【お片づけ】モノにも住所があるんです。モノの住所の決め方。
8歳6歳のお母さん、
収納アドバイザーのayaです。
「モノ」ひとつひとつに住所を決めてあげる事はお片づけにおいてとても重要なことです。
住所があるということは、物を使い終えた後の
「戻す」作業が【ラク】になるということです。
【物の住所 = 物の定位置】
物の定位置を間違ってしまった場合、お片づけ慣れした人はすぐに見直し改善をするという行動を起こせますが、そうでない人は、手間を感じた瞬間からお片づけを辞めてしまい、あっという間に元の状態へと戻ってしまいます。
【物の定位置(住所)決め】
それは大まかに3つの視点から見定める事ができます。
①よく使うものは見える所に。
全てを扉の中に。
全てを引き出しの中に。
全てを揃いのケースに。
何もかも見えなくする収納は美しい反面、自分は良くとも家族が扱い辛く感じたり、美しく元に戻す作業に手間を感じてしまうこともあります。
家族全員の協力がもらえるならば、まっさら美収納も良いですが、家族一人でも同意の得られない場合はオススメ出来ません。
小さなお子様がいらっしゃっても同様です。
【よく使う物 = 使用頻度の高い物】
は、皆が使いやすい位置に確実に見えるように置きましょう。
【ノーアクション】が基本です。
②あまり使わないものは見えない所に。
使用頻度の浅い物や、急ぎのシーンに登場しない物、ワンアクション、ツーアクションになっても手間に感じない物、まとまりが悪く雑然と見える物は隠す収納でも良いでしょう。
家にある多くの物の収納はこちらになります。
家族個人の持ち物、キッチンにある物、リビングチェストなどを利用して収納する物、靴収納などです。
扉の中、収納ケースの中、オシャレなかごなとを利用して、片づけます。
場所は使う場所に置きます。
③よく使う物のうち、生活感のある物は死角に。
家族共有の物で、毎日のように使う物は出したままにしておくことが理想ですが、生活雑貨は生活感が出て雑然と見えてしまいます。
そういった物はリビングの死角に配置すると雑然としたものが視界に入らず、モヤっとした気持ちを防げます。
リビングに入った際の目線、くつろぐ場所の目線から外れた場所に置くと良いと思います。
死角が無い場合は、可愛いかご、おしゃれなボックスを使っても死角になります。モノがすっぽり収まるサイズの物に入れると良いですね。覗き込んでさっと取れるワンアクションが基本です。
例えば「赤のペン」の住所。
「赤のペン」の住所を決めるとします。
子供のお勉強の〇付けに毎日使うのならば、リビングのペン立てに入れても良いですし、子供机のペン立てでも良いと思います。
生活感を感じて表に出したくないならリビングチェストの引き出しの中などに。
また、そのペンがグッドデザイン賞を頂いたような美しい物ならば、よく見えるところに置くのも良いと思います。
自分が家族がそのペンを
【どう扱ってゆきたいのか】
で住所が決まります。
最後に...。
家にある物ひとつひとつに住所を決める??
聞いただけで気が遠くなることに思えますが、そうではありません。
ひとつひとつ順番に住所を決めるのではなく、生活する上で不具合を感じた時に、もしかしたらその物の住所変更をするべき時なのかもしれないということを考えて欲しいと思います。
不具合を感じた時にそのままでやり過ごすと、また次の時も同様に不具合を感じます。その繰り返しで暮らしのイライラは募ります。
たったひとつ、不具合を感じた物の住所を変えることでスッキリすることは多々あります。
暮らしを整える、整理をする、片づけるということは、そうゆう不具合を整える繰り返しです。
生活環境は日々刻々と変化しますし、お片づけのゴールはありません。しかし、家族の心身の安らぎ、仕事、勉強へのやる気は日々の心や環境の平穏からくるものと思います。
誰か、ではなく不具合を感じた自分が楽しんで整えてゆきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
記事を書いたのは、
収納アドバイザーayaでした。