2枚の通帳が置いてある

子どものお年玉どうしてる?我が家はこんな風に遣ってみました

2024/02/07
  • 調理師・ファイナンシャルプランナーの二児ワーママ。アウトドア好き。貯金や料理関連が得意 もっと見る>>

子ども2人のワーママ、サンキュ!STYLEライターおおつかはじめです。

お正月の楽しみといえば「お年玉」。例年、親族が集まると、ありがたいことに子どもにお年玉をいただきます。子どもが幼いときは親が管理するものと、筆者自身も考えていましたが、小学生になった長男が「僕のお金ってどうするの?」と聞いてきたことがありました。

この時に、「お金について学ぶいい機会かも!」と、家族会議を開きました。そこから自分たちでどうやってお金を遣っていくかを考え、どう遣ってみたかをお話したいと思います。

お年玉についてみんなで話した

お年玉袋

上述したように、「お年玉」について家族みんなで話しました。その時、長男は小学1年生、長女は3歳です。まず「お年玉」はなんでもらえるのか、このお金はどうするのか、を伝えました。

「1年間頑張ったからもらえるんだよ」と伝えましたが、気になったので調べてみると、お年玉は神様からの贈り物という説でした。人々が一年間健康に生きられるように、神様から新しい魂をもらうことがはじまりだったそう。それが長い時を経て「お年玉」という名前でお金を渡すようになったそうです。

そんな話をしつつ、「このお金は、将来やりたいことが出てきたときに使う大きなお金として貯金します」と伝えました。すると、「自分でもらったのだから、何か買いたい!」と。確かにその通りですよね。なので、金額を決めて遣うことにしました。

遣い方のルールを決めてみたところ…

初めて話したのが一年前のお正月なので、2024年になり、もう一度みんなで話してみました。今年は4歳になった長女もある程度理解しているようです。

そして、ルールを決めました。
・もらった金額の半分まで遣える(ただし上限5,000円)
・好きなものに遣ってよい(長男は自分で計算して、自分で支払する)

すると、それぞれに「あれがほしい」「これ買いたい」と話していました。

自由に遣わせてみたら…

長男は遣い方に悩んでいましたが、長女はほしいものがあったので買い物へ出かけました。

結局、長男はゲームセンターで1500円、駄菓子屋さんで1000円、室内遊具場で1000円遣い、残りは今度買い物や遊びに行ったときに遣うそうです。

長女は、欲しかったバスボール2個とおもちゃで2700円、駄菓子屋さんで1300円、室内遊具場で1000円を遣いきりました。

二人とも性格が違うので、遣い方も違って、親としてもとてもよい経験になりました。長男は小学生になって様々な考え方に出合う機会が多くなり、自分自身で考えられるようになったなと感じました。長女はまだお金の概念が完全に理解しているわけではないですが、「これは買える?」「これで遊べる?」と彼女なりに考えていたのが、印象的でした。

「自分でやってみる」を大事にしてあげたい

笑っている子どもたち

今回、親である筆者が気を付けたのは「ダメといわない」こと。これほしい、あれほしいに対して、普段なら我慢させてしまう場面が多いです。しかし、今回は自分たちがもらったものなので、好きなように遣えるようにしました。

自分で決めて自分で遣ったからか、遊び終わった後でも文句も言わず、楽しそうでした。大人になって自分で稼いだお金で好きなものを買うことが「楽しみ」であるように、子どもも同じだとハッとした経験でした。

もちろん、お金を払うときや扱うときは注意して見守ることが必要です。けれど、「自分で決めた」ことがこれからの自信に繋がるなら、もっとこうした機会を増やしてあげたいと思った出来事でした。

参考記事:学研キッズネット

■この記事を書いたのは・・・おおつかはじめ
調理師免許、FP(ファイナンシャルプランナー)保有の二児のママ
料理レシピやカルディ、コストコ、業務スーパー、100円均一の商品レビューが得意
趣味はキャンプや旅行
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