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貯まらないのは“無意識の支出”のせい!?家計の「ブラックボックス」傾向と対策

2018/09/12【 お金 】

貯金が増えていかない理由は、本人は支払っている自覚すらない「ブラックボックスのような出費」にあるのかも。それらを防ぐにはどうすればいいのか。専門家に対策を聞きました。

グレーな小遣い

妻の小遣いを設けておかないと、ランチ代などの楽しみに使うお金がやりくり費に紛れます。予算に制限がないので自由に使ってしまい、赤字の原因に。また、夫が「俺が稼いだ金だから好きに使う!」と開き直ると、使いみち不明の出費がどんどんふくらんでしまいます。

【解決法】
・妻小遣い問題
まずは予算を決めましょう。そして、同じママ友ランチでも、おつきあいで必要なら交際費、おしゃべりが目的なら小遣いから出すなど、必要経費と妻の楽しみをハッキリ分け、予算を守るようにして。

・夫の使いすぎ問題
夫が心置きなく働けるのは、家族の協力と支えがあってこそ。たとえ「俺の稼ぎ」だとしても、小遣いが多すぎると貯蓄も滞り家族の生活に支障が……。具体的な数字を見せるなどして、夫の収入は自分だけのものではないと自覚してもらいましょう。収入から貯蓄と生活費を引いた残りを自由に使ってOKとするなど、使いすぎないためのルールを整えて。

見えないお金

現金がなくても買えるカードや電子マネー。毎月自動的に引かれる携帯電話のオプション代や課金。無料の1カ月間だけ利用するつもりが解約し忘れた各種サービス。どれも使った覚えがないままお金が出ていく!

【解決法】
・カード&電子マネー対策
使った分の現金を専用封筒に取り置くか支出をメモし、出費を目で確認するのを習慣にしましょう。お金を払う痛みを感じられることが浪費のブレーキに。それがむずかしければ、カードの利用はやめて現金のみで生活を。財布からお金が減るのを体感できて買い方が慎重になり、ポイントで得するよりお金が浮くはず。

・スマホのオプション、有料サービス、ゲーム課金
家族会議で、料金を払ってまで続ける価値があるかを再確認。その際「これをやめたら年間〇〇円浮いて□□できるけど、どっちがいい?」と具体的な例を出して話し合うと納得感が出てグッド。みんながハッピーな結論に。

*スマホの初月無料サービスの罠
契約時に勧められる1カ月間無料のサービス。有料になる2カ月目の前に解約する人は、わずか1割。面倒なことはしないのが人間の性なので、安易に飛びつかないほうが無難。

ちょこ買い・ドカ買い

ちょこ買いはコンビニやカフェなどで「たった数百円だから」と無自覚に使うお金。ドカ買いは車や家など高額な買い物で発生。予算があいまいだと性能も金額もやたら高い最新モデルを買ったり、万単位のオプションをノリでつけたり。どちらも金銭感覚が狂い、万単位でお金を失うのに気づかない!

【解決策】
・ちょこ買い対策
コンビニやカフェ代 ガチャガチャやゲーセン代……「たった」と見過ごしがちなムダづかいは、1年間の総額をざっくり計算することで減らせる人が多いそう。1回300円でも毎日2回ちょこ買いすると、1カ月約2万円、年間で20万円以上に!

・ドカ買い防止策
10万円の家電、あと1万円出せば最新型が買える。でも、機能がほぼ同じなら10万円の製品で問題なし。差額で「何ができるか」に置き換え、余分に出すお金の価値を再確認して。

*ゲームでの出費に注意!
ガチャガチャやゲームは「たまにしか当たらない」仕組みになっています。やっと大当たりが出た瞬間、快感ホルモンが脳内にどっと出て、やみつきになるのがハマる理由。でも、当たるまでには大金をつぎ込む必要が。そのカラクリを意識すれば、浪費に歯止めが。

いつの間にか月数万円がひっそり消えている……なんてことにならないために、今一度、自分の家計の「ブラックボックス」を見直してみてはいかがでしょうか。

●教えてくれた人……藤川太さん
ファイナンシャル・プランナー。「家計の見直し相談センター」代表。普通の暮らしや家計に潜む貯まらない理由を鋭く見抜き、やさしくアドバイス。『サラリーマンは2度破産する』(朝日新書)など著書多数。

参照:『サンキュ!』9月号「『貯蓄ゼロ』からの大逆転!脱・ブラック家計」より。掲載している情報は18年7月現在のものです。監修/藤川太 撮影/横田裕美子(スタジオバンバン) 構成・文/神坐陽子 編集/サンキュ!編集部

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