冬場の当たり前をやめてみました。

2020/10/08
  • 整理収納アドバイザー、2人の女の子のお母さん。三度の飯よりお片付けが好きです。もっと見る>>

8歳6歳のお母さん、
収納アドバイザーのayaです。

うろこ雲を見た時、キンモクセイの香りに気付いた時...、季節の移り変わりを感じた瞬間、嬉しくてウキウキします。
慌ただしく過ぎる暮らしの中でも時折立ち止まって、あり過ぎる物や整理の出来ない情報を自分なりに取捨選択して削ぎ落としてみると、暮らしがシンプルになり、心豊かに過ごせることに繋がります。

これからの秋冬の季節は心を落ち着かせ、暮らしを整えるのにぴったりな季節です。
「秋冬の季節にやめたこと」をいくつか挙げてみました。

ロングブーツを履くのはやめました。

元々、「そろそろやめようかな。」と考えていたものでした。ファッションの流行もありますが、昨年オールマイティに使えて20年間履いていたロングブーツがとうとう破れてしまい、これを機に新たなロングブーツを買うのをやめてみることにしました。

履かずに過ごした去年の冬、ファッションに関しては問題はなかったですし、寒さ対策おいてはレッグウォーマーがあれば温かく、雪の日はレインブーツを履いて過ごせました。今年の冬もブーツを履かずに過ごしてみたいと思います。

ニットを着るのはやめました。

洗い方、干し方に注意を払い、特別扱いしなければならないような柔らかいニットは手間なので着ないことにしています。ただし、コットン素材のニットはネットに入れて普通のお洗濯が出来るものもあります。そういった物を選んで着ています。

加湿器はやめました。

加湿器は同時にアロマが焚けたり、癒しの効果もありますが、それよりも掃除の手間が煩わしく、数年前に処分してやめました。

気になる乾燥対策ですが、リビングの一角に洗濯物を部屋干しする事で十分加湿するようです。極度の乾燥肌でしたが、5年前から何も塗らないことでお肌の健康を保ち、乾燥することはなくなりました。私以外の家族に乾燥肌は居ませんので、我が家では加湿器は不要なものとなりました。

リビングに炬燵を置くのはやめました。

以前はリビングに炬燵があり、ぬくぬくとついつい一日中まったり(笑)過ごしていましたが、一度入ると動くことが億劫になってしまいます。まったりする反面、その罪悪感は半端ないので(笑)迷った末に炬燵を撤去しました。

その代わりにホットカーペットを敷くようになりました。子供たちとカードゲームなどを広げて遊ぶ場合はむしろ炬燵よりも広く使え、どこにいても温かいのでこちらの方が断然良いと感じています。

お手入れもカバーラグを丸洗いすれば良いので、清潔で楽ちんです。

お酒を飲むことは必要なくなりました。

元々お酒は強くありません。夏のビールが欲しいのは、シュワっとした爽快感が欲しいだけでした。それならばアルコールの無い炭酸水でも大丈夫です。ビールを炭酸水に変えてみても、全く問題ありませんでした。
むしろ食後のお片付けも動けますし、翌日のダルさもありません。アルコールは私にとっては必要のないものとわかったので、簡単にやめることが出来ました。お酒の増える年末でも炭酸水か温かいお茶で過ごしたいと思います。

手間のかかるお節料理は作りません。

元々手間のかかることは嫌いなので、お正月料理を作るようになってから変わりません。

家族が多いので毎年お正月には母と料理を作っておもてなしします。お正月の母と私の愉しみです。愉しみではありますが、手間のかかるお節と誰も食べつけないお節は作りません。毎年、必ず食べ切って残らない料理をチェックし、それを次のお正月に作るようにしています。食材の無駄も防げますし、何より完食してもらうのはとても嬉しいことです。

ちなみに定番で作るお節料理は、栗きんとん、海老の旨煮、ローストビーフ、煮物、伊達巻、酢ごぼう、菊花かぶら、ごまめ…、などですが、少しだけ必要な黒豆、作れない蒲鉾などは市販のものを頼ります。

年末大掃除で頑張るのはやめました。

大掃除を年末にするのは、一年の感謝と清め払いの意味でも必要ですが、年末ギリギリにするのではなく、年末にこだわらず、一年を通してゆっくりとできるタイミングでするようにしています。たとえ年末でも、日々のお掃除も当たり前にあります。毎日するところプラス、その日の予定とお天気、気温に合わせて出来るところを少しずつきれいにしてゆきます。

年末にこだわらないのは、たとえばキッチンのお掃除ば夏場の油の溶けやすい時期が向いていますので、夏場のうちに丁寧に掃除しておきます。冬はささっと拭くだけです。

冷蔵庫は食材の減ったときにその棚をきれいに拭けば一年を通してきれいを保ちます。年末に特別に掃除するのは冷蔵庫の上と表面くらいです。

また、ベランダなどは冬は寒くて出来ません。秋の方が気持ちよくできます。出来るときに出来る範囲ですると無理なくきれいを保ちます。

イベントで気合は入れません。

派手なイベントに違和感を感じながらも、街を彩ってゆくハロウィンやクリスマスのオーナメントの可愛さに釣られて、ついつい手に取ってしまいます(笑)。100円ショップのグッズも、年々可愛さが更新されて、「100円なら買おうか。」なんて思うのですが、季節の行事を愉しむのならば子供たちと一緒に出来るだけ手作りにして、インスタントな可愛さよりも、時間と手間をかける愉しみを子供たちには教えていきたいと思います。(お料理の手間は苦手ですが物を作る手間は楽しいもんです(笑)。)

なので我が家には、何年も前に買ったものと、折り紙などで工作した一年限りのオーナメントで彩ります。

肌の保湿は本当にお肌のためになるのでしょうか。

やめてノンストレスになったことの一番は化粧品です。

化粧水、乳液、保湿クリーム、リップ、下地クリーム、日焼け止め、ファンデーション、アイシャドー、チーク。全てやめました。アトピーでお肌に不安のない日は何十年も無く、ストレスを感じていた日々から、今はお肌に関するストレスや不安は全くありません。あんなにお金をかけて保湿していた日々は何だったのでしょうか(笑)

お化粧が大好きで何を塗っても荒れない方には、むしろどんどんお化粧をして綺麗になっていただきたいですが、肌トラブルの多い方は「保湿」という行為に疑問を持って欲しいな、と今は思います。あくまでも私の個人的な見解、ですが…。

金魚のヒーターは過保護?

また番外編です(笑)

金魚の冬対策でヒーターは常識です。しかし外飼いで冬越しした金魚は強いと耳にしたことがありました。手間をかけ過ぎることと電気代と過干渉を防ぐために、思い切って金魚をベランダで飼うことにしました。冬は餌をあげず、水も換えずに無関心でいると、無事に冬越ししてくれました。春夏にはたくさん餌を食べ、病気せず元気に大きくなりました。専門家ではありませんので、細かなことは分かりませんが、金魚も環境さえ整えばヒーターは不要かもしれません。

最後に...。

暮らしを豊かにするには時間が必要と思われますか?わたしは時間ではなく「考える」ことと「工夫してやってみる」ことだと思います。出来ないことで悩むより、今できる小さな事をやってみることで、いつの間にか出来なかったことがラクにこなせるようになってゆくものです。何事も小さなことからコツコツと。

最後までお読みいただきありがとうございました。収納アドバイザーayaでした。

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