3つの場所を整えて、心地よいお片づけの習慣化を。
8歳6歳のお母さん、
収納アドバイザーのayaです。
「ただいま〜。」
と帰宅してホッとしたい瞬間、お家が散らかっていたら疲れが倍増してしまいます。
そんな状態のまま出掛けたのは自分なのに…。
重い腰を上げてするイメージのあるお片づけですが、お片付けの癖が付けば実はそんなに大変な事ではありません。
物は放っておけば増える一方なので、必ず物をどこかしらに片すことはする筈です。あちこち無闇に手をつけるのではなく、ポイントを押さえるだけで、お片づけの意識が向きやすくなり、【良い習慣】を身につける事ができます。
こちらを片づければあちらが気になり、の繰り返しのお片づけ。
実は100%完全なお片づけはありません。
いかに自分がお片づけを苦に思わず、習慣化させるかがお片づけを【持続可能】なものにできるコツです。
誰でも自分自身の片付いていれば気持ちよく感じる場所があります。そこに拘り、続けることが大切です。
3箇所を押さえる。
物をポンと無意識に置いてしまうのは、
【腰高の場所】
になります。
しかもその腰高の置きがちな場所は自分にとっても家族にとっても
「心地よい暮らし」に大切な場所です。
帰宅したらポンと荷物を置く場所、そこにまだ物があったらいかがですか?他の置き場所を探し回りますか?それとも更に上に乗せますか?
そうすればいずれ雪崩が起きてしまうかもしれません…。
そんな事が起きるかもしれないポイントは家の中で【3箇所】あります。
玄関。
玄関扉を開けると腰高の「靴箱」の上に必要な物以外の物が置かれているのをよく目にします。
郵便物や宅配のもの、鍵、家族の帽子、手袋、折りたたみ傘、縄跳び...。こんなものがありがちです。
疲れて帰ってきて一番最初に目にする場所に物が溢れているのは、疲れを倍増させますね。
ダイニングテーブル。
買い物をし終わり、よっこいしょと買い物袋を置くであろうダイニングテーブル。
置くつもりが既に物で占領されていたら、またここで冷蔵庫へ終わねばならない次の行動にストップをかけてしまいます。一気にやる気を失います。
キッチンカウンター。
お料理を配膳する際、キッチンカウンターから料理を出せたらオシャレですね。
子供達も喜んでお手伝いしてくれると思います。
しかし、キッチンカウンターという場所は物を置くに非常に都合が良い場所です。ついつい電話やプリント、お菓子など置いてしまいませんか?
そのように視界を埋め尽くすほどに物が置いてあったらいかがでしょう。
きっとお料理はスムーズに配膳されず置き場所が無く彷徨い、冷めてしまいます。
もはやカウンターではなくなったそこは本来の使い方ができなくなってしまう場合もありますね。
玄関、ダイニングテーブル、キッチンカウンターに置くのは雑貨のみ。
帰宅してホッと寛ぎたい時、子供が帰ってきておやつの時間にしたい時、何かやり残した作業をしたい時、お客さまと会話してお家を眺めてもらう時、など、
次の行動に移したい時に、腰高の物が溜まりやすい
【玄関、ダイニングテーブル、キッチンカウンター】
に物があると、一気にやる気を失ってしまいますし、その状態が毎日続くと頭の中はカオスで何もかも整理が付かなくなってしまいます。
そこまで行くと元に戻すには大変な時間と労力を必要とし、きっと情けなくなってしまうでしょう。
心落ち着かせて物事をすすめる為には、物の集まりやすいこの3箇所を【まっさら】にして出かける事が有効です。
玄関に置かれたものは取り合えず靴箱や、その物の持ち主のお部屋へ仮置き。
ダイニングの食器はシンクへ。新聞は新聞置きへ。
カウンターのお菓子は隠すつもりで戸棚へ。
一旦は【仮】でも良いので、【まっさら】にしてしまう習慣をつけてみて下さい。
何もない状態が病みつきになれば、心や時間にゆとりが生まれ、必ずその他の場所へとお片づけの意識が向いてゆきます。
それは自分自身だけではなく、家族へも電波してゆきます。
まっさらにした上で、お気に入りの飾りたいものがあれば、それはとても映え、癒し効果は絶大です。
最後に...。
私はお片づけが三度の飯より好きですが、もちろん家族はそうではありません。
子供は帰ってくればその辺にポンポン物を置いて一気に散らかしますし、主人もあちこちに物を置く習性があります。あっという間に散らかるものと分かっていても片づける事が好きなのは、片づいていることが心地よいことだと知っているからです。
疲れて帰宅しても、余計なものが出ていない家を見た瞬間、次への行動のやる気がみなぎってきます。
お片づけが苦手な方、この3つの場所をとことんまっさらにする努力をしてみて下さい。きっとその向こうに、持続可能な片づけ意識が芽生えているはずです。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
記事を書いたのは、
収納アドバイザーayaでした。