているのがありがたいですが、リネンとは名ばかりの「リネン混化学繊維」もかなりありそうなのでご注意ください。

シルク(絹)も、虫が作り出すものですしちぎった桑の葉さえ与えておけば屋内で育つので環境汚染は少ないようです。

温室効果ガスの排出の点だけは、若干問題があるようですが。

多分、繭から糸を取り出す際にゆでるからだと思います。

漠然とそんなことを考えて過ごしていたら、無印良品でシルク混のカーディガンを見つけました。

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ちょうど黒のカーディガンが欲しいと思っていたところだったので、試着してすぐ買いましたよ。

お値段は、税込みで3,990円でした。

品質表示を見たところ、ウール90%、シルク10%でございます。

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ウール(羊毛)は、羊が温室効果ガスの1つであるメタンを排出するため、シルクと同じく地球温暖化防止の観点ではちょっと…なのですが。

「全く環境負荷のない繊維ってないだろうから、そこまで考えていたら買えない!動物繊維は染色過程での汚染が少ないはずだし」と思って買いました。

本当に、考え始めると何が正しいのか分からない迷路に迷い込んだ気分です。

悩みに悩んで、コットンは今後オーガニックコットンに絞ろうかと考えています。

無印良品にはオーガニックコットンの商品も多く出ていたので、気が向いたらぜひお近くの無印良品店へ足をお運びくださいませ(回し者ではございません)。

さらに、環境に優しいブランドを検索していたらまず「パタゴニア」がヒットしました。

ここはエシカル(倫理的)なブランドとしても知られているのですが、私はスポーツ用品をあまり買わないので縁遠い存在。

すると続いて「ピープルツリー」というブランドの名前が。

知らないブランドでしたが、ホームページに飛んでみるとフェアトレードの商品しか扱わず、環境にも配慮していることが分かりました。

多少割高になっても、こういうブランドを応援したいですよね。

というわけで、ピープルツリーではオーガニックコットンのワイドパンツを。

税抜価格で、6,990円でした。

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自然な色合い。

1か月ほど前にコットンの派手な色のTシャツを買ってしまったのでまずかったかなあと思いましたが、今までに買ったものに関してはしっかり着るつもりです。

今後の基本方針としては、まず化学繊維はできるだけ買わないようにして、生地が傷んできたら潔く捨てるということが1つ。

そしてもう1つは、天然繊維なら質の良いものを選んで長い間しっかり着倒すということです。

伸びたり縮んだり穴が開いたりしたら、部屋着にするなり繕うなり切ってウエスにするなりして使い切ってやります。

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一番大事なのは、むやみにたくさん服を買わないということ。

オーガニックコットンなんか買えないという方でも、服を買い過ぎないよう気をつけることならできますよね。

アパレル業界が天然資源を大量に消費して環境汚染している背景には、ファストファッションに代表される服の大量消費の問題があります。

買っても着られずに捨てられる服も多くありますし、買われなかった服が大量に廃棄されて社会問題になったこともありましたよね。

もしかしたら入荷直後の服ではなく、あまり人気がなくて捨て売り価格で売られている商品を買ってあげた方が良いのかもしれません。

着ないのにタンスに眠っている服があるのなら、売るなりリサイクルに出すなりして循環させてあげましょう。

勘違いしてもらいたくないのですが、私はいわゆるファストファッションを「買うな」とも、エコ・エシカルファッションを「買え」とも言っているつもりはございません。

ただ、多くのアパレルメーカーは環境汚染や児童労働などの不都合な事実をひた隠しにしているのではと思っています。

安さやデザイン性、もしくは機能性だけを強調して、それが「どのようにして作られているか」は見せない…それってフェアではないと感じませんか?

洋服の生産過程で生じる様々な問題を知っていたら、別のブランドを選ぶという消費者は増えるかもしれません。

知ることは権利でもあり、義務のようにも感じています。

だから私は知るための努力は続けるつもりですし、他の人にも知ってもらいたくてこの記事を書いたのです。

余計なお世話だったかもしれませんが。

最後まで読んで下さった方々に、厚く御礼申し上げます。
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2019/09/10 06:00
ある日突然、私の頭の中に降ってわいた疑問。

「私が着ている服は、環境に配慮して作られているのだろうか?」

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きっかけが何だったかは判然としませんが、このところ動物愛護や環境保全を気にかけるファッションブランドが増えた、といった内容の新聞記事(子ども向け新聞でした)を読んだ記憶があります。

あと、マイクロプラスチックに関するニュースも頻繁に耳にする気が。

マイクロプラスチックというのは、自然界特に海水中に存在する微細なプラスチック片のことで、1年に数百万トン単位で増え続けていると聞きます。

海や川の周辺で捨てられたプラスチックが主な原因と聞きますが、海水浴場などでは不法投棄をする人がそうたくさんいるとも思えないですし、それでこれほどの数字になるのでしょうか。

ふと、「よく考えたら化学繊維も一種のプラスチックではなかったろうか。洗濯し過ぎで服が擦り切れることがあるのだから、洗濯排水の中に相当量の繊維状プラスチックが流れ出るのでは?」という考えが。

ネット検索を駆使してあれこれ調べておりますと、やはり悪い予感は的中いたしました。

ポリエステル、ナイロン、アクリルといった化学繊維は石油から合成された繊維状のプラスチックであり、洗濯の際に衣類から脱落して排水に混じってしまうことがあるそうです。

そして、下水に混じったこれらの繊維状プラスチックは下水処理では除去しきれず、自然界に放出されることに。

確かに、下水処理場でやっていることといえば微生物による分解や沈殿が主で、処理水は「魚は住めるけれど飲める水にはなっていない」と聞いたことがあります。

細菌でもキャッチできる微細なフィルターでろ過するくらいのことをやらないと、おそらく全ての排除は無理でしょうね。

化学繊維は主な原料が石油であることを考えても環境に優しいとは言い難いですし、なるべく使わない方が良いのかもと思いました。

そこで、自分の着ている服を見たところ、ツルツルした肌触りのものは化学繊維が多く、汗をよく吸うものは綿(コットン)が多く使われているということが判明。

コットンなら天然繊維だから環境に優しい…と言いたいところですがそうでもありません。

というのも、綿花は栽培するのにたくさんの土地と水、農薬を必要とするからです。

アラル海の縮小が綿花栽培と関係しているという話は、有名ですね。

植物繊維なので染まりが悪く、染色過程で多くの薬品を使うのもいかがなものかと。

とはいえ、マイクロプラスチックの問題とは直接関係なさそうなので安心感も。

今年流行の麻(リネン)は、やはり染色の問題があるけれど綿花ほど環境汚染しないはずだし良さそうだ、と思っていたところ。

先に載せた青いマキシスカート。

「リネン使用」ということが大々的にうたわれていた商品で、売り切れ続出だったためメルカリで購入したのです。

ところが。

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麻の配合率、2%?

我が目を疑ってしまいました。

むしろ化学繊維の割合の方が多いではないですか。

こうして無意識のうちに身にまとったプラスチックは、やがて海に流れ出て食物連鎖の末に魚やアザラシに食べられるということですね。

魚の内臓さえ食べなければ大丈夫だろうという意見もあるようですが、本当に内臓以外に問題が生じないのかどうか。

これからの季節サンマがおいしいのに、サンマのワタも好きなのに、と途方に暮れてしまいます。

おまけに小魚なんて体ごと食べるから避けようがないではないですか。

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私達はプラスチックの服を着て、プラスチックを海に流し、プラスチックを口に入れている。

そんなことを想像するだけで恐ろしくてなりません。

魚が大好きな私。

今後は、「可愛い」だけで服を選ぶのはやめようと思います。

服を買う時、必ず値札を最初に確認していましたが、もっとしっかり確認すべきは品質表示でした。

メルカリで買う場合は品質表示が分からないことが多いので、出品者さんに問い合わせすべきですね。

いろいろと考えているうちに、「環境に優しい繊維として、何を選ぶべきなのか」ということが気になってきました。

はっきりとした答えはいまだ分かっていませんが、引き続き考察を続け善処いたしたい所存です。



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2019/07/04 06:00
哺乳類の中では、猫の次に馬が好きな私。

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馬具系も好きで、馬蹄形のアクセサリーはここぞという時にだけつける宝物です。

トゥモローランドだったでしょうか、ある店でビット(くつわ、はみ)柄の珍しいスカートを見つけて買おうかどうか大いに悩みましたが、店員さんが「チェーン柄、珍しいですよね」と説明したので「チェーンじゃなくてビットですよね」と言い捨てて去ったことも。

そんな妙なこだわりを持つ私、ブランドは馬ロゴのものに惹かれます。

一番好きなのは、バーバリー。

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これは弟のシャツを拝借して撮った写真なのですが、このロゴ、素敵ですよね。

騎士が馬に乗っている図。

この絵が見たくて、20代の頃はバーバリーばかり着ていました。

コートは2着ありましたし、スカートは7、8着、バッグも財布も定期入れもバーバリーだった記憶が。

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大学4年生の頃の私。

顔も脚もパツパツですが、見てほしいのはそこじゃありません。

この赤いタイトスカート、実はバーバリーのもの。

バーバリーというと、薄い茶色に赤や黒を組み合わせた定番のバーバリーチェックを思い浮かべる人も多いと思いますが、赤メインのもの、緑や青などが入ったものなどもあります。

柄は、やはりチェックが多いのですけれどね。

とはいえ、最近こういったバーバリーのものはほとんど出番がなく、全部手放してしまいました。

それでも、馬モチーフが気になるのは事実。

バーバリーに限らず、セリーヌもコーチもロンシャンも目に留まります。

年初めに財布を新調した時も、馬ロゴの付いたセリーヌが気になって仕方なかったのですが、運悪く店員さんが取り込み中で買えなかったのです。

次に財布を買う時は、セリーヌかコーチにしようかしらん。

馬具メーカーとして有名なエルメスだけは、お高いというか0が1つ多いというか、毛色が違うというか馬が合わないというか…買う気にはなれませぬ。

でも大学時代の同級生がエルメスの鞍を使っていて、「一体いくらするんだろう」と思いつつ怖くて聞けなかった思い出もあります。

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現在はこのロゴ、そう、ラルフローレンがお気に入り。

こちらは毎日使っているハンドタオルのものです。

友人がラルフローレンの店舗に勤めていたので、ポロシャツを買いに行ったこともあります。

そのポロシャツは、息子が使っておりました。

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ラルフローレンの子ども服は超絶可愛いのでたくさん買ってやりたいのですが、予算的に1人につき1着が限度ですかね。

でもバーバリーよりも安いので、私も今度ポロシャツ買いたいです。

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タンスの中を整理していたら、だいぶ前に買ったラルフローレンの靴下を見つけました。

息子と娘のために買った、サイズ違いが1足ずつ。

履かせてあげたいのですが、子ども達に見せたらそっぽをむかれました。

現在の息子のお気に入りは、猫のイラスト入りの少々ダサい靴下です。

残念ながら、馬は猫に勝てません。






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