2017/10/08 01:08






昨年は10月15日に開催された

NPO法人 ピンクリボンうつのみや(http://www.pinkribbon-no-wa.jp/)主催のピンクリボンセミナーですが

今年は10月1日に開催されました。







こちらはとても内容が濃く、専門的なお話も含めたものが聞けるとあって、

人気があり、とても有意義なセミナーです。

会場は立派な講堂を持つ「とちぎ健康の森」







会場に到着するとピンクのリボンをいただき、







ピンクリボンのツリーを飾ります。



  



  



会場ではピンクリボン活動の啓発を行っているNPOのPRブースや、

その活動を支えている団体などが説明をしていたりしています。

バストの模型にはその腫瘍に似せたものを中に仕込んであるので、触った感じが結構リアル。



これ、いつも思うことがあるのですよ。

女性同士胸を触りあう、なんてこともありませんから

普通は自分の胸しか触ったことがないわけで、

自分で触診、っていったって限度がありますよね。



実際、「さぁ、自分で触ってみましょう」ってことになるのは大きくなってからなので、

いつもと違ってしこりがあるとかってほんとは分かりづらい...

ほんとは中学生くらいから、こんな模型で乳がんのことについて学んだりしていれば

ずいぶん違うんではないかな、とも思うわけです。







早めに席に着いたときには前の方も少し空いていましたが、

ほどなくして埋まってきてしまいました。





今回は下記のような内容を聞かせていただきました。



◆佐藤俊彦先生(ピンクリボンうつのみや理事長)

「遺伝性乳癌と画像診断」







ちょっと前にアメリカの女優さんが遺伝的な理由から乳腺や卵巣、卵管の切除を行い、

それを発表したことで「アンジェリーナ効果(The Angelina Effect)」と呼ばれるような出来事がありました。



日本人の平均的な乳がん生涯発生リスクは約9%だそうです。



ところがHBOCのがん発生リスクは40〜90%なんだそうです!!







HBOCは遺伝性乳がん・卵巣がん症候群のことだそうです。







子どもへの遺伝確率も高く、もしかしたら自分の血縁者やパートナーの血縁者にも

がんによって亡くなった方がいる場合、下記のようなケースは特に気を付ける必要があるようです。







その傾向などは詳しい家系図を作ってみることではっきりするようなので

出来れば自分の祖父母が健在なうちに情報を集めた方がよいそうです。







確かに広い範囲の情報があればあるほど、自分だけでなく、

自分の子孫へのある意味財産にもなるわけですから...



さてそんな遺伝性乳がんの各種対策には下記スライドのような方法があるそうです。







あらかじめがんになるものを取ってしまえばいい、という考え方も

ホルモンなどでなりにくい状態を作ったり、

常日頃から詳細な検診を行う、ということもあるんですね。

特に検診はMRでの検査や必要に応じたPEMや超音波での診断が有効だそうです。







ただし遺伝性のがんは乳がんや卵巣がんだけでなくほかにもあるそうなんです。







乳がん検診などと並行して家系図で自分の家系のがんとのかかわりを確認するということは

とても有用であるという印象を持ちました。

私もまだ両親が健在のうちに親戚の状況を聞き、情報を集めたいと思いました。





◆奥野哲治先生(Clinica E.T. EAST 院長)

「標準的でないがんや痛みの治療の最前線」







まるで学会発表やカンファレンスのように事例を沢山スライドで見せてくださいました。







実際の患部やCTなどの画像はかなり衝撃的。(なので、掲載は控えますね)

ただし腫瘍が治っていく様子などが一番よくわかるのもこういった資料なのですよね。







選択の判断が難しかったです。差しさわりがなくまとまったものだけになること、お許しください。







昨年ピンクリボンセミナーのあとの検診施設の見学会では、

腫瘍を発見しやすくするために、腫瘍に栄養を運んでいる血管を利用すると知りましたが

この血管密度をコントロールすることによりがんを治療する、

転移などを防いだり、ということを研究されているそうです。







超音波を使った「HIFU」での治療のお話や局所放射線治療との組み合わせ。

免疫チェックポイント阻害剤を使った血管密度の減量による治療、なども細かに説明してくださいました。

ただし、副作用が出るケースもあり、それを理解したうえで治療を選択する必要がありますね。

とても一度お聞きしただけでは難しい内容でした。



◆若月優先生

(自治医科大学 放射線科/中央放射線部 教授)

「乳がん治療における放射線治療の役割」







放射線治療の役割とは、

・根本的な治療における術後の放射線治療と

・骨転移・脳転移などにおける症状緩和のための放射線治療があるそうです。



そもそも放射線は放射性元素の崩壊に伴い放出される粒子線、あるいは電磁波のことだそう。

直接的、あるいは間接的に物質の原子や分子を電離し、物質を発光させたり化学変化を起こしたりするものとのこと。



その性質を利用して、医学に利用しているわけです。







放射線治療の歴史は思いのほか長く、

X線での治療は1896年から行われていたということは121年も前!

治療に使ってみようと思ったきっかけは何だったのでしょうね。







母も何度か乳房に良性の腫瘍ができましたが、

内視鏡でとったりしているため、実際に放射線での治療などは受けておりません。







実はこのセミナー開催の2日前に、ちょっと乳房の皮膚が変形しているところがある、というので

次の日に慌てて病院へ送って行ったりということがありましたが(幸い今回も良性でした)

もし放射線治療を受けていたらこんな説明を受けていたのだなと思いました。







放射線の治療は、一気に強い放射線を当てるとよい細胞(ガンでない細胞)にも影響が出てしまうため

少量の放射線をスケジュールを組んで当てるそうです。







治療の時間は短いのですが、回数は多いです。

それだけの通院スケジュールを確保するのはきっと大変ですよね。

このスケジュールを見て、社会復帰との両立も含め、がん治療の難しさを感じます。







放射線を当てるのは全身ではなく、患部になりますが、

思ったよりも場所が広いなと感じました。







スライドのような装置で放射線を当てるそうです。







ただし、線量を調整しても副作用が出る方も出ない方もおり、

その出る範囲は放射線を当てた部位に出るそうではありますが、

辛いだろうことは想像に難くありません。

また、条件により放射線治療を行わない方がよい患者さんもいるようなので、

医療機関とも相談が必要になりますね。



栃木県に初めて導入される最新の放射線治療機 サイバーナイフとトモセラピーは

放射線治療にコンピューターを組み合わせた装置だそうです。

これらも上手に活用できるといいですね。





いつ自分もなるかわからないガン。

特に女性特有の乳がんや卵巣がんなどは

その人の持つ遺伝的なものも原因の一つとなることが分かり

(それも確率の高さに驚きました!)

親戚の顔を思い浮かべながら帰宅しました。



男性のみなさんも、ご自分はあまり関係ないと思われても、

お子さん、特に女の子には重要な情報だったりすることもありますので、

ぜひ一度、まずは家系図を書いてみることも必要かもしれません。

思い当たることがあったら...ぜひ!









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