【湿気の多い玄関】デメリットを逆手にとったら暮らしやすくなりました。
8歳6歳のお母さん、収納アドバイザーのayaです。
我が家は6人家族マンション暮らしです。決して広くはない空間で、いかにスッキリと家族みなが探し物を少なく、暮らしやすくなるよう整えることが私の日々の努めであり愉しみです。家を購入する際、満足したはずであっても、実際に暮らし始めてみると不具合を感じてくることはあると思います。
我が家ではその不具合の一つとして、玄関が北側に位置しており、冬場は湿気がこもって玄関扉は結露してしまうという問題が起きました。玄関の結露に関しては喚起をしたり拭き取ればよいことですが、玄関収納(靴箱)についてはそうもいかず、主人の革靴などはいくつかカビだらけになってしまったものもあります。
そうであるからといって、何も入れないわけにはいきません。決して広くはない家、空間を少しも無駄にはできませんから。
靴は入れまい。
玄関の収納に入れてカビさせるならば「靴箱に靴を入れるのはやめよう。」と考えました。同時に考えていた南側の部屋のファミリークローゼットに靴を置けるスペースを設け、そちらにほとんどの靴は置きました。
靴箱の奥行を活かした収納に。
玄関の収納(靴箱)は、一般的な収納よりも靴に合わせたもので奥行が浅くなります。(おおよそ30センチから35センチ程度。)既に靴収納として使っていた靴箱に本を入れるのは抵抗がありますし、使わないものを入れるにはもったいないような便利すぎる位置にあります。
家族みなが使うもの、取り出しやすさを求めるもの、奥行を取る必要のないもの、収納に困っているもの、全てにおいて好都合なものがありました。
消耗品の収納。
それは、消耗品です。
トイレットペーパー、箱ティッシュ、キッチンペーパー、洗剤類、ラップ類、スプレー類、ガムテープ、電池、電球、空き瓶、ボトル類...etc。
6人家族の我が家は消耗品の回転も早いので、どの消耗品もひとつかふたつはストックが必要です。ストック分を開封したら、またストックを買い足しておくという方法です。
ケースに入れる美しさより、見易さ、取り出しやすさ。
ドラッグストアのように、正面から見て何がどこにあるかすぐに分かるような陳列にしています。倒れるもの、細々したものはケースに入れて必ずラベリングです。家族みなが使うので大きめの文字が基本です。中身が変わることもありますので、いつでも書き換える事ができるマスキングテープが適しています。
収納に決まりはありません。
靴箱には靴を、クローゼットには服を、食器棚には食器をとは、その用途に使うことが最適であろうという固定観念です。そのような目的で作られているとしても、使う方の暮らしは千差万別。おおきな食器棚があるけれど、スペースが埋まるほどの食器を所有していばいならば、本を入れても服を入れてもいいわけです。
我が家では以前の靴を収納していた時よりも、消耗品を収納することで、家族が頻繁に中身を取り出し、入れ替えも頻繁になったことで、風通しがよく湿気がこもることもなくなりました。消耗品全てが集約でき、迷子になることもありません。
何か不便を感じた時にそのままにするのではなく、柔軟に大らかな発想で色々トライしてみて、暮らしに変化をつけてみるのも面白いと思います。
最後に...
収納はアイデア次第でとても暮らしやすくなり気分も上がり、家族のハッピーに繋がります。デメリットがあっても諦めずに創意工夫で暮らしを愉しみたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。記事を書いたのは、8歳6歳のお母さん、
広島の収納アドバイザーayaでした。