「オーガニック」で「エシカル」は本当?考えさせられる本と映画

2021/03/25
  • 主婦のひと工夫で価値を生み出す「錬金マジック」研究家。暮らしを楽しみお金を増やす工夫を日々研究中。もっと見る>>

こんにちは。
環境に優しく、家計にも優しいエコアクションを模索中の中学生ママ、サンキュ!STYLEライターのママーリオです。本を読んだり、ドキュメンタリー映画を観て勉強しています。
健康志向やSDGsの意識の高まりから、最近の生活の中には「オーガニック」「エシカル」という言葉があふれています。どれも大切なキーワードでありますが、消費を促すための免罪符化している感じも受けます。これからはより「消費者が自分で判断」することが重要になってくるでしょう。私がそう考えるようになった本と映画をご紹介します。
(各作品の感想や解釈は私個人のものです。)

これ、食べていいの?

ベストセラー『雑食動物のジレンマ』の著者、食や農の業界のジャーナリストであるマイケル・ポーラン氏が食のからくりや本質について、ヤング向けにわかりやすく書いている本です。

「オーガニック」はエシカルなの?

ファーストフードを代表する工業的な食事→スーパーでのオーガニックフード→自然農法と狩猟 という具合に、現代の工業的な食品から「非工業的」な食品へとスライドしてお話は進んでいきます。中でもオーガニックフード編は考えさせられました。需要の高まりから、かなり工業的に生産されている事実。私たちは勝手に「自然栽培に近いもの」と思い込んでいるのでは?
その後の自然農法編を読むと、真の有機農法や自然農法では大規模経営は無理があり、地産地消で小さく回していくほかない、ということがよくわかります。オーガニック大国のアメリカの供給量をまかなうには工業的にしなければ無理なのは良く考えたらわかることでしたが、意識していなかったので改めて愕然としました。

スーパーサイズミー2 ホーリーチキン

身体に悪いとされるファストフードを30日間食べ続ける実験を自ら行ったドキュメンタリー映画『スーパー・サイズ・ミー』で有名なモーガン・スパーロック監督が、こんどはファーストフード店を開く話。自分の店の食材手配やメニュー開発を通じて知る外食産業の裏側。
ファーストフードも健康志向ニーズの現代のマーケティングの実態は・・・。
ドキュメンタリー映画は緩やかなテンポのものが多いですが、スパーロック監督の映画はアップテンポでストーリーが展開していくので、面白いです。

イメージに囚われすぎている消費者

一見、ファーストフードや外食産業へのアンチテーゼのように感じる映画ですが、受身すぎる消費者への警告であると私は感じました。映画の中で「健康ハロー」というマーケティングテクニックが出てきます。緑や茶を基調としたパッケージ、特に根拠のない「なんとなく健康的なフレーズ」を消費者は好んで購入する。「放し飼いの鶏」はほんの少しの屋外スペースに鶏が自由に行き来できる出入り口があるだけで、鶏も好んでは外に出ない。私たち消費者のイメージとはかけ離れていますが、嘘ではない。消費者は勝手に思い込んでいるのか、それとも思い込まされているのか。問いかけられているように感じました。

自分で判断して購入を決めること

このような事を知っても、私はまだこれから子育てにお金がかかるので、安全で健全と思われる高価なものばかり買うわけにいかないし、家族でファーストフードや外食も楽しみたい。だから私は、これからも安いお得で便利な商品を買うと思いますが、その背景を心の片隅において購入しようと思いました。
エシカル行動としては、認証マークに頼りすぎず、環境への配慮は自分でできること(パッケージごみを減らす・リサイクル分別をする・食品廃棄をしない)との相性で購入を決めていきたいと思いました。

記事を書いたのは・・・ママーリオ
中学1年・2年姉弟のアラフィフママ。
主婦の「手仕事」「工夫」「アイディア」「エコロジー」で価値やお金を生み出す「錬金マジック」を日々模索しています。

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