2019/06/07 10:00

皆様こんにちは!公式ブロガーのdanngoと申します。

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うちの息子は現在小学2年生。

地元の公立小学校に通っています。


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知的な遅れがある程度あるため、特別支援教育総合センター(特総)では支援級に行くことを進められました。

が、現時点では一般級に通っています。

そのあたりの事情も含めてお話ししたいと思います。



【一般級のメリットを考えて】

支援級ではなく一般級を選んだのは、第一に息子の成長のためでした。

簡単な会話はできるものの、コミュニケーション能力が極端に低い息子。

そんな息子が、同じくコミュニケーションを苦手とする児童の多い支援級に行ったとしたら、おそらく学校生活のほとんどを誰とも会話することなく過ごしてしまうでしょう。

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脳科学の見地から発達障害を研究した本を読んだことがあるのですが、「8歳までは脳が未分化な時期。発達障害児でも支援級ではなく一般級に通わせることで脳の偏りを是正できる」といったことが書かれていました。

定型発達、つまりは普通の子が周りに何人もいて時々あれこれ話しかけるだけでも成長につながるそうです。

第二に、息子の可能性を伸ばしてあげたいということ。

息子は苦手なことはとことん苦手なのですが、得意なこともわずかながらあるのです。

一般級に通って普通の子と同じペースで授業を受けることによって、見つけられる才能もあるかと思います。

聞いたところ、支援級は学習のペースがかなり遅いらしいので、いったん支援級に入れてしまうと一般級の学習内容に追いつくことは困難のよう。

ならばかろうじて授業についていける低学年のうちだけでも、一般級に入れておきたいというのが親の本音であるわけです。

第三に、友達や顔見知りをたくさん作ってほしいとの思いもありました。

支援級のクラスは、わずか十数名ほどで学年もバラバラです。

少人数ならではの良いこともたくさんあるのですが、どうしても閉鎖的になりがち。

教室も少し離れたところにあり、他のクラスの児童と交流しにくくなっています。

実際、支援級に通う児童で顔と名前が合致するのは2人だけ。

一般級と支援級の交流を増やすべきだと思うのですが、それを要求すると学校側に負担をかけることになるので、現時点では息子を一般級に行かせるという選択になってしまうのです。


【小学校に付き添う】

学校側と何度も話し合い、一般級に通うことはできましたが、道のりは平坦ではありませんでした。

息子は、登校初日の朝にあった集団登校で普通に歩くことすら嫌がり。

結局、列から大きく後れ、私は嫌がって何度もうずくまる息子の手を引っ張り上げるようにしながらランドセルを含む大量の荷物を全部代わりに持って登校。

何とか下駄箱のところまで送り、息子を預けて一段落と思っていたところ。

10時過ぎだったでしょうか、家の電話が鳴りました。

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「息子さんが教室にいられない状態なので、お迎えをお願いします」

慌てて職員室で確保されていた息子を引き取りに行きました。

次の日は特別に1人先生をつけてもらうことができたので事なきを得ましたが、「人員が足りず、毎日職員をつけることは不可能」と言われ。

「でしたら、私が毎日学校に行って息子のそばにいてはいけませんか?」と思いきって聞いたところ「構いません」との答え。

1年生の間ずっと小学校で付き添いを続け、2年になった今でも続けています。


【息子の得意分野と苦手分野】

小学校に付き添うことで、息子が授業を受ける様子を間近で見られるようになりました。

家にいる時の息子の様子からは分からない、息子の苦手なところがよく見えるように。

まず、道徳や学活など、自分の思ったことをそれぞれが手を挙げて発表する、といった形式の授業は最も苦手です。

似たようなところで、自分の考えをまとめなくてはならない国語の文章題はほとんどできません。

こういった形の授業だと、やることがなく苦痛なようで、教室内を歩き回ったり教室からとび出したりすることが増えます。

体を動かすことが苦手なので、体育の授業も基本的には好きではないようです。

ドッジボールの時など、たびたびエリアからの脱出を試みておりました。

ただし、プールでの水遊びや校庭の遊具を使った運動など、幼稚園で遊びとして経験したものは割と好きなようです。

逆に得意なのは、計算です。

1年生の時から、すでに2ケタ+2ケタの計算や九九などができておりました。

教え込めばどんどんできてしまいそうですが、あえて教えないでいます。

文字に興味があるらしく、字を書く練習は真面目にやります。

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(漢字練習の宿題。好きな漢字を書いていいと言われても選べない息子のために、私が上に見本を書いています)

画数の多い漢字の書き取りに手こずることはあるものの、難しい漢字の読みなどはすぐ覚えてしまうのです。

もともと歌が好きなのとピアノを習っていることにより、楽譜を読むのも上手になってきました。

四分休符や八分音符など、私の方が認識があやふやなくらいです。


【恐怖の学校行事】

毎日の授業では少しずつ落ち着いて過ごせる部分が増えた息子。

しかしながら、学校行事ではそううまくいきません。

特に感覚過敏の強い息子は、体育館や校庭でたくさんの生徒がギュッと固まって過ごす時間が苦手。

しばらくの間は黙って耐えておりますが、我慢できなくなるとそっと抜け出して人のいない隅っこに行こうとします。

こういう時は、よほどのことがない限り息子の楽な場所で過ごさせてあげる方が得策。

先生も大抵の場合は「後ろに行っていても大丈夫ですよ」と言ってくれます。

運動会など、集団でいろいろと動く場合には更に配慮が必要。

歩く道筋にまでこだわる息子は、列になって歩いている時でも自分の好きな経路を通るために平気で順路をそれてしまいます。

仕方がないので、練習の時は好きな道を選ばせてやり、本番の時は先生と私で片側ずつ手を持って逃げられないようにして歩きました。

ダンスの発表もあり、できるかどうか不安でしたが。

息子は歌が好きなのでダンスはそれなりに頑張って真似してくれ、家でも一緒に踊って練習したおかげで序盤の動きは修得し、激しく浮かずにすみました。

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(矢印の先が息子)

こういった学校行事では、先生の協力が欠かせません。

運動会の場合は、担任の先生が事前に綿密な計画を練ってくれたおかげでスムーズに動けて助かりました。

イレギュラーなことが苦手なタイプの子どもに関しては、前もっていろいろと先生に相談しておくのが得策です。


【息子の成長と周囲の反応】

小学1年生時代を過ごしたクラスはどちらかというと活発な児童が多かったのですが、息子にとっては良かったように思います。

5月くらいまでは奇妙な行動をとる息子の様子を迷惑がる雰囲気もあったものの、学校生活にだんだん慣れてくると息子のことを面白がる児童がちらほら現れてきたのです。

そのうち、息子に積極的に話しかけてどんな反応が返ってくるかを試す子も出てきました。

よく晴れている日は明る過ぎると感じるのか、教室の電気を消してしまうことも時々あったのですが、学期の後半にもなると皆事情を心得ていて。

「すぐにつけない方がいい、どうせまた消しに来るから」「なんか薄暗いのに慣れちゃった。しばらくこのままで良くない?」などとめいめいが話しているのには感動しました。

こんな優しく理解ある雰囲気の中で、息子はマイペースながら成長。

入学当初はランドセルを背負うことすら拒否で、仕方なく私がランドセルを持ったりリュックを使わせたりしていたものでしたが。

だんだんランドセルにも慣れ、ランドセルを背負ったまま立ちながら外履きを上履きに履き替えるという技も習得いたしました。

掃除当番や給食当番も全くやらなかった息子ですが、今では簡単なことから少しずつやれるようになってきています。

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(アサガオの水やりも真面目にやっていました)

宿題は、促せば自分である程度やってくれるように。

学校のトイレでも、座る方ではなく立便器で用を足せるようになったのは進歩です。

1日の流れを把握できるようになったのか、「登校してランドセルの中身を出したら宿題提出」とか「給食を食べ終わったら食器を片付ける」といった行動パターンが定着してきました。

小学校に行くのを嫌だと言ったことは1度もなく、むしろ「今日の給食は何だろうな」といったことを考えながら楽しく通ってくれているようです。

下校後に公園で遊んでいると、クラスメートがふらっとやってきて「やあ」などと声をかけてくれるのも嬉しくて。

大変なこともありますが、地域に多くの友達ができたことだけを考えても、一般級に通わせておいて良かったと思うのです


【今日の4コマ 〜毎日たくさん〜】

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今日も頑張って、引きずられてきます。


最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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