2019/06/21 10:00
こんにちは!

今週のDaily サンキュ!はカラッと晴れるフランスからお届け♡

フランス在住ブロガー渋谷圭子が担当させて頂きます。

普段のブログはコチラです。
https://39.benesse.ne.jp/blog/1714/

 



5日間に渡り、

『海外暮らしのそこんとこ』

をテーマに、海外での暮らしの普段見えない部分をお届けさせて頂きます。
お付き合い、どうぞよろしくお願いします。

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はじめましての方、どうぞ月曜の記事から読んでいただけるとうれしいです。

***

アメリカで3人の子供を産み、1年前に6歳、4歳、2歳をつれてフランスへ渡った際は本当にカオス過ぎて頭がおかしくなるかと思いました。
引越しが決まってから、2ヶ月での移動だったもので。

物理的な移動もそうですが、英語圏からフランス語圏への移動。
正直不安がたくさんでした。

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↑親の苦労、子知らず。クロワッサンに夢中!
「フランスに引っ越すことになったよ!フランスで何したい?」→「クロワッサンが食べたいー!」


わが家の夫はアイルランド出身ですが、フランス語圏で幼いころから17年も過ごしたので、夫自身は英語が母語、フランス語も流暢なまさにバイリンガル。

いっぽう私は島国ニッポン育ち。

英語は話せるけど、フランスに引っ越すつもりなんてまったくなかったから、ボンジュールしかわからず。。。
(あー、だからなんでフラ語もっと頑張らなかったの!)


今日はそんな私たち一家のバイリンガル・トリリンガル教育についてのお話。

一番初めに、はっきり言いましょう。

子供をバイリンガルに育てる上で、一番大事なこと。それは、

「親の意思」

だと思っています。

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親が子供に「バイリンガルになってもらいたい」という意思がなければ子供が自然とバイリンガルになることはとても難しいんです。

もしバイリンガルに子供を育てたいのであれば、心を強く持って頑張ってください!

そうでない方にはあまり興味がない話題かもしれませんが、

「へー、そいういうことをするのね」

とさらっと読んでいただき、フランスの美しい景色をお楽しみください。

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(本日の写真は全然関係ないけどボジョレー地方をメインにお届け♡金曜ですし気分は小旅行!)


わが家の子供たちは3人全員アメリカ生まれ。

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なので、基本的には英語が母語で、日本語が第二言語、と言った具合。
そして国際結婚カップルなので、子供たちとは父とは英語、母とは日本語で話しています。

(読者の皆様とはおそらく反対方向のバイリンガル教育かつ、日本語同士のカップルとはかなり事情が異なるかな・・・。)


夫がもともとフランス語圏で生活をしながらアイルランド人の両親から英語を母語として習得した性質上、夫は子供は絶対にバイリンガルでなければならない、というベースがわが家にはありました。

その一歩として子供が生まれてから一番はじめにしたことは

『本と歌をたくさん用意する。』

ということ。

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↑青いバーバパパとくだものさんは長男が0歳のときにかったもの。8年選手。


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↑この人のおかげで母親業、おかげさまで8年目です。
違います、その怪しげな甲冑かぶった人のおかげじゃないですよ、右の小さいほうです。笑

私は英語の手遊び歌などはもちろん、日本語の手遊び歌もあまり明るくないので、日本から本を送ってもらいました。
その際に、音の出る絵本、歌の絵本はとても役立ちましたね。

外国の本を取り寄せるのはなかなか難しいけれど、最初は数冊でもかまわないと思います。
とにかく、外国語をみて、音を聞くこと。
そして1冊でも何度も繰り返して親しむところからはじめる。
そのうち、子供にその音の持つリズムが必ず身についてくるはずです。

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↑お気に入りの英語の本たち。


そして、その次にすることは、

言語を使う環境を整える。』
ということ。


私の場合は、子供たちに日本語で遊ぶ環境を持ってほしくて、地域に日本人ママさん同士のプレイグループがあればそこへ足しげく通い、子供たちが日本語で遊ぶようにしました。

アメリカにいた最後の3年ほどは、自分でプレイグループを運営し、そこでもやはり本の読み聞かせと手遊び歌を中心に。
通ってくれた子供たちの年齢はだいたい1歳から5歳くらい。

そのころの子供たちの脳は本当にスポンジのようだからいろんな刺激を与えてあげればあげるほど、育つと私は思っています。

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それから、アメリカには『日本語補習学校』という日本人家族向けの学校があり、3〜4歳ごろにはそこで、やはり本読みや手遊び、そしてひらがなの読み書きを教えてもらいました。


日本でも最近首都圏には英語の学童のようなところが増えていると聞きました。
そういったところで幼少期に週一度でも通わせるのはとても効果があるだろうなと思っています。


そして、最後に。
これは親が、母語ではない言語を教える場合、私の場合は第3言語のフランス語を子供に習得してもらいたい今の状況、でのことですが、

『親が習得言語に自信を持つ。』

ということ。

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↑親子でフランス語猛勉強中!死活問題ですからねッ!


フランスへ引っ越してからは、英語、日本語に加え、フランス語の習得も加わりました。

上記のとおり、フランス語の習得にも『本、手遊び歌』『フランス語の学校に通わせる』と言ったことを同じようにしていました。

一番上の息子、当時6歳は歌から覚え、そこからフランス語へ親しんでいきました。


二番目の娘、当時4歳は毎日フランス語の現地校へ通い、友達と遊ぶ環境の中で数ヶ月のうちにみるみるフランス語がかなり上達しました。

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そして、3人のうち一番下の当時2歳児は、保育園に週に2度通っていて、そこでは英語を話せる先生がいませんでした。
最初はフランス語がわからず不安だったのか、保育園に通うのはいやがり、しばらくしてなれてきたかと思っても、なぜかフランス語を話しません。

保育園でどうやってすごしてるのかと問えば、先生たちは英語を話せはしないものの、理解はできるようで、先生たちは息子へフランス語で話しかけ、息子は英語で返すというコミュニケーションをしていたようなんです。


そして、2ヶ月ほど前。
私もやっとフランス語が上達してきたある日のこと。

朝、登園した際に、いつものように今日の調子はどうですか?と聞かれました。

「息子がトイレトレーニングを始めたんですよ。まだうんちは難しいけど、自分でトイレでおしっこができるようになって。」

「あら、それは大ニュースね!赤ちゃんからおにいちゃんに成長かしら?学校ではいやがってたんだけど。」

「そうですね、最初は嫌がってたんだけど、ちょっとずつ。なので、学校ではトイレに行くかいかないかわからないけれど、とりあえずお伝えしておこうと思って。もし興味があったらさせてみてください」

とまぁ、こんな感じの私としてはかなり長い会話をフランス語で話してました。

息子は近からず、遠からずの場所で遊んでいました。

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↑これくらいの距離感。笑


その日を境に、息子が先生やクラスメイトたちにフランス語で話をするようになってきたのです。
まだまだたどたどしいものの、今まではわかっていても絶対にフランス語を話そうとしなかったのに。

それは私は二つの『自信』が重なったためだと思っています。

まずは本人が「おにいちゃん」トイレを使えるようになった自信。

そしてもうひとつは『親の言語に対する自信』。

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親が子供の前で間違いを恐れてその言語を使おうとしない場合、やはり子供はその姿を見ているんじゃないかなと感じたんです。

まだまだ私のフランス語はつたないのですが、息子は私がフランス語で会話しているのをみて

「へぇ、フランス語っていうのはめちゃくちゃでも使うものなのか」

と感じたのだと私は思っています。
(実際、フランス語を話さない息子もきっとフランス語能力は私より高いはず。なにせスポンジだから!)


・・・えーと、私のただの気のせいですかねぇ?汗

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↑まぁ、とりあえず美しい景色でも見て気分転換・・・。


でもやっぱり子供は親の背中をみて育つ、って言うし、親ができないものを子供に押し付けるっていうのはなかなか難しいことだと私はいつも思っているんです。


だから、

「子供にフランス語を習得してほしいならまず、自分が習得してる姿を見せなければいけない。」

そう思って、私自身は週に3度ほどフランス語のレッスン中。
(元インターハイ&国体出場チームでバスケをしていたからかやはりここもメンタルが体育会系で「なせばなる!35歳超えても言語は習得できる!」と思って日々精進中。笑)


なので、もし日本で英語を学ばせたいと思っている親御さんがいらっしゃたら、ぜひご自身がお子さんの前で(間違ってもいいから)自信を持って使ってみたらいいんじゃないかな?

と思っています。


世界は広い、いろんな人がいる。
英語がすごくへたくそなのにそれで海外で生活してるひともたーくさんいる。

それでも通じちゃう!

私みたいな超へっぴりなフランス語だって全然通じちゃうんですッ!!
けっこう言語がへたくそでもどうにかなっちゃうものですよッ!


それでも、間違えてもいい。そんな姿を子に見せてあげる、それも親の役目かな、なんて。

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海外で暮らして色んな価値観を見てきたから。
それぞれ異なった価値観がある。

もしかして他の人とは全然違うかもしれない。

でもそれが自分の信じるものならそれでいいんじゃない?

世界は広い100人100色。

そんな風に思わせてくれた海外生活に今では感謝。
今まで大変なこともたくさんあったけど、それも人生の糧。

これからも世界のどこかでのんびりと自分のやり方で子育てに邁進していくつもりです。

あまりお役に立たないわが家のバイリンガル教育論かもしれませんが、これからの時代絶対に外国語は必須。
ぜひともお子さんが新しい言語を学ぶ際には、一緒になって背中をおしてあげてください!

というのが海外で苦労をしてる私からの切なるお願いです。

子育てに楽はないですが、世界のそっちとこっちで一緒にがんばりましょう♡


***


そんなわけで最終日は子育て編でした。


5日間お付き合いいただきありがとうございます。
少しでも海外暮らしのアレコレを身近に感じて頂けたとしたらとても嬉しいです!


海外での日常を普段のブログで、のんびり更新しておりますので、のぞきに来ていただけますと幸いです。

普段のブログ↓

そして、最後にこんな素敵な機会をいただきましたサンキュ編集部のみなさま、本当にありがとうございます!

Merci beaucoup! À bientôt!


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2019/06/20 10:00
こんにちは!

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5日間に渡り、

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はじめましての方、どうぞ月曜の記事から読んでいただけるとうれしいです。

***

海外での暮らしというと皆さんの中ではどんなイメージを持たれますか?

外国人はイエス・ノーがはっきりしてる?
週末はパーティばかり?
仕事は時間外にはしない?
オシャレで可愛い雑貨が多い?
治安が悪い、銃社会とか?

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どれもイエスでどれもノー。


海外で暮らしてみて、

「日本で生活してた時よりももっと色んな人がいるんだなぁ。世界って広い。」

と感じるように。


日本は協調性を重んじる部分が強いけど、海外では一人ひとりの個性が大事。
だから、もちろんステレオタイプの人もいれば、典型的に知られる国民性からかけ離れた性格の人も。


たとえば、私アメリカ人はみんな意見がはっきりしてるんだと思ってました。

よく学校で英語を習ったときも、英語には敬語がないとか、イエスとノー以外のグレーゾーンな表現は教えてもらえなかったような気が・・・。

でも実際に暮らしてみたら、

「アメリカ人て意外と丁寧で遠まわしな表現をする人が多いんだなぁ」

と。


フランスで暮らし始めてからは、

「今まで気づかなかったけどアメリカ人は日本人ほどではないにしろ仕事中毒で仕事にまじめな人が多いなぁ。
(フランス人は休むことばっかりだなぁ。の裏返し。笑)」


などと。


色んな気づきがありました。


今日はそんな私の経験の中から、日本では『あるある』だけど西洋文化の中では気をつけたいポイントや、外国の方を家に招く際のちょっとしたコツなどをご紹介出来ればと思ってます。


まずはホームパーティへお呼ばれしてもらったときの日本人が一番気をつけなきゃいけないこと!

それは、ずばり

『お招きされた時間ぴったりに到着すること!』

です。

「えー、もちろんそうですよー、5分前には到着しなきゃいけないでしょー!」


と思ったそこのアナタ。


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残念なお知らせが・・・!

西洋文化のお国では二度とホームパーティに呼んでもらえないかもしれません。笑


パーティーをホストする側は家のお掃除や、料理の準備などで大忙し。
そんなてんやわんやで、準備が遅れることはあっても、時間前に終わることはない。

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なので、どんなに少なくとも5分は遅れていくこと。
少人数のパーティなら15分くらいまでの遅刻はまったく持って許容範囲。

大人数なら、30分〜1時間も特に問題なし。
というわけで、日本人が得意とする『時間通り』は西洋では逆にマナー違反にあたるわけなんです。

いつも遅刻ぎりぎりの人には大変おおらかでありがたい文化です。笑
これを知らないと日本人としては「まだこない、まだこない」とやきもきしてしまいますかね。



そして、会社でのクリスマスパーティなどに夫婦で招かれた際。

社交などで気をつけたいのが『謙遜』。

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↑リヨン、オペラ座から市庁舎の眺め

日本人では美徳とされる『謙遜』。

 

海外でももちろん多少の控えめさはあります。えぇ、多少です。笑

ただし!条件付きです!

 

『へり下るのは自分のことに限る。』

これすっごく大事!

 


子供のことはもちろん、特に夫のことを代弁してへり下ることはできないのです。

 

なので社交の際に夫の同僚、特に上司に会った時には、


「うちの夫は、ほんとに家事もできないダメ男で

(なんていう方がいるのかわかりませんが。たとえばの話。)

 



などというのはご法度。


「この人は会社では家族を大事にできない人間なのか」

 


などと思われることも。


なので、海外であまり親しくない間柄、特に初対面の方にははなるべく家族のいいところを話してあげる、というのがとても重要。


日本では美徳とされ、大事にされている、

『時間厳守』と『謙遜』

どちらも場合によっては悪く取られてしまうなんて。
ところ変われば、受け方も変わる。

価値観というのは場所によってずいぶん違うものなんだなぁと驚きを通り越して感心してしまいます。


そして、逆に家へ招いておもてなしをする際。

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「日本が好き!」といってくださる方の場合には日本食を作ってあげるのがもちろん一番うれしいこと。

でも会社の同僚を数人招いたりする際には、ベジタリアンがいたり、食物アレルギーがあったり、好き嫌いが激しかったり、和食は好きだけど豆腐やもちの食感は嫌い、とか・・・

とかとか・・・
その他注文の数々・・・

本当に、みなさん個性を尊重されて育ってきた方が多いから、本当に困るッ!

「とりあえず、食べてみる」とか、
あまり好みじゃなくても社交辞令で「おいしい」と言う、

という習慣はないんですかねッ!?
ないんですねーッ!!驚

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↑てんぷらはかなり受けがいい。
揚げ物はどこの国にもあるし、シンプルだし食材の種類も豊富。それに日本っぽい!


そんなわけで8年海外で暮らしてみて、私が献立を作る際の目安はシンプルだけどこんなこと。


前菜)野菜だけの料理&サラダ
メイン)お肉料理&根菜類のロースト
デザート)甘ければなんでもいい。笑

を中心にメニューをたてる。そして、


おしょうゆ味、みそ味、お酢味、にんにくしょうゆ味、など味付けに変化をつける

ということ。

人によって食べたいもの、食べられないものがばらばらなのですが、最近はベジタリアンやグルテンフリーなども加わりすごく全員を満足させるのは至難の業。


ですので、『全員がすべてに満足すること』を目標とせず、

今日のお料理で『2〜3品好きなものがあって、それでとりあえずおなか一杯になってもらう』

のが私の最近の目標です。

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↑スティック野菜やサラダ、果物類は、アレルギーが少なく食べる側もわかりやすいので、大勢の時にはとりあえず用意!

それをおさえたらあとは、わりとなんでもいいかなって。
だって、数日前にご紹介したとおり、和食の材料は揃わないし、薄切り肉は売ってないし、そんなにがんばって無理したらはげちゃうよ〜。

あー、干物を出すのだけは『お箸vsカトラリー戦争』が勃発しかねないので
やめたほうがいいかもですけどね!笑
「喧嘩うっとんのか〜!」と。

(話がわからない方は二つ前の記事へGO!)

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↑ある日の我が家のホームパーティ。ここに写ってる全員国籍が違う・・・


ようは、みんなが片意地をはらず、楽しい時間を過ごせればよくて、ちょこっとのポイントさえ抑えれば、なんでもいいんじゃないかな!


っていうわりと大雑把な、それも「おなかいっぱいになればいい」なんていう私の意見は、体育会系過ぎますかねッ!汗


でも、やっぱり先にお伝えしたとおり、世界は広くて、いろんな人がいる。


みんな違って、みんないい。

海外住み始めのころはいろんなことを気にしていたけれど、
8年たった今、私の家 Chez Moi にくるときはみんなわたしのやり方を楽しんだらいいじゃない!


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と大きな気持ちで構えられるようになったのも海外で暮らしならではかもしれませんね。

いつか海外の方をおもてなしされる際、そしてお呼ばれされる際の参考になれば幸いです♡

***


そんなわけで社交・おもてなし編でした。


お付き合いいただきありがとうございます。


明日は最終日です。
最後までどうぞお付き合いくださいませ♡

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2019/06/19 10:00
こんにちは!

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はじめましての方、どうぞ月曜の記事から読んでいただけるとうれしいです。

***


フランスに住み始めてもうすぐ1年。


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英文学を専攻していた私は、英語はだいぶ話せますが、フランス語はさっぱり。

といっても、一応大学の第二外国語の授業で2年学習しギリギリ単位はもらったもののいまさらながら、

「ちゃんとやっとけばよかったな」

…と後悔。

誰がフランスに引っ越すなんて予想できた!?
人生何が起こるかわからないものです。


今日はほぼ一年がたちやっと馴染んできた私の自宅アパートのことを中心に住宅編でお届けします。


私が住んでいる街リヨンは、パリ、マルセイユにつぐフランスの大きな都市です。
といっても東京で育った私には、メトロが4路線、バスやトラムを中心とした交通網で郊外までいけることを考えればかなりこじんまりした住みやすい街。


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リヨンの街の最大の特徴は町の中心部全体が世界遺産登録されていること。
旧市街とリヨン1区、2区を中心に2キロ四方のエリアが世界遺産なのです。

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それだけあって、街中どこを歩いていてもとても美しい!
パリの豪華絢爛さやイタリアのようなゴテゴテした装飾はないけれど、全体的に均整がとれていて、16世紀ごろから19世紀ごろまでの建築が混ざり合う様子がまるで歴史書のなかにいるようで、いつも夢のようだなと思って街を歩いています。

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↑リヨンの旧市街の街並み

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↑色使いが素敵すぎるカフェ

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↑ソーヌ川と旧市街

現在は街中のアパートメントに住んでいます。
日本語でアパートというと、とある歌謡曲の川沿いにある四畳半なイメージですが(古すぎて若い読者さんには伝わらない!?)
いわゆるマンションのような5-6階立ての集合住宅という感じをイメージしていただけるとわかりやすいと思います。

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地震大国の日本と違い、建物と建物が接しているのがヨーロッパ流アパートメント建築の特徴で、初めてそういう建物を見たときは衝撃的過ぎてよく理解できませんでした。

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住み始めてみると、これまた驚くことがたくさんあるんです…


私が住んでるアパートはリヨン市内としてはかなり広いほうで200平米と少し。


いわゆる5LDKの物件。
私は実際に下見にいけなかったので夫の出張の際にテレビ電話でつないでもらってここにすることに決めました。

決め手はこの美しいアーチの引き戸。

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そして天井の高さ。

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↑天井の高さは4m越え。廊下の長さは15m以上。


まず驚いたのはリース契約の長さが『6年』ということ。
日本だと私が以前借りてた物件は2年。
アメリカでは12ヶ月前後。

「6年!?6年先まで絶対住み続けないといけない!?」

と最初は驚愕しました。
でもどうやら確認したところ、

「6年住む権利はあるけど、退去したくなったら1ヶ月前に伝えれば違約金なしで契約解除できる」

という制度だそう。

「な、なんだか変わった制度ですね、、」

としか言えません。笑

ちなみにフランスの賃貸契約は昔から3、6、9年というのが一般的だそうです。

アメリカの1年ごとの更新の場合は毎年家賃がぐんと上がるのでそのたびに引越しをして、落ち着く暇がなかったので今となっては

「6年賃貸も悪くない。」

と思ってます。

そしてもう一つ住み始めてみたら、どうにも気になることが。。。

出入り口の外の玄関。

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開いてる方がうちの玄関なんですが。

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左手の玄関の裏もうちのアパート。
なのにそこにあるのはただのクローゼットで向こう側からは玄関の影は微塵もない。。。


そしてもう一つ。

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玄関っぽいものが家の正面玄関と真反対に位置する場所にあるんです。

「え、、、この扉、開かずの扉?」

すごく頑丈な鍵が4つもかかってて、扉の向こうはシーンと静まり返ってる。

引っ越して2ヶ月くらいは怖くて放置してたんです。

そしたらなんと!

子供を通じて知り合った日本人の方が、

「うち、隣の建物に住んでるよ〜。4階なの。」

と。

え、4階ってうちと同じ。しかも隣の建物ってことは…

と思い恐る恐る扉の鍵を開けてみました。

すると、

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開きました!そして向こう側には日本人家族が住んでいる偶然。

いやー、開かずの扉なんて何のホラーかと思ったけど、違ったのね!

そこでふと湧く疑問。
なんで玄関2つある??

いえ、外から数えたらむしろ3つ?

至った回答は…

な、なんと!
広々アパートはもともと1戸でこの広さではなくアパートの壁をぶちぬいて広く改築した模様。

それも2戸ではなく・・・3戸。


「ひょえー!そんなことあるの!?すごいなー。」

とアパートの壁をぶち抜いて改築してたその発想に驚いたのですが、まだまだ甘かったです。


なんと3戸目のアパートは建物自体が別だったのにその分厚い壁もぶち抜かれたようなんです。

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↑廊下の向こう側の方に丸くアーチ型になっている部分。
そこが元は建物同士の壁があった部分をぶち抜いた部分です…

建築法とか耐震性とかそういうの、関係ないのかな。。ちょっと心配。

もうそれは考えると怖いから知らなかったことにしよう。。

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↑床はパルケフロアという伝統的なスタイルでフランス人はこの床が大好き!
物件の検索条件に「パルケフロア」という項目がある。


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こういう建物と建物の中で繋がってる部屋があるのかと思うとちょっと面白い。


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この黄色だったりピンクだったりする旧市街の建物は16世紀、17世紀に建てられたものが多い。

まさかの築300年越え。激しく古いです。
こんな建物がごろごろ残ってるなんて日本じゃ考えられない。

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でもだからこそ世界遺産に登録されてこの先もずっと保護されていくんですね。




そして家の中もご紹介。

いつの時代に今の広いレイアウトになったのかはわかりませんが、私たちの住む建物は1850年ごろの建物だそうです。

だから家の装飾の数々がアンティーク!

内装がその当時からずっとあるものかはわかりませんが、それでもかなりの年代ものだということはスタイルから想像がつきます。

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細かい装飾の施された大理石のマントル(暖炉の枠)。


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シャンデリアを吊るす天井の装飾。

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建物内部の階段。
鋳物の細工が美しい。


そうかと思えばキッチンはかなりきれいに改装されています。

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こちらに住む日本人の一人の友人は

「絶対に古い物件にはすみたくない」といいます。

理由は、

「大昔、偉い人たちが集まって悪巧みの会議に使ってそう。絶対だれかここで殺されたりしてるよー!」と。

うん、なんだかナポレオンが誰かに剣を突きつけてる姿が見えてきたよ。笑

すごいたて巻きロールのかつらかぶったおじさんたちがブランデー片手に円卓を囲んでるアレだよね。

うん、気持ちはわからないでもないな。
でもそんなこと言ってたらリヨンの街中に住む場所ぜんぜんないよね。

と大笑いしてしまいました♡


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↑入るのを戸惑うくらい素敵な玄関。


古きものを良きものとして大切に受け継いでいくフランスの文化。
何百年も続く歴史の1つになれるのは大変素敵なことかもしれません。

日本、特に私が生まれ育った東京は近代的な建物が立ち並び、それはそれで世界的にみてもすごいことだと思いますが、こうして古いものに愛着を感じるようになったのは海外に暮らし始めての私の大きな変化でもあります。

ぜひ世界遺産の街へいつか足を運んでみてください♡

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***

そんなわけでフランス住宅編でした。

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2019/06/18 10:00
こんにちは!

今週のDaily サンキュ!はカラッと晴れるフランスからお届け♡

フランス在住ブロガー渋谷圭子が担当させて頂きます。

普段のブログはコチラです。
https://39.benesse.ne.jp/blog/1714/

5日間に渡り、

『海外暮らしのそこんとこ』

をテーマに、海外での暮らしの普段見えない部分をお届けさせて頂きます。
お付き合い、どうぞよろしくお願いします。

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はじめましての方はどうぞ一つ前の記事から読んでいただけるとうれしいです。

***

今日はフランスから海外で暮らす際のお料理事情のお話を。


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↑知名度の低いサラダリヨネーゼ。美味しいですのよ。

〜箸の国ニッポンvsカトラリーの西洋〜


現在はフランスに住んでおりますが、結婚後まもなく日本を離れて海外で暮らすこととなったのはアイルランド人の夫の仕事の都合で、アメリカのノースカロライナという街でした。

もちろん家族もいなければ友達もいない。

ついでに言えば、

「ノースカロライナってどこ?」


はい。みなさんもきっと同じことを思った思います。
うん、そうなんです、ものすごく知名度の低い州です。

ただ元バスケ少女の私には、

マイケルジョーダンの出身大学とバスケの名門大学デューク大学がある。
子育てにはよさそうな自然の多いところだよ、と夫が出張に言った際に言っていた。

この二つで、「まぁ住んでみたらいいんじゃない?」と即決。

正直、全然想像がつきませんでした。
海外で暮らすってことがどんなことか。

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↑ノースカロライナの自然。


今思い返してみたら言ってあげたい。


「それはね、薄切り肉がないってことだよ!!」と。


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海外に暮らし始めて一番始めにぶつかる壁はやっぱり食事の事。


普通のスーパーに行くと、薄切り肉はほとんど売ってなくてしゃぶしゃぶ肉などもってのほか。

下手したらひき肉だって、牛の一択!


「なんでー!?」


と思ったことは数え切れません。



だってね、仕事をやめて夫について海外へ引っ越したばかりの家事のできない主婦1年生に豚汁も豚の生姜焼き豚シャブも作れなければ、餃子も焼肉もできないってかなり酷じゃない!?

ただ面白いもので、アメリカやフランスの普通のスーパーは薄切り肉がないけれど、外国人が多くすむエリアにはアジア系スーパーが存在してそういうところへ行けば冷凍の薄切り肉が売っていることが判明。


中国系や韓国系のスーパーでは薄切り肉は扱ってるんです。
「そうよね、プルコギや肉野菜炒めなど薄切り肉がないと使えないものね…」

そうしてしばらくして気づいたことが・・・


アジアでは薄切り肉があるのに、西洋にはない。
もとは同じお肉なのに。

こちらでみかけるお肉はかたまり肉だったり、ステーキみたいな大きなものだったり。

しかも日本だったら大きなお肉、たとえばとんかつなどは切って出てくるのに、こちらではそのままドーン!

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もしや・・・これは・・・

『おはしvsカトラリー戦争勃発!!』


お箸が主流の国ではおはしでつまめるサイズのお肉を調理して食べるのに対し、
ナイフとフォークを使う国では、自分のお皿で切って食べるのが主流。

そう考えてみるとしっくりくる。


カトラリーの西洋からの挑戦状@ラム肉
『これをお箸で食べよ!』


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「・・・できなくないけど結構ハードル高いッス!」


挑戦状Aミラノ風カツレツ
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「それは無理!参った!ナイフとフォークください!」

(こんな大きな肉、逆に日本じゃ買えないですよね。)




お箸の国日本からの挑戦状@ラーメン


『これをナイフとフォークで食べよ!』

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「うーん、確実にのびちゃうよね・・・。」



挑戦状A天ぷら定食

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「できないことはないけど、お塩つけたり天つゆにつけたりするのは結構めんどいです!
っていうかご飯茶碗の最後の米粒取れませんッ!おはし下さい!」



中立国↓笑
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「日本人的にはお箸で食べさせてほしいけど、あるのはナイフとフォークのみ!マイ箸持参しちゃう!?」



とまぁ、勝手にバトル仕立てにしてみましたが、そもそも習慣が違うからお肉の切り方も違うんだということにかなり最近になって気づきました。


気づいてみると、諦めがつくというか、海外の不便さになれるというか、
ある程度自分でどうにかできることは、自分でやってみるようになりました。

たとえば・・・

豚汁→ごろごろお肉の豚汁
豚のしょうが焼き→ロースト用のお肉をいったん冷凍したあと半解凍で自分でちょっと厚めにスライス
餃子→かたまり肉をフードプロセッサーで自分でひき肉に


なんだか…オトコ気ありすぎじゃん、私…笑
元がバリバリの体育会系だから仕方ないかもしれませんねッ!


ちなみに他にも買えないものはたくさんあって、

ーしそ(え!ないの!?)
ー長ネギ(マジ!?)
ーだいこん(赤くて小さいラディッシュでがまんする。。。?できるかー!)
ーごぼう(あー、戦時中捕虜が木の根を食べさせられたって裁判になったって聞いたことあるわー。)
ーきゅうり(オバケきゅうりみたいな3倍くらいの大きさのはあるけど・・・美味しくないー!)

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↑ここフランスの大根…大根って言っていいのかどうか…

などなど、和食を作ろうと思ってぶち当たる試練の数々。

必然的に和食のごはんは少なくなってきてます。


その代わり、こちらでレシピを探して新しいレシピに挑戦したりして。

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↑チーズやサラミなどが安くて美味しいフランス


アメリカではやっぱりかたまり肉のローストをたくさん作ってみたし、
ここフランスは美味しいバターのお国なのでホワイトソースやマッシュポテトなどがんがん作れる幸せもあり。


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↑リヨンでは中国人が営む和食レストランで餃子と唐揚げを食べられる
これのなんと幸せなことか!



『ないもの』を嘆くよりも、『あるもの』でやってみる。


そういう習慣がこの海外生活の中で身についてきたなと思っています。


もちろん主婦の家事の間でもそういう瞬間ってたくさんありますよね。

何か作りたいのにひとつ材料が足りなくてあるものを代用するってことはきっとみなさんも日常茶飯事かと。


そのないないレベルが尋常じゃないんですけど(汗)
それも海外暮らしの面白いところ。

それにやはり美食の国おフランスだけあって食べ物も美味しい。



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↑フランス人はサラダが大好き。
一年中マルシェにレタスが並び、レストランでは大皿が当たり前。



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↑こちらはボジョレー産の高級ブランドチキン。来客の際の特別仕様
マルシェですでに焼いたものが売ってます。



これからも新しい食材や大きなかたまり肉たちに果敢に挑戦するつもりです。
道の食材やかたまり肉のアイデアに困ったらぜひ私のブログへコメント下さいませ。笑



***

そんなわけで海外お料理編でした。

お付き合いいただきありがとうございます。

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2019/06/17 10:00
こんにちは!

今週のDaily サンキュ!はカラッと晴れるフランスからお届け♡



フランス在住ブロガー渋谷圭子が担当させて頂きます。
普段のブログはコチラです。

5日間に渡り、

『海外暮らしのそこんとこ』

をテーマに、海外での暮らしの普段見えない部分をお届けさせて頂きます。
お付き合い、どうぞよろしくお願いします。



初めましての方がたくさんいると思いますので、まずは自己紹介を。


フランスでアイルランド人の夫と7歳、5歳、3歳の3人の子供と暮らしています。



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幼い頃から小中高と、バスケの名門校でバスケに打ち込む典型的なスポーツ少女でした。


自分で言うのもなんですが、いつも頼れるお母さんタイプなので、全国大会やインターハイに出る名門校で中高と部長を務めさせてもらった経験があります。


特技は新しい土地(試合会場)にも迷わずいけること。
(部長さんにはとっても大事なスキルです。笑)

そして忍耐強さとか、諦めない、などそういう体育会系のメンタルがいまだに私の根底にはあります。


そんななか、体調を壊し、運動はドクターストップがかかり一転、大学は都内の私大で英文学を学ぶことに。


英語を学んでる際に、英会話の先生だった今の夫となるアイルランド人の彼に出会ったのでした。



7年の交際を経て結婚した夫の会社の都合で、アメリカへ移住。
7年を過ごした2018年の春頃に同じ社内でフランスへ移動の話が上がり、

夫「どうする、フランス?」

私「んー…、行くでしょ!」

と5秒でフランスへの引越しを決めたのでした。


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そんなわけでフランスに去年の7月に引っ越してほぼ一年。

ひとつ大事なことを学びました。


それは「Bonjour」という挨拶の大事さ。


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フランスといえばハイソなイメージ漂うお洒落な国。


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それは間違いありません。
どこを見ても美しい!



でも、ご挨拶の一言で、お買い物先、お出かけ先の体験が全然違ったものに変わってしまいます。


例えば…


マルシェでのお買物のこと。

引っ越したばかりの頃は、フランス語も出来ないし…と戸惑いつつマルシェでお買い物をする日々。

マルシェは毎日開催されていて楽しそうなおじさんたちや地元のマダム達がお店のおばさんとおしゃべりをしています。


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私は足繁く通うものの、お店の人たちは「あ、観光客きたな」くらいなの興味なさ。


「まぁ、そんなもんかなぁ。アジア人だし」


と思っていたんです。

それがある日店主に向かって
「Bonjour monsieur(おはようございます、ムシュー。)」と言った途端、おじさんが顔をパッと上げたんです。
それで

「Bonjour madame(マダム、おはよう)!」

と。


不思議なんですが、初めて人として認識されたような感覚を覚えました。


小さな雑貨店などに入る時も、うっかり子供に気を取られながら入店したりすると挨拶を忘れたりして。


そんな時の店員さんの対応といえば。


まさに虫ケラを見るかのような扱い!!汗


そう言う時は焦って「Bonjour!」とひと声かけます。


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けっこうフランス人あからさまで、

「フンッ、やっと挨拶したわね」

みたいな態度を取られると、
なんだかバスケ部の先輩に怒られてたときの事を思い出します。

「先輩、すみません!!」
と無意識のうちに心の中で呟くのは体育会系の悲しきサガ。笑




さて、それから何が違うかって。
マルシェではいつも行くお店の店主たちにはこちらから声をかけるようにしています。


そうするとみなさん優しくお返事をしてくれます。

そして行く先々で子供たちはおじさんたちからオマケをもらって大喜び。


先日はいつも行く果物屋さんでサクランボが並んでいました。

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今年はフランスではさくらんぼが豊作で、お友達の一般家庭の庭でも100キロ収穫できると言うほど。


そしたらお店のおじさんが、うちのチビにさくらんぼをくれました。

「マダムもどうぞ」

と私にもくれたんですが、その後、会計待ちで並んでる間もどんどんおじさんがさくらんぼをチビにくれるんです。

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え、そんなにもらっちゃうとね〜…

さくらんぼ買うつもりなかったんだけど〜…

買わないとなんか悪いですよね…!


とうっかり買ってしまいました。

「店主!そういう戦略だったのか!(゚Д゚)
商売上手やな〜!」

ってフランス語では言えないので、これも心の呟き。

…なんか私すごい根暗みたいだけど大丈夫ですか?
読者のみなさん引かないでくださいね。



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↑美味しそうな野菜がゴロゴロ並ぶマルシェ。


フランスに越してきた時に文化講習なるものを受講しました。

その際に講師の方が話してくれたこんな事があります。


フランス人は「自由、平等、博愛を大事にするお国柄です。
その中でも最も大切なことはなんだと思う?」

と。

アメリカから越してきたばかりの私は

「自由…ですか?」

と答えました。

「アメリカ人は自由を大切にしますよね。
でもフランス人は違います。
彼らには『平等』が一番大事なのです。
だからフランスにはサービスという概念は期待しない方がいいですよ。
店員と客が平等だと思っていますから。」

と講師はおっしゃられました。

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↑ひと山5ユーロのメロン。安い!

日本では『お客様は神様だ』という言葉もあるほど、お客さんの立場が高いです。

でもフランスでは逆に、客は店員のテリトリーに入ってきた知らない存在、そして対等な存在なのだそうです。

人の家に上がる時に日本では「お邪魔します。」と言いますが、まさにその感覚で客側はお店に入る時に「お店の中を見せてくださいね、お邪魔します。」の意味でBonjourを言うんです。


ですのでそれを言わずにズカズカ入ってくる人は、開けっ放しの窓から迷い込んできた虫ケラ同然なんですね。



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そんなわけでお買い物先では必ずBonjourとお声がけをします。

それはデパートでもコンビニでもパン屋さんでも。
とにかくお買い物行く際はBonjourを忘れない!


そうすると店員さんもあたたかく迎えてくれて、フランスでの体験は全く別物になる、ということをこの1年で体感してきました。


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お花屋さんでは

「これもうかなり開いちゃってるから〜」
と私が大きな芍薬の花束を貰っちゃっいました。

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フランスは旅行先としても人気なので日本人の方も多く訪れると思います。


ぜひともフランス旅行の際には、言葉がわからなくても大きな声で

「ボンジュー!」

と挨拶をしてみてくださいね!
フランスでの滞在がとても気持ちのいいものになること間違い無しです!



***


そんなわけでフランスご挨拶編でした。

お付き合いいただきありがとうございます。

また明日もお付き合いくださいませ♡
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