【実録】壁に穴を開けました。
8歳6歳のお母さん、
収納アドバイザーのayaです。
数年前リフォームをした際、やむを得ず造作しなくてはならなかった空洞の柱が、家の中心(リビング)にあります。柱を付けないという選択肢はありませんでしたが、リフォーム後の生活スタイルが確立してくると、「柱に穴を開けたい…。」と思うようになりました(笑)。
ただ破壊したいのではなく、リビングに布団を敷いて寝ている為、読書灯を付けたくなり、この柱を役立たせよう!と思った次第です。
「実録、壁に穴をあけました。」ご紹介します。
空洞の確認。
我が家のこの柱には電気系統もなく、中は空洞なのは知っていました。しかし、いくつかの下地板はあります。
「下地探しどこ太」
で、穴を開ける範囲を決めます。
コンコンと叩いてみてもおおよその範囲は分かりますが、確実なのは「下地探し」です。
壁紙を剥がす。
穴を開ける際、壁紙があるとノコを入れた時に壁紙が乱雑に剥がれます。それを防ぐためにあらかじめ壁紙はカッターで切り込みを入れて剥がします。
いよいよ穴を開けます。
ノコギリで穴を開けます。細いノコの方が作業しやすいと思います。キリなどで少し穴を開けた所にノコを差し込んでゴリゴリと切ってゆきます。
開きました!
石膏ボードは固いものではありません。女性の力でも簡単にカット出来ます。ここまで15分位です。
主な材料はこれだけ。
今回材料として買い出ししたのは、この2点です。費用は300円ほどです。
穴を開けてみると、上下の下地は剥き出しで釘の先が出ていました。危ないので、上下のみ化粧板を貼ります。ケーブルモールはコの字のカバー部分のみ使います。のこぎりで簡単にカット出来るので選びました。
キレイに見せる所は付け足す。
飾り棚などの使い方ではないので、美しさは求めませんが、それでも私に出来る範囲のところで美しく仕上げる為、板で底が見えないように蓋をしました。
無理はしない。
美しく仕上げるにも道具はありませんし、私は素人なので(笑)加工のし易いものを選んでいます。ケーブルモールは簡単にカットできます。斜め45度にノコギリでカットします。
木の材質のもので枠を組むと尚オシャレで丈夫です。
ガタガタのフチを隠す。
45度にカットしたケーブルモールで石膏ボードのガタガタを隠すようにカバーします。たっぷりのボンドで付けました。
下手っぴもご愛嬌。
少しだけ足りませんでした。
隙間が空いてますね(笑)。
パテがあればなんとかなる!
パテは万能です。先程の隙間も埋めれますし、画鋲などを刺し過ぎて穴の空いた壁の修正も出来ます。我が家では常備しています。
家族を巻き込む。
家を整える為の作業には、極力家族を巻き込みます。今回は次女が冬休みでしたので、ペンキ塗りを手伝ってもらいました。とても上手にハケを使っていて、成長も見られます。何より楽しそう!
意味のあるお片づけ。
我が家は家族4人でリビングで寝ています。子供が成長してゆくにつれて、生活環境は変わってゆくと思いますが、ここに凹みをつけて何かしらを収納することは以前から考えていたことでした。今は家族4人で使う為の収納、「読書ライトのお部屋」です。2台仲良く収まりました。
読書灯。
8歳の長女、6歳の次女、主人、私、それぞれに就寝時間が異なります。だらだらとテレビを見るよりは環境を整えて、夜は読書時間を作りたいと思いました。コードは伸ばせますので、それぞれの手元を照らすことが出来ます。使わない日中は凹みにお片づけ。とてもスッキリしました。
最後に…。
壁と壁の間には実はもったいない空間があるのは知られていることです。持ち家ならではの大胆な工事で家族会議も必要ですし、なかなか二の足を踏むことではありますが、熟慮して家族にとって家にとって意味のあることと判断出来たならば、意外と難しくなく力も要らない作業ですので、一つのアイデアとしてご紹介させていただきました。
どなたかの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
収納アドバイザーayaでした。