【旬食材】クワイ食べたことありますか?農家がおすすめ簡単レシピ
農業女子・ワークマン女子・野菜ソムリエプロの榎本房枝(えのもとふさえ)です。
食と農のコーディネーター(調理師)として生活スタイルを発信しています。
毎日、畑で農作業してる農業女子ですがその中での生活、農家の立場からのクワイの簡単料理を伝授。
とにかく簡単で、産地エリアの小学校では給食でも提供されてるメニューです!
今が旬のクワイって高級食材って思っていませんか
クワイ(慈姑)って確かにスーパーなどに並んでる状態を見ると、ちょっと高級品。
けれど、小さいサイズ(パチンコ玉ほど)のクワイは、かなり安くお得に手に入れることができます。
そして大きいサイズも、高級和食店などでお料理になっていますが、ちょっとキズがついているものや、形が悪いものはスーパーなどで販売されています。
スーパーや直売所などでも、掘り出し物のクワイが手に入ることが多い季節なので、ぜひじっくりと野菜売り場をチェックしてみてください。
農家は、素揚げで食べるのが定番!
小さいサイズのクワイ(慈姑)は、何もせずそのまま素揚げ!
農家のおやつとして、産地ではこれが定番で食べられています。
私も幼い頃から、おやつに素揚げのクワイがよくでてきました。
少し塩を振って、おやつにもなるし、お酒のおつまみにもなり楽々です!
そしてもうひとつの素揚げは!チップス!
クワイ(慈姑)を薄くスライスして、油で揚げるだけです。
イメージとしては、ポテトチップスのような感じで、じっくりと素揚げすることにより、クワイ独特のエグミがいい塩梅に旨みになり、今まで食べたことない独独の味で驚くはずです。
クワイチップスは、産地の農家では定番中の定番の食べ方なので、ぜひ一度、試して欲しいです。
かなり、はまりますよ!一度食べたら、やみつきです!
1年に今しか見ないクワイ(慈姑)ってどんなもの
クワイは、レンコンと同じように水の中でじっくり育ちします。
そして、11月から12月にかけて収穫時期をむかえます。
冬の冷たい水の中に入って、一つずつ丁寧にクワイを収穫する作業は、とても大変ですが、昔ながらの伝統野菜でもあるクワイを絶やさないように、しっかり農家は守っていく義務がある!と栽培してます。
■この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター榎本房枝(えのもとふさえ)
農業女子・ワークマン女子・野菜ソムリエプロという顔を持ちながら、調理師だった経験を活かし、食と農のコーディネーターとして、さまざまな角度から「食と農」の情報を発信。