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親子で登山やピクニックを安全に楽しむためのポイントを専門家が解説

2018/09/05【 ライフスタイル 】

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秋は、登山やピクニックなど、親子でアウトドアを楽しむのには最適な季節。しかし、野外での活動にはトラブルがつきもの。子どもとアウトドア活動を行う際に気を付けたいポイントを、アウトドアナビゲーターの渡部郁子さんに教えてもらいました。

親子で一緒にアウトドア!注意したい点は?

アウトドアナビゲーターの渡部郁子です。夏はアウトドア、冬は温泉をテーマに、日本だけでなく海外にも足を伸ばして取材活動を続けています。暑さがやわらいでくると、体を動かしたくなる季節がやってきます。子どもと一緒に、登山やハイキングを楽しんだり、空気が澄んでくるので紅葉狩りや星空観察も楽しんだりできる季節。親子で一緒にアウトドアに出かける際に気をつけたいポイントをご紹介します。

アウトドア基本の服装

アウトドアでの服装の基本は、長袖長ズボンと重ね着です。まずは、長袖長ズボン。これは、肌を露出していると虫刺されや、けがをする危険性があるためです。最近は、着心地が涼しい速乾性のシャツや、虫よけ効果のあるウェアなども出てきているので、アウトドアで心地よく過ごせる服装をいろいろ試してみるのもおすすめです。

また、夏をすぎると日中と朝晩の気温差が大きくなります。着脱しやすい薄手の上着が1枚あると重宝します。重ね着で、小まめな体温調節を心がけましょう。

秋になっても虫刺されには注意

秋の虫といえば、コオロギや鈴虫など美しい音色を奏でてくれる虫たちを想像しがちですが、害虫と呼ばれる虫たちにも、まだしばらく注意が必要です。たとえばスズメバチは9~10月頃に活動が活発になるため、刺される危険性が高い時期。きれいな水のある山に生息しているブヨは夏の害虫のイメージですが、秋も活発に活動しています。秋のマムシは稲刈り時に多くの被害が報告されています。

虫に刺されないためにも、長袖長ズボンは必須ですが、ほかにも虫よけスプレーを活用したり、道をはずれたやぶの中に入らないなどの注意が必要です。

あると便利な応急キット

SAWYER ソーヤー エクストラクター・ポイズンリムーバー・ポンプキット【日本正規品】

親子でアウトドアに出かけるときは、簡単な応急キットを用意しています。つめ切りやピンセット、ポイズンリムーバーやばんそうこう、包帯、三角巾などを準備しておくと、いざというとき役立ちます。ちょっとしたかすり傷で子どもが不安な顔をしたときも、ばんそうこうを貼ればもう大丈夫。気分的な安心にもつながります。

登山で並んで歩くときは親が谷側に立つ

山で並んで歩くときは、子どもが山側を歩けるように、親は谷側を歩くようにしましょう。小さな子どもはいろいろなことに興味を引かれ、立ち止まったり急に向きを変えたりしがちです。そうした急な動きを減らすには、手をつないで歩くことが効果的。手をつないで歩くと、子どもの足元を優先して、親は足元の悪いところを歩くことになるので、滑りにくい登山靴などの装備があると安心です。

目的地を選ぶ際のポイント

5歳以下の子どもが一緒なら、標高2500mを超える場所で長時間過ごすことはおすすめできません。泊まりがけで出かけるときは、宿泊地の標高に気をつけてください。また、出かける山はパパやママが過去に登ったことのある山がベスト。そうでない場合は、短いコースでなるべく標高差が少なく、歩きやすい登山道のある山を選びましょう。

もう1つ気をつけたいのは、急なけがで動けなくなったときでも無事に帰れるコースを選ぶこと。子どもが足をくじいたり、体調が悪くなったり、天候が急にくずれたりすることも想定して、「背負って戻る体力があるだろうか」と考えてみてください。

山で雨にぬれると、あっという間に体力を消耗します。疲れて歩けない子どもを追い立てて歩くことほど疲れることはありません。親がけがをすることだって考えられますので、そのとき子どもが無事に家に戻れるかどうか。簡単なハイキングだとしても、もしものときにどうするかを考えておくことが大切です。

秋も花粉症のシーズンです

秋はブタクサやイネの花粉症の季節です。ふだん気がつかなくても、田舎に行くと喉が痛くなる、鼻水が止まらない、というかたもいるのではないでしょうか。花粉症などのアレルギー症状がある場合は、イネ科の植物が多い場所やブタクサの群生地などにご注意ください。

水分と塩分補給を小まめに

子どもは大人よりも熱中症になりやすいので、直射日光を長時間受けない場所選び、コース選びを考えましょう。そして、水分と塩分の補給を小まめに行うこと。子どもが背負うリュックに水筒とおやつを入れて、いつでも補給できるように持たせつつ、定期的に声をかけて水分補給を促しましょう。

親子で楽しむ登山やピクニックに子どもが一緒だと、考えることや準備するもの、持っていくものが多くなりがちですが、備えあれば憂いなし。万全の準備を整えて、ステキな思い出を作ってくださいね。

◆監修・執筆/渡部郁子
アウトドアナビゲーター、温泉ソムリエ。JFNラジオ「JOYFUL LIFE」ほか、山と温泉と音楽をテーマに「人生を豊かにする情報」をさまざまなメディアで発信中。子どもにやさしい温泉や山、フェス情報など、子どもと一緒に楽しむアウトドアスタイルを提案している。

■公式ホームページ:http://www.watanabeikuko.jimdo.com/

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