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職業訓練は2種類あり。両方経験した私のオススメは!?

2020/08/29
  • 主婦のひと工夫で価値を生み出す「錬金マジック」研究家。暮らしを楽しみお金を増やす工夫を日々研究中。もっと見る>>

こんにちは。中学1年・2年のアラフィフママ、でサンキュ!STYLEライターのママーリオです。
7年の専業主婦の後、仕事を再開するにあたり、職業訓練を利用しました。職業訓練には大きくわけて2タイプあり、私は両方を利用しました。その説明や経験をお知らせします。

失業保険延長や受講手当てが受けられる「職業訓練」

職業訓練は、授業料がかからないことと、失業保険需給の延長を受けながら勉強ができることが最大のメリットです。失業保険をすでにもらってしまっていた場合は、延長はありませんが、それでもテキスト代だけで本格的な勉強ができるのは非常に大きいです。
雇用保険を受給できない方で、一定の条件(世帯収入や財産など)を満たす場合、職業訓練中の生活支援として月額10万円の「職業訓練受講手当」を受けられます。経済的に苦しい時の10万円は大きいです。ハローワークに相談してみましょう。

雇用保険受給の有無の条件は絶対ではない

「公共職業訓練」は雇用保険受給者が対象。 「求職者支援訓練」は、雇用保険を受給できない求職者が対象。とされていますが、これは「主な対象者」であって、絶対ではありません。
学びたい訓練と条件にズレがあっても、ハローワークに相談してみる価値はあります。

民間が請け負う「求職者支援訓練」

民間の専門学校やビジネススクールなどが請け負っているタイプの訓練です。後述する公共職業訓練に比べ、訓練の種類が豊富なのが魅力で、医療事務から、スマホアプリ開発、ネイリストなど幅広いです。地域差がありますので、通学可能エリアにどんな訓練があるか調べてみると良いでしょう。(遠い場所の訓練だと交通費の負担が重いです。)
私は専門学校が委託するWEB製作の訓練を4ヶ月受講しました。

国や独法が運営する「公共職業訓練」

公共職業訓練は厚生労働省所管の「ポリテクセンター」という学校のような施設で学ぶ訓練です。地域のものづくり事業で役立つ訓練コースが用意されているため、機械・工業系のコースが多く、プログラミングを学べるIT系のコースも増えています。
私はポリテクセンターで機械CADのコースで6ヶ月学びました。図面を理解するために、半分は機械で金属を加工する実技の授業でした。本格的な機械を使って貴重な体験ができました。

私のおすすめは「公共職業訓練」

両方受講して、個人的な感想としてはポリテクセンターで学ぶ公共職業訓練がおすすめです。
その理由としては

公共職業訓練は訓練の質が高い

求職者支援訓練は「委託」なので、委託先の先生のレベル等で訓練の質が異なるようです。私と同様のWEBの訓練を別の場所で受けた人と話をしたら、かなりの差を感じました。
公共職業訓練は国から直結した施設ですし、先生も公務員です。先生方は転勤が多く、受講期間中でも先生が頻繁に交代するなど「どの訓練でも差が出ない」配慮がされていました。
ポリテクセンターは企業の研修や実技検定も行われる施設ですし、さすが国の予算!清潔で設備のレベルも高いです。

就職の情報が豊富で、先生も熱心

ポリテクセンターの中には就職指導室もありますし、就職率を高めないと!という公務員である先生方の熱意も感じました。私は子供が小さかったので、時短の仕事を探していたのですが、先生が企業に電話して「時短でも応募していいか」確認してくれました。そのおかげで現在の仕事についています。

手当てや失業保険の受給が確実

失業保険受給中は定期的にハローワークに行って手続きの必要があるのですが、こちらの訓練を受けていると、授業の一環で手続きが行われるので忘れることもありません。

受けられる手当て

訓練期間6ヶ月間の失業保険の延長
ガソリン代(規定の範囲内)
受講手当て(1日500円x40日分)

私は車通学で、距離に応じた額でしたが、電車など公共交通機関の利用ですと定期代がもらえます。
ポリテクセンターは県内に数箇所しかないので2時間近くかけて通学している人もいて、かなり高額な定期代も手当てされていました。
受講手当てはテキスト代や必要な作業着など実費でかかった費用が結果的に戻ってくるイメージです。

費用がかかったもの

テキスト代:約13,500円
作業着・安全靴・保護メガネ(工業の加工を知るために実際に金属加工の授業):ピンキリ
私はワークマンで安いのを買いました。家族が持ってたら借りたりして買わないですむ場合もあります。3ヶ月しか使わないので、中古でもいいと思います。

(任意)CAD検定代:約12000円
高いので「絶対に一発で合格してやるぞ」と思いました。

欠席には厳しいです。努力も必要です。

「やむを得ない」理由の授業欠席が増えると、失業保険がもらえなくなります。
欠席した授業は理解ができずつまづきの原因にもなりますから、基本的には休まずに受講する意志が大切です。
普段の授業は4時まででしたが、検定試験前は45分だけ残って試験勉強しました。過去問を45分で解くタイムトライアルです。主婦は時間がないので、タイムプレッシャーを利用するのが有効だと思いました。

託児サービス付き職業訓練も増えています。

女性の再就職に向けての職業訓練支援として、託児サービス施設と連携した職業訓練が増えています。地域性がありますので、「職業訓練 託児 ○○県」など検索して調べてみてください。

就職活動のひとつとして

主婦の社会復帰に向けて視覚所得をされる方が増えていますが、そのための受講費用は主婦に取ってはなかなか高額なものが多く、踏み切れない方も多いのではないでしょうか。
職業訓練の利用は、低費用で学ぶことができ、コースによっては資格取得も可能です。
再就職をすることが大前提ですが、学びの場としてはかなりお得な方法です。
地域に根付いた訓練内容が多いので、就職にも繋がりやすいと思います。選択肢のひとつとしてみてはいかがでしょうか。

記事を書いたのは・・・ママーリオ
中学1年・2年姉弟のアラフィフママ。
主婦の「手仕事」「工夫」「アイディア」で価値やお金を生み出す「錬金マジック」を日々模索しています。

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