収納グッズを買わずに整うちょっとしたアイデア。【基本→応用→発展】

2021/04/30
  • 整理収納アドバイザー、2人の女の子のお母さん。三度の飯よりお片付けが好きです。もっと見る>>

8歳6歳のお母さん、
収納アドバイザーのayaです。

我が家がモデルルームのようにスッキリ片付いていたらどんなに嬉しいか…。片付いた部屋の理想をどんなに思い描いても、テレビのように、瞬きしたら一瞬でキレイになっていることはあり得ません(笑)。

テレビで見た、雑誌で見たあの美しい収納グッズさえあればキレイになるのでは…、と思って勢いで揃いの収納ケースを買ってみた…。けれどもサイズが合わなかった、使いこなせなかった、と嘆いていませんか?

収納グッズがあるから片付くのではありません。
「整理をするから片付く」のです。
オシャレな収納グッズを買う前に、まずはうちにあるもので【お試し期間】を作ってみることをおすすめします。
どこの家にでも必ずあるものを使って、収納グッズを買わずとも十分に美しくスッキリ片付けることが出来ます。

基本① 【紙袋を使う。】

【紙袋】は、おおよそどこのお宅にもあるものです。
適度なハリがあり、高さや幅などを折り込んで自由に変えることのできる便利アイテムです。

内側に織り込んだり、カットしたりするなどして枠にはめ込んで試してみましょう。

基本② 【空き箱や段ボールを使う。】

ある程度の大きさが必要な場所でも、
【ティッシュの空き箱】【お菓子の箱】【段ボール】
など、その気になればいくらでも空き箱で収納グッズは作れます。

収納は【四角く区切る】ことが理想です。四角い箱を使わない手はありません。

鍋のような大きなものでも大丈夫!

基本③ 【クリアファイルやジッパー付きの袋を使う。】

平たくして立てて収納したいもの、長いコードなどをくるくるまとめて分けるなど、重なりあって欲しくないものなどは、中身の見える
【クリアファイル】や【ジッパー付きの袋】
を使うと収納し易くなります。

子供も簡単に収めることが出来る為、我が家では子供の作品をクリアファイルに入れたり、トランプやカードなどはジッパー付きの袋に収めています。

応用① 【パッケージ箱の蓋はカットして使う。】

小袋入りの出汁や、コーンスープなど箱入りのものは、その【箱をそのまま利用】するとスッキリ収まります。
その際は蓋をカットし、高さも少し低くなるようにカットすると、取り出し易くもなります。

応用② 【使わない鞄を使う。】

気に入って買ったけれどもファッションの変化で使わなくなった鞄が沢山ありませんか?そんな時はお気に入りのバッグで【魅せる収納】にすれば解決です。

かごバッグなどは可愛く整理もし易いですし、布バッグは何でも入る便利な収納に使えます。キッチンやリビングでよく使うものを入れて、敢えて魅せる収納にしたり、ドアにかけてとりあえずの収納に使ってみて下さい。

発展① 【着なくなった服で収納。】

着心地の良い【Tシャツ】、柔らかい【セーター】など、捨てるのが惜しい程お気に入りの服があったら、カバーに使うこともできます。予備の毛布や布団などを包んだり、ほこりを付けたくない衣類のカバーにすることも出来ます。

我が家では主人の着なくなったワイシャツを季節外の何着かの衣類をまとめるカバーにしています。

発展② 【高さ、幅、形で仲間にする。】

雑然として見えるのは箱に収まっていないからではなく、サイズがチグハグに置いてあるからということがあります。

収納グッズに収め込まなくても、物の高さ、幅、形、色などで仲間にするだけでも美しく整います。

キッチンにあるものは特にサイズがまちまちです。

ラップ類など長いものは水筒などの長いものと近くに置いたり、ツールなども長いものと短いものと分けるだけでもスッキリします。

衣類なども同様に、丈の長いもの、短いものと分けて掛ける見た目にスッキリしますね。

高さを揃えると、出しっぱなしも美しい。
物が多い場合は高さで揃えると収まりがよい。

発展③ 【不要になった収納グッズを他の場所で使う。】

誰しもお片付けをすると、使わなくなった収納グッズが出てきます。それはアッサリ処分するのではなく、他の場所で使い回し、収納のアップデートをしてゆきましょう。

過去に買ったカラフルなプラスチックのカゴなどは、見えない所の枠として使えば無駄もありません。紙袋から箱へ。箱から過去の収納グッズへ。それから美しい収納へ、と変化させてゆくことが理想です。

使わなくなったケースがハマりました。

最後に…。

シンプルでスッキリした収納アイテムは様々にありますが、たとえ美しい収納グッズでも、それにそぐわない物を入れてしまっては、物を隠してしまうだけで、整理されたわけではありません。

暮らしの動線に合わせ、モノがあるべき所にあることの使い易さを確認した上で収納グッズは買うべきだと思います。収納グッズは物の収まる枠を決めるものです。
まずはそこに入れる中身を決めることが先決。とりあえずの袋や箱などでお試し期間を作り、合格と思えたら是非、美収納へ進んで下さいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。
記事を書いたのは、
収納アドバイザーayaでした。

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