2019/06/05 10:00
皆様こんにちは!公式ブロガーのdanngoと申します。

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発達障害の子どもの中には、偏食の傾向がある子も多いです。

食べ物の好き嫌いといったレベルではなく、「野菜全般が食べられない」「魚を全く食べない」といった激しさや、「お米はコシヒカリしか食べない」といったこだわりを見せることが多いのが特徴のよう。

私が聞いたことのある例では、「天ぷらの衣しか食べない」とか「うどんしか食べない」、「米と鮭しか食べない」など、「よ…よく生きてるね」と思わず言ってしまいそうなものもありました。

こういった食の偏りが起こるのには、いくつか理由が考えられます。

・あごや舌の機能が弱く、硬い食べ物などが苦手
・特定の食べ物へのこだわりが強く、好きなものばかり食べようとする
・1度食べて嫌な思いをした食品に対して、その記憶をずっと引きずる
・感覚過敏のため、苦手なにおいや味、舌触りを避ける


見た目に影響される例もあるらしく、息子が幼い時には好きなゼリーのパッケージが変更になっただけで食べなくなるといったことも起こりました。

息子が1〜3歳の頃は食べるものが限られているだけでなく小食だったので、なかなか体重が増えませんでした。

1歳半の頃のお昼ご飯は、「幼児用のせんべい3袋を砕いてお湯に溶かしたもの(1袋あたり3グラム強)」でしたからね。

私より私の親の方がこれには神経質になって、30分以上幼児用の椅子(自分では下りられない)に座らせて叱りながら食べさせようとしていた時期もありました。

しかしながらどんなに叱っても食べないわけで、私の親はストレスで胃が痛くなり息子は泣き過ぎて元気がなくなり。

「とりあえず生きていればいいから、好きなものを食べさせよう」と考えると少し気が楽になりました。

それでも心配だったので、療育センターに通い出して栄養士さんに直接相談できる機会ができるといろいろ聞き出していた私。

まず言われたのは、「食べ物の好みは成長とともに変わるから無理をする必要はない」ということ。

「でも、それだと栄養面が…」と食い下がる私に、栄養士さんは優しくいろいろと教えてくれました。

そのことを踏まえたうえで、現在我が家でやっていることを書いてみます。


【野菜を食べさせるために】

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息子は、生の野菜を全く食べません。

大きなかたまりの野菜も嫌がり、しっかり形がある状態で食べられる野菜はサツマイモだけ。

生のトマトには見向きもしませんが、なぜかケチャップやトマトソースは大好きです。

そのため、野菜はとにかく細かくしてカレーやシチュー、グラタンなどに入れる、という方法をとりました。

栄養士さんによると「好きなものに混ぜると食べる」ということでしたが、確かにその通りなのです。

割と最近になって分かったのが、「ギョウザなら野菜の分量が多くても気付かない」ということ。

なので普段は全く食べないキャベツやニラを、ギョウザ作りの際にはこれでもかと入れます。

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包むのは子ども達にやらせるので形がいつも変になるのですが、「自分で作った」という達成感が食べる意欲を上げるようです。

余裕がない時は、野菜ジュースに頼ります。

少し心配だったのは、ビタミンC。

生野菜は食べないし、市販のジュースは加熱処理されるのでビタミンCが壊れてしまうだろうし、と考えたわけですね。

栄養士さんに聞くと、「ジャガイモを食べさせるといいですよ」との答え。

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「何をおっしゃる」と思ったのですが、「ジャガイモは加熱してもビタミンC が壊れにくい」のだとか。

「サプリメントはダメですよね?」と聞くと、「最終的にはそれもありです」と。

なので、息子が風邪をひいた時に限り、お茶にビタミンCを混ぜたものをこっそり飲ませております。


【かたまり肉を食べない】

息子は、ひき肉と加工肉以外の肉を食べません。

薄切り肉や切り落とし肉、ステーキなどには見向きもしないのです。

これは、肉の味そのものより肉の繊維の舌触りを嫌っているのだと思われます。

よくあることだそうで、療育センターの給食では肉の苦手な子のために2度ひいた肉(なめらかになるらしい)を使っていると聞きました。

なので毎日息子のためにハンバーグなどのひき肉料理を作っている…と言いたいところですが、実際にはほとんど作りません。

まあ、たまには作るのですが、ハンバーグって手間がかかりますからね。

それに、肉を食べなくても魚をよく食べるので、タンパク質は足りていると思うのです。

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というわけで、ハンバーグを食べるのは外食の時や実家に遊びに行った時の楽しみということにしています。

食べさせないと確実に健康に支障が出るというわけではないのですから、こういった開き直りもありですよね。

あと、唐揚げならなぜか食べられるので、こちらは気が向いた時によく作っております。


【外食ストレスを減らす工夫】

偏食のあるお子さんのいるお母さんに話を聞くと、ほとんどの人が「外食が大変」と言います。

麺類ばかり食べる子、パンばかり食べる子の場合、主食に白いご飯しか出ない定食屋には行けません。

うちの息子は逆に、数年前はご飯ばかり食べる子でしたので、ラーメン店に入っても「ご飯は出せますか?」などと店員さんに確認していました。

とにかく出かける予定がある日は、行く場所の近くに息子が食べられるものを出す店があるかどうか、というリサーチが欠かせません。

大きくなるにしたがって少しずつ食べられるものが増えてきましたが、それでも外出の際には下調べ必須です。

一番うれしいのは、「ご飯が無料でおかわりできる定食屋」。

白いご飯とふりかけがあればいくらでも食べてくれる息子なので、ご飯をおかわりしても値段が変わらない店だと本当にありがたいのです。

反対に、ライスが出てくるのは最後の方になるコース料理は向いていません。

最近は息子がよく食べるため頼む料理の量が増え、その分食べられないおかずがたくさん残るようになるという悩みが(付け合わせをよく残します)。

親もそれを全て食べられるわけではないので、お店側に申し訳ない思いをすることもあり。

かといって親の分を取り分けるだけでは、全く足りません。

こういったストレスをなくすために思い付いたのが、バイキングの利用でした。

バイキングでは大人料金と子ども料金が分かれており、それを家族分支払えば家族それぞれが好きな物を取って食べられます。

先日、結婚記念日のディナーで利用してみました。

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(掲載許可有り)

取り分けを気にせず、好きなものが食べられるって快感。

息子はご飯の上にサバの塩焼きをのせた「サバ丼」を何杯もたいらげた後、味噌汁とわらび餅を食べてご機嫌でした。

また、子連れでママ友の会に参加する時は余計に気を遣います。

無理そうな会は潔くあきらめますが、療育センターのママ友とランチ会の時にはよくカラオケボックスを利用していました。

カラオケボックスの良いところは「持ち込み可」であることが多い点です。

題して、「店のものを食べないなら食べるものを持ってこよう作戦」。

以前千葉会の皆さんとカラオケボックスで集まった時も、私はお弁当持参でした。

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(掲載許可有り。右端に娘と息子が座っています)

「家の味を大切にする優しいお母さん」と思われたのか褒めて下さる方もいましたが、何のことはない、必要に迫られてのことなのです。


【健康に生きるために】

食べられているものが限られている分、日頃からその少ない食材でいかに健康的に生きられるかというチャレンジをしている気分でございます。

まず気にかけているのが、「精製度の低い食材を選ぶ」ということ。

砂糖は白砂糖ではなくきび砂糖や黒砂糖、塩はキッチンソルトではなく粗塩、米は白米に玄米を混ぜて炊く、食パンはライ麦パンか全粒粉パン、といった具合です。

これは「精製度が低い食材の方がビタミンやミネラルが残っている」と聞いたから。

加工品を買う時は、添加物が少なめのものを選ぶようにもしています。

添加物がすぐに体に悪さをするわけではないのは分かっていますが、添加物を体の外に出す時に大事な栄養素を消費してしまうと聞いたことがあり。

摂取できる栄養素が限られているのなら、無駄遣いさせたくないという親心なのです。

市販の甘いお菓子も極力食べさせず、おやつにはきな粉餅や焼き芋、手作りのバナナケーキなどを食べさせています。

時には、肉まんやグラタンなどがおやつになる時も。

もはや、おやつと言っていいのか分かりませんが…。

どうしても炭水化物を多く摂ってしまいがちなので、うどんの時はめんつゆにトマトジュースを混ぜたものを出汁にしたり(味に深みが出ます)、やきそばに青のりを振りかけたりと少しでもビタミンやミネラルを含む食材を加えるよう気をつけています。

こんな地道な努力のおかげか、息子の髪の毛はつやつやで血色も良く不健康そうな様子は感じられません。

何より、ほぼ毎日感心するほど立派な便が出るので安心。

快便→腸内環境が良い→食べているものが体に合っている、という思考回路です。

きっと、納豆やチーズやみそ汁などの発酵食品を積極的に摂らせているのも関係しているのだろうと考えております。


【今日の4コマ 〜毎日たくさん〜】

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昨日まで食べていたものをある日突然食べなくなるというミステリーが、時々起こります。


気が向いたら、明日も読みにいらしてください。










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コメント(2)
acoさん、コメントありがとうございます。

息子は市販のお菓子をほとんど食べてくれなくて。せんべいやゼリーは大丈夫なのですが、クッキーやスナック菓子はなかなか…。
なので、補食と考えればいいかという開き直りで、ほとんど普段のおかずや主食と同じものになっていますw

バナナケーキ、手軽でいいですよね。時間がない時はチーズとかもすぐ出せて楽です。味噌付きおにぎりおいしそうですね。息子は、なぜか具なしの味噌汁を飲むのが大好きです。

acoさんのブログ読みました。紹介してくれて嬉しいです。
療育センターの先生に、「無理に食べさせると食事が苦痛になってしまいます」と言われたのを思い出しました。栄養も大切ですけど、食事は本来楽しいものというのも忘れないようにしたいですね^^
danngoさんの家のおやつは 正しい補食ですね!
乳児期「おやつは栄養を補うものですから お菓子ではなく チーズ入りのおにぎりや野菜ジュースの寒天ゼリー、果物入りのヨーグルトがおススメです」と言われたことを思い出しました。

すっかり忘れてお菓子に頼っていましたが
久しぶりにバナナケーキを焼こうかな。
うちの子はみそ付の焼きおにぎりも好きです。


ちょうど子どもの偏食に悩んで ブログを書いている途中だったので 今日のdailyを見て肩の力が抜けました。
ちゃんと元気だし 無理に食べさせるより 食べられるもので楽しい食事をさせようと思います(^^)

aco