驚くほどクセがなくなる。万能、パセリの粉の作り方。
8歳6歳のお母さん、
サンキュ!ライターのayaです。
野菜が苦手でなかなか食が進まないお子様のいらっしゃるご家庭は多いと思います。
我が家も然りです。
小学校に上がると給食が始まり、段々と野菜を食べてくれるようになる場合もありますが…、もちろんそうでない場合もあります。
野菜が苦手なお子様に「食べなさい、食べなさい!」といくらすすめたところで、無理なものは無理でしょうし、言われることで更に嫌いになるかもしれません。
我が家は基本「ご飯食」です。
「お米を食べれば大丈夫!」
と大らかなお母さんを演じつつも(笑)、本音は野菜を食べて欲しい。
そこで作り始めたのが、
【パセリの粉】
でした。
パセリには一般的に、生活習慣病の予防、抗酸化作用、美肌効果、貧血予防、むくみの改善など、身体の免疫を高めてくれる多くの効果があり、積極的に食事で取り入れたい野菜です。
子供の為に作り始めた【パセリの粉】ですが、バリエーション豊富で扱い易いことが分かりすっかりハマってしまいました。
パセリの出回る時期になると毎年必ず大量に作って、冷凍庫に常備しています。
作り方をご紹介します。
少し手間と時間は必要です。
万能の【パセリの粉】ですが、自分で一から作るとなると、それなりの手間と時間が必要です。それでも作り続けているのは、一番は「安心を得る」ためです。
日本の農家さんの作ったお野菜を食すことほど安心出来るものはありません。そして、旬の時期に沢山作れば市販のものよりよほど安く作ることができます。
更には乾燥したパセリは実は臭いも癖もほぼ無くなり、臭いに敏感な子供でも気にならないほどです。使い方は無限にあります!扱い易さにきっとハマりますよ。
ではここから作り方です。
旬のものを沢山買いましょう!
粉にすると思いの外嵩(かさ)が減ります。沢山買っても大丈夫! これだけ買っても100円程度です。(時間はそれだけかかりますが…。)
葉っぱと軸に分けます。
洗ったパセリを【葉】と【軸】に手でちぎって分けます。
残念ながら、軸の方はパセリの粉にはなりません。
しかし、捨てずに後日【ブーケガルニ】や【ベジブロス】として使えますので、そのままジプロックに入れて冷凍しておけば無駄になりません。
葉を平らなお皿に並べます。
レンジに入る大きめの平らなお皿にキッチンペーパーを敷き、パセリを重ならないように置きます。(この時点ではパセリはまだ水気がしっかりあります。)
レンジで加熱します。
600Wのレンジに5分から7分加熱して水分を飛ばします。
パラパラになっていれば完成。
指で擦り合わせて、サラサラと粉になれば完成です。
キッチンペーパーでパセリを挟んでモミモミすると、気持ち良く粉々になりますよ。
乾燥に少々時間が必要ですので、お皿を2枚用意して次のパセリを予め準備しておくと効率よく作れます。また、一部粉になりきれなかったものは、他のキッチンペーパーに溜めておいて、もう一度レンジに数分かけると全て粉々になります。
(キッチンペーパーは焦げない限り繰り返し使えます。)
乾燥パセリの完成です。
我が家では、空き瓶に入れて冷凍庫で保管しています。色が落ちることもありませんし、最後まで同じ状態でストックでき、いつでもさっと使えます。
バリエーション。
特に便利に使えるのは卵料理です。お弁当の卵焼きには必ず入れていました。パセリとチーズの入った卵焼きが子ども達のお気に入りです。
他にもパスタに掛けたり、ピザの最後のトッピング、スープの彩り、ジャガイモの風味付け、タルタルソースなど、様々に便利に使っていただけます。
最後に…。
パセリの粉は市販でもありますがかなり少量です。しかも外国産のものであったり、色も薄いことがあります。また、無くても困らないものなのであまり常備してない食材かもしれません。
生のパセリは癖が強く、彩りに使うものの、お皿に残ってしまって可哀想な存在になりがちです。しかし、栄養たっぷりなので食べたい!
そう思われたら是非乾燥パセリを作って、野菜嫌いな子ども達が栄養をしっかり摂れるようにお料理に取り入れてみて下さいね。
どなたかの暮らしのお役に立てますように。
最後までお読み頂きありがとうございました。
記事を書いたのは、
サンキュ!ライターayaでした。