【旬食材】お手軽「しりしり器」ですぐ食卓へ!農家が毎日食べてる野菜の一皿

2024/03/08
  • 調理師と野菜ソムリエプロの資格を持つ農業女子。農家あるあるをまじえて、食と農のコーディネーターとして活動。もっと見る>>

農業女子・ワークマン女子・野菜ソムリエプロの榎本房枝(えのもとふさえ)です。食と農のコーディネーターとして生活スタイルを発信します。

農家そして、野菜ソムリエプロ&調理師の立場から、お手軽な「しりしり器」を使ったお手軽な農家のサラダを紹介します。

そもそも「しりしり器」って一体何だろう

「しりしり」とは、沖縄の方言で「千切り」の意味です。
沖縄の郷土料理で「にんじんしりしり」というお料理が有名ではありますが、それを作るためのスライサーのことを「しりしり器」と言います。

ちょっとガッチリしたタイプのものが現地では使われているとのことで、だいぶ前、都内にある沖縄のアンテナショップでわざわざ取り寄せてもらい購入しました。もう10年以上は愛用しています。今は、ネットショップでもさまざまなタイプが販売されてるので、手に入りやすいです。

沖縄のしりしり器を使うと、千切りというより千六本タイプ

見た目以上に、軽くほんと力を入れずにお手軽に、千切りの状態が作れます。
穴が比較的大きくて、しりしり器の刃は独特の形状で、野菜の断面も粗くけずられるので、その後の調味料がとても染み込みやすいのです。
うちでは、人参に使うというより、毎日冬の間は大根をしりしりして、大根サラダを食べています。
大根は今が旬なので、この時期のものが一番みずみずしく、水分たっぷりですし、寒さにあたっているので辛い大根に出合うことがほぼなくて、甘い大根サラダが食べられるベストシーズンなのです。

100円ショップでも、お手軽に似たようなものがゲットできます

100円ショップのキッチン用品コーナーで販売されてるパッケージに「千切り」と書かれたものを購入すると、しりしり器と同じような感じの千切りがお手軽にできます。

千切りくらいは、私も包丁で手切りをすると考えていたときもありましたが、「しりしり器」に出合ってからはもう、これ一択で包丁など使わず、すぐにこれを出してきて大根をサッサッとやるだけで、すぐに大根サラダが出来上がり、時短で楽々でもう手放せません。

それぞれ若干、大きさや薄さなどが違うので、ご家庭でお好みのものを探すのも楽しいですよね!

春の大根は、辛味が抜けにくいのですが、今の時期は、寒さにあたって大根が自分の身を守るために、どんどん甘くなっているので、ぜひ美味しいこの時期に、水分たっぷりの大根サラダを食卓に、どうぞ。

■この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター榎本房枝(えのもとふさえ)
農業女子・ワークマン女子・野菜ソムリエプロという顔を持ちながら、調理師だった経験を活かし、食と農のコーディネーターとして、さまざまな角度から「食と農」の情報を発信。

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