初心者さんにオススメ家計管理!続ける鍵は「甘やかし」?
コスパ重視のやりくりマニア、さださあやです。
忙しい日々を一生懸命過ごしているうちに、ふと気が付けば少し前まで手元にあったお金が…ない!?
ああまた今月も上手にやりくりできなかった…そんなストレスからご飯作る気もしない…外食しちゃえ…あれ?手元にお金が残ってないぞ…?
もしそんなループに嵌っている人がいたら、こちらの家計簿でリセットしませんか。
その名も「甘やかし家計簿」
やりくりを続けていくのに大切なのは、ズバリ!「ストレスを減らす」こと!
家計を整えたいとがむしゃらに頑張っても、これまでの生活をガラリと変えてしまうようでは、ストレスが溜まってしまいますよね。
家計管理をきちんとしたい!という気持ちがあるからこそ「きちんとしなくちゃ」というプレッシャーもあったり。
でも、すべてを急に変える必要はありません。
やりくりマニアの私がオススメするのは、まず食費の管理。
余裕を持った予算&割り振りの仕方で、お金を上手に使う練習をしていくのです。
私は「甘やかし家計簿」と名付けたこちらの方法で、ストレスなく予算を守ることができるようになりました。
「甘やかし家計簿」のやり方とは
やり方は簡単。1ヶ月を5週に分け、どの週も同じ予算でやりくりをするだけ。
5週に分けると聞くと、スライド式家計簿を思い浮かべる方もいるかもしれません。
※スライド式とは1ヶ月分(30日)のお給料で5週間(35日)のやりくりをする方法。続けていると自然と余るようになるという魅力的な家計管理術です。
しかし「甘やかし家計簿」は1ヶ月が28日の月も31日の月も、いつだって5週に分けて管理。
どのように分けるかと言いますと
①まず、その月の1日から第1金曜日までを第1週とします。
②その後、土曜~金曜を1週間として、5週までカウント。
つまりこういうことです。
2020年1月の場合
第1週:1日~3日(3日間)
第2週:4日~10日(7日間)
第3週:11日~17日(7日間)
第4週:18日~24日(7日間)
第5週:25日~31日(7日間)
第1週と他の週を比べてみてください。日数が違います。
それも、予算はどの週もおなじにします。
我が家は、食費だけでなく日用品を含めて週1万円=月5万円で管理しています。
上記の場合、3日間で1万円はなかなか使い切りません。
なので、余ります。
ハイ、そこがポイント!
その余ったお金は大切にとっておきましょう。
もし、それ以降の週で予算オーバーしたり、米など大きいものを買う時の足しにしたりしたいときに使えます。
そう、この家計簿は何が何でも予算を守るというものではなく「逃げ道」をたくさん作っている、やりくり初心者さんに優しい家計簿なのです。
甘やかし家計簿のメリットを解説
「予算を守ること」が意識できる
家計管理の鍵は、入るお金と出ていくお金がしっかり管理できること。
やりくりが苦手という人は、ここが苦手な人が多い印象です。
なので、まず食費で管理の練習ができるというのがポイントです。
1つの予算を使う期間は、長くて7日間。この日数なら頑張れるはず!
キリのいい数字で取り組みやすい
オススメの予算は週1万円=月5万円設定。何といっても管理がしやすい!
残金からいくら使ったかもすぐにわかりますし、1週間頑張ればまた1万円使えると思うと気持ちに余裕が出てきます。
我が家の場合は、食費&日用品で週1万円予算ですが、例えば「食費だけで週1万円」や「外食費も含めて週1万円」など、その家なりの予算設定ができるので、アレンジもしやすいです。
逃げ道がある!
週の予算を決めていても、オーバーすることはあります。
そんなとき、第1週で余った予算から補填するなど、逃げ道があるのがこの家計簿の魅力。
週予算で管理と言えど、月内にちゃんと収まればOK!
プチ贅沢だってできる
どこかで余るように設定されている予算なので、月末にちょっといい食材や調味料を買ったりなど、ちょっとした贅沢もできます。
1ヶ月頑張れば○○が買える…など、やりくりを頑張ったご褒美を考えるのも楽しい!
家計管理のリスタートにいかがでしょう
いかがだったでしょうか。
我が家はこの方法を取り入れて劇的に食費が減った…わけではありませんが、予算管理に慣れることができ、ストレスなく過ごせるようになりました。
結果的に日々満足して過ごせているので、他のお金を貯金に回すことができ、やりくりのサイクルが良いものになっています。
家計管理=とにかく節約の時代はもう終わり。自分を甘やかせるやりくりで、余裕を持った毎日を過ごしてみませんか。
◆記事を書いたのは…さださあや
コスパ重視のやりくりマニア。お金のことを中心に、小さな工夫で暮らしが快適になるヒントを日々研究中。