【旬食材】里芋は皮ごと料理するのが正解かも?野菜ソムリエが伝授
農業女子・ワークマン女子・野菜ソムリエプロの榎本房枝(えのもとふさえ)です。
食と農のコーディネーターとして生活スタイルを発信します。
里芋がたくさん出回っているシーズンです。直売所やスーパーでもいつも以上に見る機会が多い時期です。旬の野菜なので価格もとてもお手頃なので、冬には一度くらい使ってみようと思う野菜のひとつかもしれません。ただ、皮をむいて下処理をするのが、非常にめんどくさい野菜です。その皮をむかずに料理ができたら、こんなうれしいことはありませんよね。今回は、その皮ごと料理に使えるおかずをご紹介します。
無限に食べられるほど、ついつい手がとまらなくなるほどのおかずです。
里芋の下処理は洗うだけ!
里芋は丸くコロコロしたかたちで、皮の模様のシマシマがしっかりあるものほどおすすめです。
今は、泥付きよりも洗った里芋の方が売場に並んでることが多いかと思いますので、見つけやすいかも!
(泥付きのほうが保存性は高いです)
里芋は皮をむいて食べるのが定番ですが、実は皮も食べられます。
けれど、ゴワゴワしててイマイチな食感になってしまうのが困るところです。
まわりのケバケバした短い毛のようなものは、金たわしのようなもので擦ると落ちやすいです。ない場合は、アルミホイルをクシュクシュ丸めてごしごしやってみるとかなり取れます。
これで下処理はできあがりです。
カットして加熱
タテにカットしてもいいのですが、皮ごと食べることを考えると、輪切りの方がおすすすめです。
時短で料理をしたいので、そのままレンジで事前に3~5分ほど加熱しておきます。
その後、保存袋などに入れて調味料を入れて下味をつけておきます。
素揚げするだけでOK
下味をつけたら、片栗粉などの粉をまぶして、揚げるだけです。
(唐揚げ粉でまぶしてもとてもおいしいです)
ちょっと低温の油からじっくりじっくり揚げるのがポイントです。
これで、「里芋のフライドポテト」ができあがります。
皮もパリパリで、中はホクホクで絶品の食感です。
無限に食べられるほど独特の食感でやみつきになります。
お好みで、マヨネーズやケチャップと一緒に食してもいいです。
おやつに、おかずに大活躍しますので、冬の間にぜひ作ってみてください。
■この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター榎本房枝(えのもとふさえ)
農業女子・ワークマン女子・野菜ソムリエプロという顔を持ちながら、調理師だった経験を活かし、「食と農のコーディネーター」として、さまざまな角度から食と農の情報を発信。