片づけのゴールを目指すまでの、片づいて見える8つのルール。

2020/08/21
  • 整理収納アドバイザー、2人の女の子のお母さん。三度の飯よりお片付けが好きです。もっと見る>>

 整理収納アドバイザーayaです。
 お片づけのお手伝いをさせて頂いていると、「どこから手を出していいかわからない。」と皆さん一様におっしゃいます。手を出したら余計に散らかりそうで二の足踏んじゃうと・・・。いいえ大丈夫!絶対片づきます!我が家がまだまだ片づいていなかった時、お片づけのテンションを上げる為に実は片づいてないけど、片づいているように見せていた(笑)ワザがありました。それは8つのルールです。

ところで片づけのゴールはどこ?

 お片づけにゴールなんてものは無くて、生きている限り続くのでしょうね。ん~残念!(笑)私は趣味ですが・・・。人は世代に応じて生活様式は次々に変わってゆくもの。必要なもの不必要なものもどんどん変化します。なので片づけは続きます。どこまでも・・・。

見えない所はいい加減でも◎にしよ。

 お片づけ依頼をしてくれた方のお家に出向くと、「あら?きれいよ。」と思う方々の共通点が、見えない所はゆるっとしている(笑)ところです。それは散らかっていることが恥ずかしいからそこに隠しているだけなので、「すごい!片づいてるね!」と本気で伝えています。そしてこの方はお片づけのスイッチが入ればどんどん片づいてゆくな、と本当に思います。

 私も過去にはリバウンドを何度もしましたし、あらゆる収納方法を試しては失敗、を繰り返してきた人です。でも、気づけばいくつかのルールをきっちり守って生活空間を片づいているように見せれば、日常のストレスはほぼなし。家族も片づいているものと錯覚(笑)してくれているので、ゆったりと時間をかけて家中を片づけてこれました。

片づいて見える為のルール。わたしの場合。

 帰宅してお部屋が片づいていると、本当に本当にホッとします。ホッとできる為に我が家の(私の)最低限のルールを決めました。


■玄関に置く靴は一人2足まで。
 玄関開けたら靴だらけは疲れてしまいます。

■リビングは家族共有の物のみ在籍させる。
 物の管理人になれます。

■リビングにゆとりをもたせた個人BOXを設置。
 困った時、とりあえずの避難先。

■ダイニングテーブルは物置にしない。
 食事をする場所。何も無いことが理想。

■キッチンは基本隠す収納。
 物と汚れの最も溜まる場所。
 隠す事でスッキリ見える。

■水回りアイテムはほぼ白。
 清潔に見える。

■出かける前、就寝前は必ずリセット。
 子供の習慣付け。事始めがスムーズ。

■花、緑を飾る。
 花を愛でるゆとりは持ちたい。


 このルールが我が家がぱっと見片付いて見えるワザ(笑)です。この8つを最低限守って、見えるところを整えておけば、いつ来客があっても対応できます。引き出しやクローゼットを勝手に開ける人なんて居ないですからね(笑)

 実は引き出しの中はぐちゃぐちゃ、扉を開けると物は斜めに・・・とはなっていても、モヤっとするのは開けた時だけ。テレビ番組のように悲惨なビフォーが数秒後にキラキラリーンはないので(笑)、まいっかで一旦閉じる(笑)。

 視覚に訴えれる範囲を整えていると、片づいていることが嬉しくなり、そのうちに隠していた「ぐちゃぐちゃ」「斜め」が気になってきて、手を付けたくなります。片づいてない所があっても焦らず、ある程度は大目に見てあげれば気がラクになります。

 ただし、これはあくまでも私の中のルールで、家族に強要したことはありません。ルールから外れても気にしない訓練。家族も幸せ、自分も幸せになるには、まず自分の意識から。

 何事も目標があればそれに向かって段階を踏んで成長してゆけるもの。大袈裟ですがお片付けもそう思います。一気にやろうとせず、自分なりのルールを作ってゆっくり時間をかけてコツコツお片づけしていけたらいいですよね。


 ここまで読んで下さってありがとうございました。隠してるだけを片付いているなんて、なかなか厚かましいですね(笑)我が家はまだまだ途上で、整理収納アドバイザーを立派に語れるほど細部まで整っているわけではありません。でもとにかくお片付けが好きなので、楽しく家族がHappyになることを願って、日々暮らしを整えてゆきたいと思います。二段飛び三段跳びは脳しんとうを起こします。ゆっくり焦らず楽しんで、自分が幸せに向かえるスピードでお片づけしてゆきたいですね。
 広島の整理収納アドバイザーayaでした。

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