今週のDaily サンキュ を担当させていただいている、ひとみずきと申します。
最終日の今日は、「For tidying up the rooms...」がテーマです。
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「For tidying up the rooms...」
=部屋をきれいに整えるために、すべきこと。
我が家なりの収納や掃除について
書かせていただけたら…と思います。
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初回で書いたように、我が家は築30年超の中古住宅。
家の性能を最重要視してリフォームを行ったため、
費用のかかる間取り変更は最小限。
そのため、収納も非常に少ないです。
まずは、収納のお話を。
玄関あけて、正面のドア。
我が家の数少ない収納のひとつ。
1階のちょうど真ん中にあり、どこから来ても通る場所。
日用品のすべてを収納。
ここに入るだけの日用品を購入して収納。
(次男が触って危険な工具類は、
あえて取りにくい奥側や、高い位置へ。)
例えば、洗濯洗剤の予備は、本来は洗面所に収納をした方が
よいのかもしれませんが、
そうすると、買い出しの時に、
「〇〇があったかどうかは、ここを確認。××はここを確認」
と、在庫確認のために、家中の収納場所を
チェックすることになりかねない。
それって、意外と手間。
使用している容器が空になったら、
ここに取りに来る(その方が無駄な動きが少ない)。
ここに在庫がなければ、新たに買い足しが必要と、
一目でチェックできます。
少ないもので暮らす生活に憧れ、
「予備を持たない」ことも一時期試みたのですが、
無くなって、すぐに買いに行くことは、我が家にはかなり大変。
仕事の日は、どんなに急いでも帰宅は17時を回るのに、
買い物に寄っていたのではさらに遅くなるし、
幼児2人を連れての買い物は、いつも修行の域。(-_-)
災害時のためにも、ほとんどの日用品に関しては
最低限プラス1 をキープしています。
ただ、必要量以上の予備は、むしろ「快適空間」に物が侵入してしまい、
物が、「必要なもの」でなく「邪魔なもの」になってしまう…
それが、私がたどりついた結論です。
「安いから」と買いだめしたがゆえ、
部屋が快適空間でなくなってしまっていませんか?
あるいは、持たない生活を実践しているがゆえに、
予想外になくなって、慌てることが多くなっていませんか?
予備を持ちすぎて、家中にあふれかえっているのは、
適正量ではない。
あるいは、なくて慌てることが多いのなら、
それも自分にとっての適正量ではない。
予備は1つでなくても2つ以上あったっていい。
ただ、ちゃんと収納できて管理できる量に。
当たり前のことですが、それが一番大切だと思っています。
2階には、寝室に、押し入れ2間分の収納しかありません。
そこへ、夫婦二人のオールシーズンの洋服や、
スノーボードや水着など季節のウエア、
また、夫の制服(4種類有り!)なども納めています。
少ない収納スペースだからこそ、洋服も少数精鋭で。
ハンガーの数を決め、それにかかるだけ。
また、基本的にはほとんどすべての洋服をハンガー収納に。
(下着や、伸びる恐れのあるセーターなどのトップス以外)
ハンガーが足りなくなれば、買い足すのではなく、一つ処分を。
ハンガー収納にすることで、たたむ手間も省けます。
具体的には、
夏:10着 冬:10着 フリーシーズン:10着
と30着以内を基本にしています。
長くなりそうなので、こちらはまた、
別の機会にご紹介できれば…と思います。
我が家の収納はこれが全てです。
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次は、我が家の収納法について…。
年長の長男。
来春には小学生になります。
小学生になってから、「あれもこれも自分で」というのは、
ただでさえ慣れない環境に身を置くようになるのに、
精神的にも負担が多い。
だから、今のうちに、「自分でしてほしい」ことは
少しずつ身に着けてほしい。
キッチンの引き出し。
長男が食べる飴やふりかけ、牛乳に入れるポーションコーヒーなどを、
あえてひらがなで容器に記入して、自分でとれるように。
ちょうど反対側の引き出しには、
息子が朝食時や、おやつの時間に使用する、
IKEAのプラスチック容器を。
(長男が取れる高さの引き出しに)
ストローを入れているのは、サランラップの箱を切ったもの。
ちょうど、陶器の食器とプラスチック容器を分ける役目にも。
毎日、お弁当に、歯ブラシ&コップ、お皿、おしぼりと、
持っていくものが多い幼稚園。
レンジの上のかご。
年長になってから、毎日帰宅後には、自分でカバンから出して、
ここに入れるように、親子で決めました。
ここに入れていなければ、母ちゃん、洗わない。
朝も洗ったものを、私がここに入れて、
長男は自分で巾着に入れてからカバンにしまう。
毎日使うおしぼりやガーゼハンカチだから、
洗面所ではなくキッチンへ収納。
(左長男用。右次男用。)
長男が、少しでもやりやすいように、今も試行錯誤中です。
それでも、自分でできるように教えているからか、
年中のころから、
家事に興味を持ち、
お米を洗ったり、食器を洗った後に流しを洗うことまで覚えた長男。
興味を持っているときに、
少しでも多く生活力を身につけさせたいと思っています。
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長くなりましたが、最後に、掃除と家事動線の話も少し。
日用品をストックしている、前出の納戸。
こちらは、ちょうど1階リビングとダイニングキッチンの
真ん中にあるため、掃除用品もここに。
壁のへこみを利用して、ひっかけ収納。
子どもの食べこぼしなど、すぐに拭きたいときもさっととれる位置。
だけれども、掃除道具すべてを、ここにまとめてはいません。
必ず水と一緒に使う、ぞうきんとバケツ。
こちらは、洗面台下の収納へ。
同じ「掃除道具」だからとひとまとめにするのではなく、
「必ず一緒に使うもの」の近くへ収納すれば、少しの手間でも省けます。
掃除がしやすいように、メラミンスポンジを、
洗面所やお手洗いなど、各場所に。
次男の食べこぼし対策に、
椅子の下に新聞紙。
これなら、食後に新聞紙を捨てればいいだけ。
冷蔵庫にも、
広告を敷いて。
これは、冷蔵庫の上にも敷いています。
おむつのごみ箱は洗面所手前のここへ。
次男のおむつの交換後は、必ず手洗いのため洗面所へ行くので、
その手前にゴミ箱があれば、必ず通る。
また、部屋に置いておくとにおいもこもってしまいがち。
(ちなみに、こちらの籐ラックには、
子どもたちのオンシーズンの洋服を。
長男は自分でとれるように下段2つ、
次男のものを上段2つに。
通園バッグも、子ども自身でここに出し入れしています。)
忙しい毎日だからこそ、
簡単にきれいをキープできるように、
少ない家事動線にして、
「わざわざ動くのが面倒…」
と、ついつい出しっぱなしにならないように。
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1.我が家の適正量を見極めること
2.動線を考えて、物を配置すること
本当に本当に、基本の「き」で申し訳ないのですが、
これが、私の
「忙しくても、すっきりを維持できる最低限かつ最大限の方法」
です。
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私は、幼少期からインテリアが好きで、
他の子がお姫様を描いている傍らで、
自分で考えた家の間取り図を描くような子どもでした(笑)。
建築家が夢でしたが、あまりの理数系のできなさに断念(涙)。
自分たちの家を建てるときは、建築家に頼んで素敵な家にしたい!
という希望も、
夫を取り巻く環境など、様々な事情で難しく、
結局、中古住宅の購入となりました。
正直、今でも、100%満足しているわけではなく、
おしゃれな住宅がうらやましく思うこともある。
それでも、大掛かりなリフォームを決断してくれた夫には
深く感謝しているし、
母親が忙しいがゆえ、小さいうちから、自分のことをは自分でして、
お手伝いもして…、
子どもたちにも、感謝感謝の日々です。
素敵なインテリアとは、単に家を着飾ることではなく、
家族の誰もが快適に過ごせて、
家族の誰もが家事を気持ちよくできる家。
家のなかのことをするのは、女性=妻・母親が多く、
ついつい、自分だけの好み、
自分だけがわかっていればいい、
そうなりがちですが、
それでは、家族にとっての快適な家ではないように思います。
家族の意見に耳を傾け、
誰もが快適な家であれば、
自然と片付く。
家が整っていれば、インテリアも映える。
そういうものだと思います。
最後になりましたが、
インテリアのプロでも収納のプロでもなく、
ただ好きなだけ。
ちゃんと学んだわけでもなく、
人を引き付けられるような文章能力も写真技術もなく、
稚拙なブログにもかかわらず、ご高覧くださった方に
深く御礼申し上げます。
また、なかなか更新できないにもかかわらず、
今回、このような身に余る機会を下さった編集部の皆様にも、
重ねて深く御礼申し上げます。
今後は、また、月に8〜10回程度の更新になるかと思いますが、
今回、こうやって書かせていただいて、
書きたいことがたくさんみつかりました。
元ブログの方も、覗いてくだされば幸いです。
皆様、本当にありがとうございました!