作ったものには気が宿る!私が日頃大切にしていること。

2021/02/28
  • 料理教室「しあわせイタリアン」主宰。料理研究家、アンチエイジングフードマイスター、野菜ソムリエ。もっと見る>>

サンキュ!STYLEライターでイタリア料理教室主宰のきよみです。
今日は私が日ごろ料理をするうえで感じていること、また、口に入れるものに対して大切にしていることをお話させて頂きたいと思います。
食べ物のエネルギーという見えないものについてのお話なので、あくまでも私の主観でお話させて頂くことをご了承くださいね。

新鮮なお野菜を調理している時に感じたこと

以前、華道家の假屋崎省吾さんが、「体調を少し崩している時でもお花を活けているうちに元気になる」というお話をテレビでされていたことがありました。
その時は、ふ~んと思いながら聞いていたのですが、その後、私も同じ感覚があることに気づきました。私の場合は、新鮮で大切に育てられたお野菜を調理している時。お野菜を洗ったり切ったり触っているうちに、なんだか私、元気になってる?そう感じることが度々あったのです。

子育てをしているお母さんは、皆さん、多かれ少なかれ同じ状況なのではないかと思いますが、自分が少し体調を崩していても、食事を作ることを休めない方も多いかと思います。
ご主人が料理が上手だったり、頼れる実家が近くにあったり、お気に入りのデリバリーのお店があれば別ですが、少なくとも我が家は夫は料理はからっきしダメ。実家は片道3時間の距離、近所によく頼むお気に入りのデリバリーもないので、少しくらい体調が悪くても自分で作ってしまった方が早い!という状況。
そんな時、体調がすぐれないなと思いながら料理を始めるのですが、料理が出来上がるころには何だか元気になっていることが多い、そんなことに気づきました。
それは、決まって、新鮮なお野菜を調理した後。
假屋崎省吾さんが元気がないときにお花からエネルギーを頂いているように、私も新鮮で大切に育てられたお野菜を触っているうちにお野菜たちからエネルギーを頂いているのだなあと思うようになりました。
特に、両親が家庭菜園で作ったオーガニックのお野菜のパワーがすごいんです。きっと大切に育てているので、良いエネルギーがやどっているのかしら?とそんな風に思っています。

元気をもらえないものは?

また、空腹は満たされても、元気をもらえないなあというものもあります。
それは、機械で量産されたようなもの、インスタント食品など。
お腹はいっぱいになっても、何となく満たされない、エネルギーをチャージできていない、そんな後味があります。きっとそれは、食べ物に宿るエネルギーなのかな?と思っています。機械で大量に作られたものは、人が心を込めて作ったものとは宿っているエネルギーがきっと違うのではないでしょうか。

とはいえ、忙しかったり、自分で作ることが難しかったりして、そういったものに頼ることもあります。そんな時は、お味噌汁だけでも自分で作る、また、丁寧に作られているようなお店でテイクアウトする、そういった工夫をしてバランスを取るようにしています。

料理をするときに気を付けていること

食材や作った料理にエネルギーが宿るとすれば、自分の作った料理にも自分のその時のエネルギーが宿るはず。だから、私が心懸けていることは、良い気分で料理をすること。
料理をする時には、気持ちを調えて、いい状態でキッチンに立つようにしています。
特に、夫と喧嘩した後や、イライラすることがあった時、そんな時は食事を準備する時間になっても、気持ちが落ち着くまで外の空気を吸いに行ったり、一人になって音楽を聴いて気持ちを静めたり、自分のエネルギーが整った後で食事の準備に取り掛かるようにしています。

まとめ

食べることとは、「お腹を満たす」「体に必要な栄養を摂る」そしてもう一つは「その食材のエネルギーを頂く」、この3つだと考えています。
丁寧に作られたもの、大切に並べられたお店で買う食材は、きっといいエネルギーが宿っているはず。そう信じて、丁寧に食材を扱うお店で購入し、いい気分で丁寧に料理をすることを日々心がけています。

記事を書いたのは、サンキュ!STYLEライターのきよみでした。
アンチエイジングフードマイスター、野菜ソムリエの資格を持ち、都内でイタリア料理教室を主宰しています。
宇宙は目に見えるもの、目に見えないものの両方で成り立っていると考えている7歳児ママです。

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