3つのシーンで整う玄関。

2020/11/29
  • 整理収納アドバイザー、2人の女の子のお母さん。三度の飯よりお片付けが好きです。もっと見る>>

8歳6歳のお母さん、
収納アドバイザーのayaです。

玄関を整える際、どのような事を意識していますか?

掃除をする、靴を片付ける、傘は仕舞う、鍵を置くスペースを作る、マスクをかける…、様々に整え方はあると思いますが、使うシーンを意識すると、自然と整えたくなる心境に変わります。

アドバイザーの目線に立った、3つのシーンをイメージした玄関の整え方をご紹介します。

お支度シーン。

仕事、幼稚園、保育園、学校、買い物と出掛ける際は家族それぞれに持ち物が多いものです。我が家では持ち出す物は全て、玄関のお支度フックに掛けます。最近は特にマスクを忘れてしまいがちです。フックがある事で気付いた時に準備が出来、忘れ物を少なくする事が出来ました。

フックにあれこれ物が掛かっていると、一見雑多に見えてしまいますが、我が家では雑貨を飾るのではなく、支度する手荷物を掛けることで普段は使わない意識をしています。そうすることで支度シーンと来客シーンとの印象を変えています。

壁にフックの無い頃はこのような時もありました。

来客のシーン。

お客様がいらっしゃる時の玄関は、おうちの顔になります。第一印象は良い方がいいですね!出来る限り物を置かずにスッキリ見えるように心掛けています。身支度のフックは全て閉じ、腰掛け椅子とアルコール、スリッパを置いて準備完了です。

インテリアは壁を使います。我が家にはニッチのような飾り棚はないので壁面を使って季節感を感じるものを少しだけ飾ります。今は子供にクリスマスの絵を描いてもらい飾りました。
掃除が面倒だからと、必要最低限のものしか無い玄関は殺風景です。その家の雰囲気が伝わる雑貨がひとつかふたつ飾ってある事で、お客様はおもてなしの安心感を受け、家主の心やインテリアに興味を持たれると思います。

家族の身の丈に合ったインテリアでお招きしたいですね。

帰宅のシーン。

外出する際は、帰宅した時の自分の気持ちを考えた整えをして出掛けます。私自身がお客様になるわけです。靴が見えないように整えるのは基本ですが、身支度フックは収め、腰掛け椅子、アルコールのみです。

帰宅した際の玄関の演出は大事です。我が家はマンションですがプライベートポーチはないので玄関前の共有部分には物を置くことは出来ません。玄関扉に少しだけ気分の上がる装飾をしています。今はリースがメインです。優しくて素敵な奥様から頂いた手作りのものです。リースがあると無いとでは、嬉しさが全く違います。

最後に…。

玄関はおうちの顔です。
「いらっしゃいませ、どうぞ。」
という家主のおもてなしの気持ちが伝わると嬉しいですね。家族への思いやり、お客様への心遣い、自分自身への心のゆとり、シーンに合わせたおもてなしの気持ちがあれば、ありすぎる靴は少し片付けたり、泥の入り込んだたたきは掃除したり、うるさ過ぎるインテリアは少し控えたり出来るものではないでしょうか?
今の自分や家族の身の丈に合った玄関を意識したいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。
記事を書いたのは、収納アドバイザーayaでした。

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