後悔はない!?嫁と母親との二世帯住宅を建てた夫の本音
こんにちは!
こころとお金の情報発信する公認心理師で投資家の桃田くり子です。
こころ穏やかにお金を増やし、豊かな生活を送ることを目指しています!
筆者は義理の母との二世帯住宅で暮らしています。
手ごろな土地が見つかり家を建てる際、夫から提案された義母との二世帯住宅。
今回は視点を変えて【夫目線】で書いてみたいと思います。
夫は一人っ子。いずれは母を…
義母は元々現在の居住地より1時間半ほど離れている地域に住んでいました。
一人っ子の夫は結婚した時から賃貸で一人暮らしをする母親を気にかけていました。
義祖父の法事の時「母はいずれは自分がケアをしていくつもりです。」と親戚の方と話しているのも聞いたことがあり、年老いて賃貸に住めたくなったら自分で面倒を見ていくつもりだったのでしょう。
嫁(筆者)との結婚時の約束
いずれは自分が面倒を見ようと考えていたと思いますが、嫁の筆者は結婚するとき
「義家族と同居は絶対しない!」
と強く言い放っていたため、母親の今後のことを話しにくかったと思います。
筆者は義母に対して嫌な感情があったわけではありません。
ただ筆者が生まれ育った実家は三世代同居の家庭。
特に母と祖母が仲悪くて家族間でギスギスしていたため同居に良い思い出が無いのです。
一緒に住んだらお互いに多大なストレスが溜まるだけ。
だから最初から「同居NG」と伝えたまでです。
夫、家族と母親を一つ屋根の下で生活をする決断
じつは筆者、土地を購入する際【賃貸併用住宅】を考えていました。
1階に一人暮らし用の部屋を2部屋作って、1階の残り部分と2階を自分たちの居住スペースにするというもの。
一人暮らし用の2部屋で、仮に月6万で他人に貸したら…2×6万=12万!
大学が割と近くにある土地柄もあり需要があると思ったのです。
「ねぇ!この土地買って賃貸併用住宅建てよう!」
と夫に提案すると…
「…その1階の部分に母親を住まわせてあげられない?」
と返事がきました。
完全分離型の二世帯住宅
夫は筆者が元々「同居は嫌だ」と言っていたため、母親が年老いてきたとき自分の家に迎え入れるのは厳しいと考えていたのでしょう。
筆者の賃貸併用住宅の提案からひらめき「1階部分に母親を住まわせればいい!」という発想が浮かんだそうです。
玄関、風呂、トイレ、キッチンなど全部別の完全分離型の二世帯住宅での提案。
筆者は二世帯住宅の友達宅に遊びに行った時、義家族の気配が全く感じられず「意外と快適」好印象があったため「それならOK」と返答。
1階部分を義母用の1LDK、1階の残り部分と2階を自分たちの居住スペースという形で話が進みました。
夫の想い
完全分離型の二世帯住宅は、夫の【母親をケアしていきたい】という思いと【嫁の「同居は嫌」】という意見を見事いい塩梅に解決してくれました。
実際に住んでみて義母には大変お世話になっており、筆者自身も二世帯住宅で良かったと思っています。
(先日も子どもが熱を出しましたが、義母に半日みてもらい出勤出来ました。)
夫も今のところとても快適とのこと。
なかなか聞けない「他人の家の事情」。
様々な家庭がある中で、今回は我が家の場合のことをお伝えしました。
◆記事を書いたのは・・・桃田くり子
公認心理師、精神保健福祉士、社会福祉士、保育士の国家資格を持っているママ。
以前は医療ソーシャルワーカーとして働き、現在は夫・子ども・義母と二世帯住宅で暮らす主婦。
趣味は節約、投資、サンキュ!を読むこと。お金やこころ穏やかに過ごすコツなど発信中。