将来子どもが片づけられなくなる「親のNG行動3つ」
8坪の狭小住宅3階建てに家族4人で住む整理収納アドバイザー&ルームスタイリストのmiokoです。
何度言っても子どもが片づけてくれなかったり、一日中おもちゃで散らかっているとついイライラしてしまいますよね。
そんな時、こんな行動をしていませんか?将来子どもが片づけられなくなる「親のNG行動3つ」をご紹介します。
子どものものを勝手に捨てている
大前提で人のものは勝手に捨ててはいけません。大人だろうと、子どもだろうと信頼関係に影響を及ぼしますよね。どんなにガラクタに見えるものでも、その本人にとっては大切な場合もあるのです。
また、子どものものを勝手に捨て続けると、整理の力が育ちません。この行為は、子ども自身にものの要・不要の判断の機会を奪う行為でもあるのです。
片づけに対してネガティブな言葉を言う
例えば、
「片づけないと捨てちゃうよ!」
「片づけないのは悪い子だよ!」
「何で片づけられないの!」
というネガティブな言葉を子どもに言っていませんか?
片づけに対して、ネガティブなイメージが植え付けられると、自分は片づけられない人間なんだというセルフイメージがついてしまいます。
追い詰められた子どもは心理的に圧迫され、ますます片づけへの苦手意識が芽生えてしまうでしょう。
また、人格を否定するような言葉は言ってはいけません。片づけないのと人格は別問題です。人格を否定する言葉は絶対に使わないようにしましょう。
最初から完璧に片づけができる子はいません。親が子どもが管理できる量で、戻しやすい定位置を決めましょう。環境を整え、日々使ったものを元に戻す行為を繰り返せば、自然と片づけられるようになっていきます。
使ったものを元に戻す行為は、繰り返すことで3歳くらいからできるようになります。
家が汚部屋
子どもは親の言うことを聞かなくても、親の背中は、しっかり見ているもの。家にものがあふれていたら、それが普通の状態だと思って育ちます。子どもの頃に身に付けた価値観は、なかなか変わりません。
子どもが将来汚部屋住人にならないよう、親が不要なものを手放す姿を見せてください。
片づいた状態を体験しておくことは、将来片づける際の指針となるのです。
まとめ
将来子どもが片づけられなくなる「親のNG行動3つ」をご紹介しました。
・子どものものを勝手に捨てている
・片づけに対してネガティブな言葉を使う
・家が汚部屋
積極的に子ども自身に要・不要の判断をする機会を作りましょう。この判断力が磨かれると片づけ力がアップします。決断を繰り返すうちに、人生において大切な決断もできるようになりますからね。
将来子どもが汚部屋住人にならないよう、NGワードに気をつけてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・mioko
建坪8坪の狭小住宅3階建てに住む整理収納アドバイザー&ルームスタイリスト
12歳と7歳の女の子の母
狭いスペースですっきり暮らすコツ、部屋を広くみせるポイント、片づけが苦手な家族のための収納などを発信中!