来年こそ手帳を使いこなしたいと思ったら今やっておくべき○○

2021/10/14
  • コスパ重視のやりくりマニア。「ゆるく・気負わず」をモットーに、年100万円貯金を楽しく継続中。もっと見る>>

サンキュ!STYLEライターのさださあやです。

そろそろ来年の手帳が豊富に並ぶ頃。メディアやSNSでも手帳術がたくさん取り上げられているのもあり、様々なタイプの手帳を見ていると自然と心が踊りますよね。新しい手帳を手に入れて、来年こそは紹介されているテクニックを参考に素敵な手帳ライフを送りた~い!

って毎年思うんですよ、私。使い始めは調子よくいろいろと書いていくんです。しかし結局続かず、年の後半になると白紙が多くなっていく……。そしてこの時期になるとまた新しい手帳に惹かれる、の繰り返し。

そんな風に手帳を活用できずにいましたが、今年ひとつの答えを見つけました。今回の記事では手帳術に憧れながらも続かなくて悩んでいる人に向けて、今やるべきことをお伝えします。

今年の手帳はどんな状態?

手帳を活用するだけで「時間管理が上手くなる」「お金が貯まる」「やりたいことが実現できる」「幸せになれる」など、手帳術で検索するとついてワクワクするような言葉がたくさん並んでいます。

確かに、手帳を活用すればこれらのことも実現すると思います。しかし活用とは続けるということ。その「続ける」が難しいんですよね。

まずそのことを頭に入れてから今年の手帳を見返してみてください。使い始めは色々と書いていたけど、だんだん書かなくなったのはいつ頃からでしょうか。

書かなくなった理由はあるはず

いつ頃から書かなくなったかを把握したら、次は「なぜ」書かなくなったのかを考えてみましょう。

例えば私が使っている「ジブン手帳」の月間プロジェクト。使い始めの頃は習慣を書き留めるハビットトラッカー代わりにしようと意気込んでいました。しかし続けるのは案外難しかった。その日のマスにスタンプを押していたのですが、ペンケースからスタンプを出すのが面倒になったんですね。また、手帳を開かない日があり、後でまとめて記入しようとしてもやったかどうか忘れてしまうということも。

まだ習慣化しようと頑張っていた頃
後半は記録がなくなっています

ほかにも、1週間の予定を一覧できる週間バーチカルページがあるのですが、この手帳のメインページともいえる大きなページもうまく使えていなかったのです。

家計簿や夕飯メモのほか、日記にもしたいとひとつの手帳にすべてまとめようとしたのですが、日記部分が広すぎて何を書けばいいのか悩むようになり、空欄が増えていったのです。ただの夕飯メモですね、これじゃ。

見返してみて出た答え

自分の書かなくなった理由がわかれば、その原因を排除するだけで続けやすい手帳に変身できるはず。

私の場合
●習慣の記録をつけるのにいちいち手帳を開くのが面倒に感じた
●日記を記入する欄が広いと何を書いていいかわからない
が大きな理由でした。

ハイここで来年こそ手帳を使いこなしたい人が今やるべきことを紹介します。それは……

今この時期に「書く」練習

来年こそ素敵な手帳ライフを送りたいと思った人が今やるべきことはズバリ「手帳の練習」です。書くことが続けられなくなった理由を考え、原因を排除した形の方法で続くかどうか実際に試してみること。「来年こそ」と思うだけではなく、今とにかく練習する。それも今年の手帳で。

来年用の手帳は当然ですが最初はまっさら。そんな手帳に試行錯誤の跡を残すのは気が引けます。しかし今年十分に使えなかった手帳であれば、いろいろと書き込んでもそこまでは気にならないはず。間違っても大丈夫。例えば1週間など期間を決めて、良さそうな方法にチャレンジしていくのです。そうこうしているうちに続けられるポイントがわかってきます。

実際にこうしたら続けられた

私の場合、習慣ログについては手帳ではなくスマホに記録することにしました。記録している内容が健康面でのことが多く、後できれいなログを見返すことよりも忘れず記録するのが大事だと感じたからです。これまでハビットトラッカーとして使わなければと思いこんでいた月間プロジェクトのページは生活費の記録、いわゆる家計簿になりました。

また、週間バーチカルのページは記入することの項目を区切ってみることに。夕飯メモは変わらず、健康面での記録や嬉しかったことなど記録すると良いのでは?と思いついたことを様々な方法で記入してみたのです。

その結果、上の写真のような形に落ち着きました。自分の性格上、ある程度細かくジャンル分けされている方が書きやすいけど、その中で自由に書ける方が合っているというのが実際に書いてみてわかったんですね。今の方法にしてからは無理なく続けられているので、来年もこの方法でと考えています。

最初から完璧を目指さない

手帳の使い方が定まったからといって劇的な変化があったわけではありませんが、記録するのだから日々の生活を充実させたいと前向きな気持ちにはなりました。書けない日もありますが、それはそれで書ける部分だけ思い出して記録しています。

メディアで紹介されるような手帳は、きっちり毎日記入していて憧れですよね。そんな風に記録出来たら、と思うのは自然なこと。でも本来手帳は人に見せるものではないので、自分が納得いく方法で続けられればオッケー。

来年新しい手帳でリスタートしたいと思ったら、良いペースで進められるよう今の時期から準備してみませんか。準備万端にして新しい年に楽しい手帳ライフを満喫しましょう!

◆記事を書いたのは…さださあや
コスパ重視のやりくりマニア。お金のことを中心に、小さな工夫で暮らしが快適になるヒントを日々研究中。

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