王様の野菜【モロヘイヤ】は夏に食べたい!簡単な冷凍ストックもおすすめ
農業女子・ワークマン女子・野菜ソムリエプロの榎本房枝(えのもとふさえ)です。
食と農のコーディネーターとして生活スタイルを発信します。
夏野菜がいよいよ豊富に店頭に並んでいる時期になりました!
アラビア語で「王家の野菜」を語源とするモロヘイヤは、中近東原産の緑黄色野菜です。砂漠地帯でも育つ貴重な野菜として5000年前から栽培されてきました。見た目は普通の緑の葉っぱですが、栄養価が高いので、夏場の食欲が落ちるこの時期はぜひ積極的に食べてほしい野菜なのでご紹介します。
機能性は抜群なので、ぜひ手に取ってほしい
正直言うと、モロヘイヤって販売されてる状態の葉っぱを見ると、地味なので目立たない存在の野菜なのですよね。でも、とても栄養化高くて驚きます。
カロテンの含有量は野菜の中でもトップクラス。ビタミンB群、C、Eも豊富ですので、夏場の胃腸がお疲れのときにはぜひ取ってもらいたい野菜なのです。
ヌルヌルがちょっと下処理しててイラっとする
基本的には、茹でて食べるのですが、もちろん炒めたり、揚げたりしてもOKです。オススメは、茹でてからしっかりと刻むこと。包丁でたたくとだんだんとヌメリが出てきます。ですが、このヌメリがそのあとの処理をめんどくさくしてしまうのですよね。このヌメリが嫌で、調理したくないとけっこう嫌われる野菜のひとつでもあります。
冷凍ストックしておけば楽々
大量に一緒に茹でて刻んだあと、自分の使いやすい量を小分けして、ラップに包む。
そしてそれをそのまま、冷凍ストックしておくだけです。
最初の手間がめんどくさいですが、それさえやっておけば、夏場の困った時の野菜として最高にいつでも即、使えるのでオススメです。私の冷凍庫には小分けストックが夏のシーズン中20個ほど常にあります。
あとは、使いたいときに解凍してそのまま使えるのでとても便利です。
我が家の食卓では、冷ややっこに常にモロヘイヤが乗っています。これは、ほんと楽々にたっぷり野菜が取れるので定番料理。さらに、カレーに一緒に乗せてネバネバカレーにして食べるのも、いつもやっているのでぜひみなさんも挑戦してみてください。
モロヘイヤ自体には、クセも香りもないので他の食材のじゃまもせず何でも合わせて食べられるのでおすすめです。
■この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター榎本房枝(えのもとふさえ)
農業女子・ワークマン女子・野菜ソムリエプロという顔を持ちながら、調理師だった経験を活かし、「食と農のコーディネーター」として、さまざまな角度から食と農の情報を発信。