仕事のために面接をする女性

40代の再就職:職業訓練を利用し他業種に就職しました

2020/08/18
  • 主婦のひと工夫で価値を生み出す「錬金マジック」研究家。暮らしを楽しみお金を増やす工夫を日々研究中。もっと見る>>

こんにちは。
中学1年・2年のママでサンキュ!STYLEライターのママーリオです。
東京のアパレル業界でデザイナー職で14年働いていましたが、出産を機に退職、親との同居のため茨城にUターンし7年間の専業主婦の後、苦戦した再就職活動を経て、現在は工業機械の図面をコンピューターで製図する「CADオペレーター」という仕事をしています。現在に至る40代主婦の再就職活動経験談をお話しします。


再就職始動時期は不況のどん底の時期だった

再就職を意識したのは末子が幼稚園に入り、母の体調も回復の様子を見せていた2012年です。この時は気付いていませんでしたが、リーマンショックによる不況の「谷」の時期だったことを後で知りました。

過去の経験を生かすことばかり考えた

私の経歴はいわいるデザイナーです。就職をするには経験を生かすが一番と思い込み、若い人たちのフォローをするような立場で働きたいと考えていました。
しかし、ファストファッションの台頭により低価格化が進み、業界が縮小する中での就職活動は難しかったのです。

ならば、ネット通販が拡大しているので、洋服の通販事業にかかわるのはどうか?と考えました。ネットの知識はないですが、洋服の仕様、材質などには知識があります。
短期の職業訓練でWEBクリエイターの勉強をし、就職活動を再開しました。

WEB系は夜が遅い

改めて探すと、私が考えていたような業種は夜が遅めで、小さな子どもを持つ母親には向いた時間帯は少なく、また通販事業も急激な拡大の中から、かなりヘビーな業種だったため、子育てを考えると難しいと感じました。職業訓練時のクラスメイトのすすめで、派遣に登録しました。職務経歴にクセがありすぎてなかなか紹介が決まりませんでしたが、産休社員の代役で1年間限定で保険業務に付くことができました。再就職の第一歩でした。

母が急逝

ようやく保険の仕事に慣れた頃、突然母が急逝。フルタイムでの勤務が困難に。仕事を覚えるには時間がかかり、またイチから教えるのも大変です。「新しい人を雇うより時短でも私を継続したほうがメリットがある」ことをアピールし、なんとか契約満了まで勤めることができました。

次の契約が急に白紙に

保険の経験を生かし、次も保険の仕事の予定でしたが、急に条件が代わってしまい白紙に。
改めて様々な求人に目を通すようになりました。

有名な工業メーカーの募集に気付く

工業と無縁でしたので募集を見る機会がなかったのですが、ある有名な工業メーカーの勤務時間が「定時16:30」と書かれているのを見てビックリ。他にも定時が5時など、「工業って定時が早い!」と驚きました。時短勤務を希望しても、定時に対してあまりにも早い退社だと敬遠されるようで、その後の派遣の紹介は難航していたんです。

今まで考えなかった工業系を視野に

派遣の紹介が白紙になったので、再び職業訓練に通うことも考え始めると、CADのコースがあることに気がつきました。CADは洋服や建築など種類があるのですが、訓練で学べるのは工業機械のCADでした。茨城県は工業系の企業が多く、地元企業への就職ができるようなコースが設定されているのです。まったく違う世界ですが、訓練の見学をして納得し、受講の申し込みをしました。半年の訓練の後、現在の職について、もうすぐ丸6年になります。

就職活動という社会科見学

私の40代の就職活動はとても難航したので、いろいろ面接に行きました。他業種のオフィスや、研究所の敷地内に足を踏み入れるのは新鮮な経験でした。職業訓練の受講生は個性的で、さまざまな人生模様もありました。通学というリズムが整った生活、昼休みは貴重な主婦の集中できる自由時間でしたので、訓練とは別に、秘書検定の勉強をして検定を受けたりしてました。40代にして学べるというのはとても有意義な時間でした。

遠回りしたけど良かった

アパレル経験を生かして働こうとしていた時は、ちょっと無理な条件でも応募してしまったり、今考えると、いずれにしても続けられなかったのではないかと思います。
保険の仕事も勉強になりましたが、今思うと私には合ってなかったように思います。
現在の仕事は描いている時「難しいけど、楽しい」と感じ、やりがいがあります。年齢を重ねてくると、体力の衰えを感じ、デスクワークで良かったと思うことも増えました。
今の職に就くまで、何度も凹むようなことがありましたが、その紆余曲折のおかげで今に至ります。もし、私のように主婦の再就職で苦戦している方がいたら、公共職業訓練のサイトを覗いてみてください。受講しないまでも、考えを広げるきっかけになると思います。

記事を書いたのは・・・ママーリオ
中学1年・2年姉弟のアラフィフママ。
主婦の「手仕事」「工夫」「アイディア」「エコロジー」で価値やお金を生み出す「錬金マジック」を日々模索しています。

サンキュ!9月号の「Find your #39 like.」に掲載していただいています。

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