食費3万円台のやりくり上手がこそっと伝える「お金にまつわる失敗エピソード」4選
ラクにお金を貯めることしか考えていない、サンキュ!STYLEライターの節約ママ投資家『みさむー』です。
値上げが続く今、私は業務スーパーを活用して食費3万円台をキープしながらコンスタントにお金を貯めています。
そんな私ですが、現在の夫と結婚する前までは浪費家で貯蓄0円。
家計を支える妻として、やりくり上手になろうと始めたことがむしろ支出増につながってしまったことが…。
お金を貯めたいのになぜか貯まらなかった今だから言える恥ずかしすぎるエピソードをご紹介します。
豚こま肉・とりむね肉を飽きるまで買って、飽きてリバウンド
「節約といえばまず『食費』でしょ!」と本や雑誌をチェックすることからはじめた私。
当時人気のある節約レシピ本などを読みあさりました。
調べて分かったのが、節約上手はとりむね肉や豚こま肉を調理して食費をおさえていたことでした。
食費を下げることに燃えていた私は、2つの種類のお肉を求め激安スーパーへ。
毎日のメニューに取り入れ食費が2万円台に迫る勢いにまでに下げることに成功しました!
しかし長くは続きません。その熱が冷めてくるとだんだん食材自体飽きてしまい、見るのも嫌になるほど辛くなってストレスなってしまいました。
それからはとりむね肉も豚こま肉を手に取るのが嫌になり外食も増え、翌月から2万円以上もUP。
現在は、お手頃なお肉とうまく付き合うことにより食費は安定しましたが、節約は継続できるペースではじめないといけないと心から反省した出来事でした。
洋服はクーポンでお得に~が裏目に
長女が生まれてすぐ、授乳や抱っこ紐生活でお買い物もゆっくりできないためお洋服はもっぱらネット通販サイトで購入していました。
私がみていたネット通販サイトでは定期的にクーポンのお知らせが届くタイプ。
「セール品もOK!今日だけ1000円オフ!」とスマホに通知がきていました。
今日中に買わないとオトクに買えない!とついつい焦って、セール品で安くてよさそうなものを考えもせずスマホをタップ。
購入したときは安く買えたとワクワクするのですが満足感はまるでなく、クーポンを待つ日々…。
ある日、クローゼットをのぞくと自宅にあるお洋服が支払った額ほど満足感を得られるものが無いのに支出が以前より増えてしまっていることに気づき猛反省。
現在はメリハリをもってお洋服と付き合えるようになりましたが、思い出しただけで二度と繰り返したくない恥ずかしいエピソードの一つです。
とりあえず買っておこう!100円ショップで大人買い
節約と言えば100円ショップだと深く考えずにポイポイと商品を買い物かごに入れていた私。
「なんかコレ、便利そう~!」や「○○のストックまだあったかな?とりあえず買っておこう。」とにかく大人買いをしていました。
無計画に100円ショップで購入していたので一部の消耗品ストックが大量になってしまったり、封すら開けていない商品が部屋の隅に置かれていたり…。
家計簿をつけ始めた時にレシートを見返したところ「100円ショップの支出の多さ」に驚きを隠せませんでした。
節約のつもりで100円ショップを利用していたのにむしろムダが増えてしまった失敗談の一つになりました。
先取り貯蓄額が多すぎてすぐに心が折れた
「やりくり上手は先取り貯蓄をしている!」と雑誌の記事を読み、100円ショップで封筒を購入し即実践!
考えるより行動する性格はよかったのですが、失敗したのは先取り貯蓄額の設定額でした。
張り切りすぎて今まで月に1万円も貯めることができなかったのに「3万円」に。
ご想像どおり、最初の月は足りず先取りしていたところから使う羽目に。
勢いで始めてしまったので、数か月続けるもすべて失敗に終わり、先取りしているのに貯まったのはわずか5000円。
これではダメだと仕切り直し「ないものとしてやりくりできる額」を家計簿をみながら再検討しました。
5000円からスタートしてそれは絶対に使わないと心に決めて手元にあると使ってしまいそうだったので給与口座から別口座へ自動的に別口座に貯められる設定に。
無理のない範囲で少しずつ額を上げて貯めるようにしました。
振り返ると無計画すぎると顔を赤くしてしまうほど恥ずかしいできごとです。
失敗したから今がある
やりくり上手になりたいという気持ちが先走りすぎて数々の失敗をしてしまった私。
しかし失敗の数々があったからこそ、現在コンスタントに貯蓄や投資をおこなえるほどやりくりができるようになりました。
やりくりにゴールはありません。
自分に合った方法でお金の使い方と付き合っていきましょう!
●この記事を書いたのは・・・・みさむー
業務スーパーを活用して食費3万円台をキープしている節約ママ投資家。
小学生2人の子を育てながら、やりくりと投資でお金を貯めています。
サンキュ!にて2022年やりくりコンテスト「銅賞」受賞。