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【連載】熟れすぎMANGO VOL.135

2017/12/14【 連載 】

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ちはるの老眼鏡!?「ノンフィクション人生」

マッスルな生きざま

 昨今は多くの人がジムでトレーニングをしていますね。78歳になる私の母も毎日スポーツジムに通い、プールで泳いだり筋トレに井戸端会議と元気に励んでいます。芸能人やそうでない方もパーソナルで個別に筋トレして体型を維持するのはもはや常識の時代!? 中年太りが気になる私も頑張らねばと、たまに奮起してジム通いを始めてみるのですが、まあ続いた試しがありません。続かない原因を自分なりに分析してみると、「1.すぐに結果を求めてしまう。」「2.きついトレーニングが苦手。」「3.言い訳が得意。」我ながら情けないのですが、こんなところでしょうか。

 「筋肉バカ」なんて悪い言葉もありますが、むしろその逆で、美しい肉体美を手に入れるだけの知恵と合理的な行動をとれる方が多いのだと思います。筋トレやマッスルボディと聞くと、必ず思い出してしまう方がいます。「マッスル北村さん」、伝説のボディビルダーとして今なお語られる人。遡ること三十年前、マッスル北村さんはボディビルの日本チャンピオンに。ところが、あまりの筋肉の大きさ、美しさにドーピング疑惑をかけられ、世界大会への道を閉ざされてしまいます。その後、彼は芸能界へ転身。私もその当時TVのお仕事を始めたところだったので、現場でよくご一緒する機会がありました。はち切れんばかりの筋肉に甘いマスク。プライベートではどこか不釣り合いなビン底メガネをかけていて、とても知的で優しいお兄さんといった印象でした。

 実はマッスル北村さんは、東大に入学して医者を志していた頭脳明晰な方だったのです。東大に入学後、ボディビルと出会い、その魅力に取りつかれました。

 「̶̶ 僕はボディビルを極めたい。ボディビルで人の心をワクワクさせて、癒したい!」
彼は独自に生み出した過酷すぎるほどのトレーニングと食事法を実践していきます。普通の三食以外に卵を30個、牛乳を2~3リットル、さらに鯖の缶詰を3缶、加えてプロテインの粉末300グラムを毎日摂取したそう。増えた体重を全て筋肉に変えるほどの勢いで常軌を逸したトレーニングを続けていったのです。

 「̶̶ 生まれてきたからには、自分が見つけた目標に限界まで挑みたい!」
自分の肉体や精神をとことん突き詰め、常人離れした伝説や金言をいくつも残しました。そして2000年夏、もう一度世界選手権に挑戦するため過度な減量に踏み切った結果、39歳の若さでこの世を去り死亡時の体脂肪はわずか3%を下回っていたと言われています。ストイックすぎる人生ですが、彼のことを思い返すたび、何事も簡単に諦めず、心身ともに鍛え抜いていかねば! と勇気をもらえます。さて、腰を据え目標を定め、筋トレはじめますかね!

文/ちはる

ちはる/テレビ、CF、著書の企画などで活躍中。12年、14歳年下の旦那くんと再婚。目黒でカフェ「チャム・アパートメント」を経営。

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