実は必要なかった!家にある当たり前のもの3つ、リフォームで無くしました。

2021/06/19
  • 整理収納アドバイザー、2人の女の子のお母さん。三度の飯よりお片付けが好きです。もっと見る>>

9歳7歳のお母さん、
収納アドバイザーのayaです。

我が家は夫婦と娘2人、両親のマンション6人暮らしです。
家族が多い少ないに関わらず、時の流れと共に暮らしは必ず変化していきます。
我が家としても、6人の暮らしがいつまでも続くわけではありません。
環境の変化があっても、その時々の家族の在り方に合わせて
【暮らし易さ】
をアップロードさせてゆくことは必要なことですし、寧ろそれが私の愉しみの一つでもあります。

21年前に購入した分譲マンション。その時は当たり前に思っていた設備も、暮らしを続けてゆくと実は
「我が家の生活スタイルには不必要なのでは?」
と感じるものが出てきました。
築年数も20年を超え水周りが傷んできた頃、様々なきっかけが重なりリフォームに至りました。

リフォームは今ある物を綺麗なものや質の良いものに取り替えたり、無い収納を付け加えたりすることが多いものですが、我が家のリフォームは
【無くすこと】
の方が多いリフォームでした。

マンションに当たり前にある設備ですが、暮らし易さを求めて
【リフォームで敢えて無くした3つのもの】
をご紹介します。

和室。

一般的なマンションには当たり前にある【和室】です。

近年のマンションの和室は、リビングとの段差がなくフラットなものもありますが、過去に私が住み替えをしてきたアパート、マンションには、和室とリビングの境は全て【5cm程度の段差】がありました。

両親と同居の我が家では、2部屋分は父母が使う為、私達家族4人としては実質2LDKの住まいということになります。スペースが十分では無いため、畳んで収納できる布団で寝ています。家族4人、和室からリビングにかけて並んで寝るようにしており、和室とリビングの5cmの段差に困っていました。
「和室が要らない」と言うよりも、
【段差が要らなかった】
と言った方が適切かもしれません。

更には20年も踏み続けた(笑)畳は、傷んでぼろぼろになっていたというのもリフォームのきっかけの一つです。畳表を変える選択もありましたが、畳の部屋の必要性は感じませんでしたので、あっさりと無くす事にしました。

暮らしは変化します。後に畳み部屋があればよかったと思う事になっても、今は置き畳というものもありますので、問題はないと思っています。

廊下。

近年の家は、玄関に入り【廊下】を通って【リビング】という間取りが一般的です。
玄関を開けてすぐにリビングが見えない方が良いという配慮だと思いますが、我が家の間取りは幸い、玄関を開けたら左手と正面にお部屋の扉があり、廊下は右に曲がる間取りで、お客様からリビングが丸見えになることはありません。
玄関より右に曲がってすぐの廊下に沿って左手に和室があり、その奥にリビングという間取りです。
和室を無くすならば廊下を残す必要性を感じませんでした。

しかし、就寝の際のエアコン効率を考慮し、
【可動式の壁】
を取り付けていただき、日中は壁を解放、夜は閉めるという生活です。
和室を無くし、段差を取り払った為に子供達は遮られるものがなく広々と遊べ、夜もマットレスが何処でも敷けて寝る事ができ、暮らし易さが増しました。

高い吊り戸棚。

キッチンに立つ母も私も身長は低めです。
これまでの吊り戸棚は脚立が無ければ最上段へ手が届かず、家族で不便を感じていました。

リフォームではリビングスペースを少しでも広く取る為、壁付けキッチンにしたのですが、そうすると収納が一面のみになり独立型のキッチンよりも格段に収納スペースが少なくなります。

壁付けキッチンはリビングから丸見えになる為、生活感のある吊り戸棚は付けない方が格好はいいものですが収納確保の為付けることにしました。
しかしこれまでのような高い位置ならば不便さは変わりません。その為、吊り戸棚を低く設置していただくようにお願いしました。

大工さんに何度も何度も確認される程(笑)低い位置に取り付けるのは当たり前ではなかったようですが、丁度よい高さに出っ張った梁もありましたので、その位置まで下げていただきました。

相変わらず母は最上段は手が届かないようですが、私には十分届く高さにしていただいたので、母に頼まれても苦ではなくなりました。

最後に…。

築年数の経過や、水回りトラブル、おしゃれなお部屋に変えたいなど、様々な事がきっかけでリフォームに至ることもありますが、
【取り替える】【付け加える】
だけではなく、
【不要なものは思い切って無くす】
という選択もあります。

【断捨離】のブームは続いていますが、おうち設備の断捨離!というのも暮らしやすさは格段に上がりおすすめです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
記事を書いたのは、
収納アドバイザーayaでした。

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