「これで」ではなく「これが」よい、を選ぶ基準に
元汚部屋出身、面倒なことは大嫌いなずぼら整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターの山岡さくらです。
どんなに高価なものでも、使わなくなってしまえばしまいこまれただけの「もの」になってしまいます。そのときの自分が本当に「好き」「これがよい」と思うものを選ぶことが、大事に長く使いたいにつながります。そんな想いで選んで購入から1年経ったリュックを取りあげてみようと思います。
「これでよい」ではなく「これがよい」が選ぶ基準
1年前、普段使いできる少し小さめのリュックがほしい、といろいろなサイトを見て探していました。仕事用ではなくプライベートで使うもので、カジュアルにもきれいめコーデにも合うものをさがしていて、ブランドや値段よりも「これが好き」と感じるデザインや色、素材感を重視しました。
選んだのは革製のリュック。小ぶりながら収納力もあり、色もどんな服にも合わせやすいブラウンで、革製としてはお値段もお手頃なものです。たくさん比較した中で、「これがよい」と思うものを選ぶことで、長く付き合いたいと思えるアイテムに出会えた気がします。
つい「これでよいかな」と妥協してしまいがちですが、この選び方をしてしまうと結局すぐに飽きてしまったり、ほかにも不満な点が出てきてしまったりしがちなのです。
使い込むほどに「味わい」を増す楽しみ
このリュックを使い始めてから、革の質感が徐々に柔らかく、肌に馴染むように変わっていくのを楽しんでいます。最初はまだ硬さがありましたが、1年使い続けた今、小さな傷がついたり、色も深みが出てきたりしています。
革製品はこのような変化も楽しめるのがよいですね。使い込むことで「自分だけのリュック」になっていくようで愛着がわいてきます。長く使えるものを選ぶことで、大事に使い続けることができると思います。
「もの」としての価値だけじゃない
シンプルで小ぶりなデザインはどんなファッションでも使い勝手がよく、ちょとお出かけのときに大活躍。使っていると「それ、かわいいね!」と周りから褒められることも多いアイテムなんです。気に入っているからこそ、持っているだけで気持ちが上がり、楽しく感じられるのも、このリュックの魅力のひとつです。
ブランド品でもなく高価なものでもなくても、変化を楽しみながら過ごす時間の積み重ねが、ただの「もの」ではない価値を感じさせてくれるのですね。見た目の可愛らしさだけでなく、手に取るたびにその存在が自分らしさを支えてくれる、そんなかけがえのない存在として、これからも大切にしていきたいと思っています。
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・記事を書いたのは・・・山岡さくら
整理収納アドバイザー&風水片付けコンサルタント。
片づけが苦手だった経験を活かし、セミナーやお客様のお宅でのサポート作業などをしています。プチプラシンプル収納で生活しやすいお部屋作りをご提案しています。