酸っぱいみかんに出合ったらラッキーな食べ方の裏技!野菜ソムリエが伝授
農業女子・ワークマン女子・野菜ソムリエプロの榎本房枝(えのもとふさえ)です。食と農のコーディネーターとして生活スタイルを発信します。
農家そして、野菜ソムリエプロ&調理師の立場から、おすすめの食べ方を伝授します!
この時期、購入したミカンが美味しくなかったら、むしろラッキーだと思ってこの方法をお試しください。
農家は、昔からこの方法で冬みかんを食べていました。
冬においしい温州みかん
冬においしい「温州みかん」の最高の時期です。
しかし、購入してきて食べてみると「あれ?あんまりおいしくない!」という場合もあります。
そんなときは、残念と思わず、むしろ「ラッキー」だと思って試してほしいです。
焼きみかんにすればおいしくなる!
農家は、昔からストーブの上にみかんを置いて、焼いて食べていました。
特に、幼いときにはなぜそんなことをして食べていたのか、理解できるわけもなかったです。
もちろん、理由など考えることなく普通に食べていました。
大人になってから、はじめて気が付き「そういえば?なぜ?焼いていたのだろう?」と思いはじめました。
いろいろ調べた結果。
きちんと理由があることがわかり、納得しました。
つくり方は簡単!ただ焼くだけ
トースターやオーブン、魚焼きグリルなど、自宅にある焼き目が付くもので、焼きます。
みかんの皮に焼き色がつけばOKなのです。
今は、だるまストーブが自宅にはないので、トースターに入れて、焼いてみました。
そのまま数分、じっくり焼き目がつくまで焼くだけでOK
焼いていると、いい柑橘の香りが部屋に広がります。この香りだけでも癒されます。
焼いたら甘くなるの?
みかんを加熱すると、糖度が上がるだけでなく酸味が抜ける効果があります。
みかんには、ビタミンが入っていますが、特に水溶性ビタミンCは、文字どおり水に流出しやすい性質があります。しかし焼きみかんは「皮ごと」焼くため、ビタミンCが流出する心配がないのがうれしいです。
焼きミカンにすると、果肉の甘みが非常に増して、スジも袋も皮もすべて柔らかく食べやすくなるので、栄養成分をたくさんとることができるのです。
焼きたては熱々でおいしいですが、かなり熱すぎるのでヤケドに注意してください。
ちょっと冷ましてから食べたほうが食べやすいかと思います。
酸っぱいみかんに出合ってしまったら、挑戦してみてください。
■この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター榎本房枝(えのもとふさえ)
農業女子・ワークマン女子・野菜ソムリエプロという顔を持ちながら、調理師だった経験を活かし、「食と農のコーディネーター」として、さまざまな角度から食と農の情報を発信。