【子育て】娘が初潮を迎えるとき

2022/08/03
  • 食育アドバイザー。小学生~大学生までの子を持つ母ちゃんです。業務スーパーとKALDIが大好き。 もっと見る>>

サンキュ!STYLEライターゆずうさぎです。
我が家の末っ子は娘です。それまで男子しか育てたことのない私にとっては、ワクワクドキドキの存在です。
(男子を育てるのもそれはそれは楽しいですが…笑)

男女を育てるにあたって、やはり一番の違いは第2次成長期でしょうか?

今回は、私が女の子ママからアドバイスを受けて実行した娘の初潮の迎え方をシェアしたいと思います。

初潮が始まる前に

娘は、背も低めで(とある習い事をしているので)筋肉質ではありますが、決して太っている感じではありません。

身長が低いということで、初潮も遅いのではないかと勝手に思っていました。

ところが、女の子ママさんに「身長と初潮の時期は関係ないよ。うちの子も早かったよ。」と言われてちょっとびっくり。
それでも、比較的他人事のように思っていました。
でも、彼女に「初潮を迎えるときはきちんとお迎えしてあげた方がいい。その方が子どもも安心する。」と言われ彼女と同じ方法で娘の初潮を迎える準備をしました。

1.知識を共有する
今は小学校で、第2次成長期や思春期・生理についてかなり詳しく教えてくれるようです。
ありがたいですね。
初潮の時期が早まっていることも原因だと思います(早い子は小学3年生・4年生で始まるようですね)。
私は、小学5年生の娘と生理について話し合いました(上記した通り、娘は背が低いので私は初潮はまだまだだと思っていました。)

娘は意外としっかりと理解していて「知ってるよー。学校でも習ったし、友達でもうなった子もいるし。」と返事をされました。
なんてしっかりしてるんでしょう…。小学生の時の私とは大違い…汗

ただ、娘は知識はしっかりしていても心はまだまだ子供です(むしろ、周りの子と比べたら幼い気がします)。
「もしもの時は、当たり前のことなのでびっくりしないでね」と伝えました。

2.下着を一緒に買いに行く
下着は少し大きめを買いました。サニタリーショーツを本人に選ばせました。
帰宅後は、すぐに使える状態にして本人に下着の場所と生理用品の場所、捨てる場所を伝えて「いつでも来い!」という姿勢を取りました。

3.いざ来た時の話
すごくくだらないかもしれませんが、子どもの頃読んだ漫画でお母さんと娘が初潮を迎えた時に『お赤飯』を食べるかどうかの話をしているというエピソードを読みました(←今もそういう慣習はあるのでしょうか?)。
実は、私は小学生の時身体の発達は早かったのですが心の発達は遅くて(とても幼かった)、初潮を迎えた時赤飯が夕飯に出た意味が分からなかったのです。
当時、もち米好きの私は「わーい」と喜んでバクバク食べていました。
弟が「どうして、今日は赤飯なの?」と言われて「お姉ちゃん(←)私のおかげよ」と母が私に目配せしながら言ってた時、本当に意味が分からず頭の中にハテナがたくさん飛びました。
それから数年して、赤飯の意味が分かった時心底嫌な気持ちになりました(単に私が無知なだけなんだけど…笑)
だから、娘にはあらかじめ「初潮が来たら赤飯」という慣習を話し、もし自分にきたらどうしてほしいかを聞きました。
すると、(予想通り)「赤飯は嫌だ」と言われたので、美味しいスイーツを買ってあげることにしました。

初潮が始まった後

1.驚かない。「おめでとう」と言わない。
いくら前もって用意していても、その日は突然来ます。
特に、(しつこいですが)娘の見た目からまだまだだと思っていた私の予想に反して、娘が初潮を迎えてしまいました。
内心は心臓がバクバクして、子供が大きくなったことが嬉しくて、そしてちょっと寂しくて。
もういろんな感情が渦巻いたのですが、努めて冷静な顔で「そっかー、よかったねー。生理用品の使い方わかる?」と聞きました。すると娘はホッとした顔をして「わかるよー」と言ってました。
これは性格だと思うのですが、うちの子は大騒ぎされることが嫌いです。なるべく目立ちたくない、でもかまってほしいという子です。だから、私がびっくりしたり大騒ぎすると多分動揺してしまうだろうと思い、このような態度でいました。
娘のリクエストのスイーツも買いました(笑)

2.娘との時間を作る
最初はそれでも、生理を嫌がっていました。「気持ち悪いし、めんどくさいし体がだるい」…だそうです。
気持ちはすごくわかるのでとにかく話を聞くのに娘との時間を取っていました。私は娘といまだに一緒にお風呂に入ります(休日限定)。家族が多い私たちにとってお風呂が二人きりになれる場所と言っても過言ではありません。
もちろん、生理のことだけではないですがその時に色々と話を聞くようにしています(私はただの愚痴聞きです)。

3.家族に伝える
我が家は私以外は全員男性。娘はやはり兄は父に知られるのは嫌だと思っていたようです(4兄弟妹がとても仲が良くて、毎日4人で遊んでいるので見る目が変わるのが嫌だったのかもしれません)。
しかし、洗濯等でばれてしまうので娘がいない時に伝えました。
意外にも、兄たちも夫も少しショックだったようですが「絶対に本人には何も言うな。今まで通りに接してあげて!」と言うと「当たり前やん」と言っていました。

あって便利な物

ここでは、あって便利だったもの・今も気を付けていることを書いていきます。

〈あって便利な物〉

1.生理日を管理するアプリ
初潮を迎えてすぐは、やっぱり現実が受け止められなかったようで、「もう終わったかな」「もう私生理が来ないんじゃない?」と私に言っていましたが心の中で「いやーアンタはこれから50年くらい生理と付き合っていくんだよ」と思いつつ、「そんなわけないやーん」と言ってました。
学校で急に始まったりすることも怖がっていたので、生理日や排卵日を管理するアプリをインストールしました。
最初は不規則でしたが、少しずつ安定してきます。本人も確認しやすいのでおススメです。

2.経血用洗剤
生理用品を当てるのがまだうまくなかったり、量が多かったりして下着などを汚したときに自分で洗ってもらうように買ったのですが、これは本当に便利です。
それ専用なのでとてもきれいになります(余談ですが、鼻血などもきれいに取れました)。
シーツのつけ置きなどもできるので、かなりおススメです。

〈今も気を付けていること〉

生理用品のストック
娘の生理が始まるまでは、生理用品が必要なのは私だけだったので、ストックが苦手な私は必要最低限しかストックを家に置いていませんでした。
女の子のママさんは、きっと同意してくれるだろうと思いますが…
『子どもの生理が始まると、生理用品の減りが早くなる』
娘が初潮を迎えて、私が一番びっくりしたことです。

今は、コロナのこともありますし災害時のことも考えて、生理用品のストックは本当にきちんと確認するようになりました。そして、少し余裕を持って買うようになりました。
また、娘が不安がって夜用をずっと使うのもよしとしました。本当は昼夜を場合分けして使ってほしいのですが、やはりまだ量も期間も定まってないので、学校に行っている間に下着が汚れたらかわいそうかなと思います。

娘の成長、嬉しくてちょっぴり寂しいものです。
何かのお役に立てれば幸いです。

■この記事を書いたのはサンキュ!STYLEライターゆずうさぎ
中学生から大学生まで三男一女の4人の子どもを育てる母。
4番目に初めて女の子を産み育てています。今回はかなり助かった先輩ママからのアドバイスをシェアします。

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