【収納】おもちゃのお片付けポイント。
8歳6歳のお母さん、
収納アドバイザーのayaです。
私はお片づけが大好きですが、母親が大好きだからといって子供たちも好きになるかと言えば、もちろんそんなことはありません(笑)子供というのは願わくばお片づけなんてやりたくないし、散らかってようと、埃がかぶっていようと、気にすることはありません。
実は私自身も子供時分にはいつもいつも散らかす子でした(笑)
いずれはお片づけが出来る子になって欲しいという願いを持ちつつも、子供達はまだまだ全てにおいて学びの初期、お片づけ育に関してももちろん学習過程にある我が家です。それでも私が
「お片づけしよう。」
と声を掛けると、やらない子達ではないので困らせることはありません。
めんどくさいことだけれど、お母さんが困るだろう、片づけないと出掛けることができないのだろうと、子供なりに考えて行動出来るようになるには、ポイントを押さえた収納でサポートすることで、少しずつ出来るようになってゆけるものと思っています。
◼️一軍二軍に分ける。
おもちゃには必ず一軍と二軍、更には三軍にあたるものも存在します。よく遊ぶ一軍のものはわかりやすいと思いますが、二軍、三軍のものも、遊んでいないからといって処分が出来るかと言えばそうでもないことが多いものです。
よく遊ぶ一軍のものは見える所にそのまま置くか、細かなものは蓋なしのケースに。二軍、三軍のものは蓋付きのケースに入れて、子供達が遊ぶスペースの近くに置きます。すぐ手に取り易く、片づけ易い位置が基本です。工作物を入れておくボックスもあると便利です。
二軍三軍のものも、時折一軍に混ぜて置いてあげると、一軍へ返り咲きすることもあります。遊ばれずに嘆くおもちゃの悲しさはトイストーリーで共感できました(笑)。
◼️低い位置に置く。
子供達が手に取れる高さ、しかも小さなお子様の場合は、立ってではなくしゃがんで取れる高さが向いています。低い位置にあれば少々の重さならば頑張って戻していますし、おもちゃを取り出して遊ぶにも自分で出来ます。我が家では低い位置ほどよく遊ぶおもちゃがあります。
◼️取り出し易いケースに入れる。
出し入れの際に摩擦のかかるケース、重た過ぎるケース、蓋付きケース、サイズがピッタリすぎるケース、などは子供のおもちゃの収納には不向きなように感じます。軽いもの、ざっくり収めることが出来るケースが向いています。
◼️何でもBOXをつくる。
何でもボックスというのは、主に工作物を入れておくボックスです。子供は毎日のように工作をしますが、おおよそは作ることが楽しいようで、作ってしまうとまた次のものへとシフトチェンジしています。本人が気に入っている作品は飾っていますが、それ以外のものは何でもボックスに一時的に収めてしまいます。
◼️声掛けのタイミングを見計らう。
お片づけをして欲しい時、「片づけよう。」や「元に戻そう。」と声掛けをすると思いますが、大人側が散らかりが気になるからといってやたらめったに声掛けをしても、子供は言われ慣れてしまって、素直に聞き入れてはくれません。我が家では片づけの声掛けタイミングはおおよそ2パターンのシーンがあります。
ひとつは、夕ご飯前、
もう一つは出かける前です。
それ以外の時は意識してあえて声かけはしません。
◼️一緒に片づける。
任せて完璧にお片づけが出来たことは、まずありません(笑)。片づいて見えるようにはなっていても、違う箱に戻していたり、絵本は倒れていたり...。でもそれでも私は構いません。そこはフォローして楽しんで直してあげます。
今は、片づいていることの気持ち良さを感じてもらうことを目的としています。
◼️溢れてきたら見直しする。
いよいよボックスからおもちゃ(工作物)が溢れてきたら見直しの時です。週末に子供と一緒に
「いる」「要らない」
の精査をしたり、確実に捨てても大丈夫そうな物はこそっと処分することもあります。(小さな物でもこだわりを持つお子様には決して無理をしないように...。)
◼️出来たら褒めて、出来ない時はスルー!
最近は「片づけよう。」という前に片づいていることも多くなってきました。そんな時の娘の顔が大好きで、「母さん見て!言われる前に片づけたよー!褒めてー!」というお顔をしています(笑)。すっごく可愛くて褒めちぎります!!!
逆に片づけて欲しいタイミングで声掛けしても、子供が気が乗らないのか、なかなか片づけないことは間々あります。
そんな時は三段の構えです。
まずは様子見。
それで動かない場合は「お布団敷きたいなあ。」とか「お出掛け遅くなるなあ。」と、ヒントを与えます。
それでも動かない場合は、「お母さん、先にお風呂入っちゃおう。」とか、「お母さん、先に出掛けちゃおう。」と、行動を急かします。
そんな上手くいかないよ、と思われるでしょうが、もちろんそんなに上手くはいかないこともあります。でも上手くいくこともあります。子供も親もまだまだ未完成。親子の関係でも、お互いに少しの努力と気持ちの譲り合いで少しづつ信頼が深まり、相手の為の行動が出来るようになっていくものと思います。
最後に...。
片づけるという行為は、次の行動にスムーズに動けることはもちろん、自分にも周りの者とも良好な関係を築けるスキルを身につけることに繋がります。何よりも家庭においては、片づいていることは気持ちが良いですし、家族での揉め事の大半が自然に解消されるよう導いてくれます。
まずは行動、でも焦らない。ゆっくり楽しく片づけてゆきたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。記事を書いたのは、
収納アドバイザーayaでした。