腸活で健康!!花粉症の方にもおススメの食材〇〇

2020/02/09
  • メディカルハーブコーディネーター&スポーツフードアドバイザー。野球少年&少女2児の母。 もっと見る>>

こんにちは。ハーブ&フードアドバイザーのあおきゆみこです。
今年は暖冬だったこともあり、そろそろ花粉症の症状が出始めている方もいるようです。私は数年前までひどい花粉症で、毎年通院して薬を処方してもらっていました。しかし、今では通院も薬も不要となり、スギ花粉が飛ぶ時期に念のためマスクをする程度で済むようになりました。なぜ改善できたか?ですが振り返ってみた結果、一番は食に対する意識の変化により、腸内環境が改善されたからではないかと思っています。
今回は、「腸活食材」ご紹介第一弾。近年、花粉症予防などでも注目されているフコイダンという食物繊維を豊富に含んだ海藻(褐藻類)をご紹介します。

フコイダンを豊富に含んだ褐藻類!アカモク・もずく・めかぶ

昨年から花粉症シーズンに毎日取り入れた食材が、アカモク、もずく、めかぶといった褐藻類。食物繊維が豊富なので私は時々食べていましたが、子供たちは食わず嫌いでほとんど食べていませんでした。しかし知人から、「もずくが花粉症にいいみたい。テレビでやってたわよ~」という話を聞いて調べたところ、褐藻類に含まれるフコイダンという食物繊維が、免疫機能を正常に整え過剰な抗体の生成を抑えるよう働きかけてくれるため、アレルギー症状の改善が期待できるということでした。そこで、花粉症の症状が出ていた息子に、褐藻類を毎日1食だけ取り入れてみました。

左はそのまま調理に使える生もずく。右は塩抜きしてから調理に使うタイプのもずく。右の方は未開封で半年程度と日持ちがよい。

最初は市販のもずくの三杯酢を息子に食べさせたところ、「すっぱ~い」とあまり食べてくれず失敗。めかぶもイマイチ好きになってもらえず、調理用のもずくに切り替え、味噌汁に入れたら「美味しい!」と食べてくれました。その後の調べで、フコイダンの量は褐藻類の中で「アカモク」が一番多いと分かり、アカモクも味噌汁に入れたり、息子の好きな納豆に混ぜたりして食卓に出すように。しばらく続けてみたところ、目の充血がなくなり、目薬や点鼻薬も、花粉の飛散がかなり多い場所行く時に一度使う程度で済むように。昨年は一昨年より症状が軽く済みました。

もずくと豆腐のお味噌汁

「アカモク」って知ってますか?

釜茹でして味付けしたアカモク。スーパーのもずくやめかぶと同じコーナーに並んでいます。

アカモクは褐藻類の海藻で、他の海藻よりもフコイダンが多く、ミネラルも豊富に含んでいます。ただし、生ではヒ素を含んでいるため、加熱して(ゆでて)刻んだものが販売されていることが多いです。ゆでて刻んだアカモクは粘り気が強いので、納豆やとろろと相性が良く、もずく同様、スープや味噌汁にもあいます。食物繊維豊富なので、便秘改善にもおすすめの食材と言われています。実際、息子と一緒に毎日食べていた私は、普段よりさらにお通じが良くなりました。
ただし、アカモクやもずくといった海藻類には、「ヨウ素」が多く含まれているので甲状腺系に病気のある方は注意が必要で、健康な人でも一日の摂取目安は30グラム程度と言われています。

左はもずく酢、右はアカモク納豆

昨年、我が家が褐藻類を1日1回取り入れたのは2月~4月中頃まで。その後は食べたいとか食物繊維不足しがちかも?と思った時に食べる程度。今年は、先週から食卓に出し始め様子をみているところです。私は、食事改善してから便秘にはならなくなったのですが、昨年に続き今年も「快腸」具合が増してます(^^;
腸内環境が整っていると、免疫力もアップし風邪などひきにくくなると言われていますので、そういう意味でも褐藻類はおススメ「腸活食材」です(^^♪

◆記事を書いたのは・・・あおきゆみこ
ハーブ、アロマ、食育関連のアドバイザー資格を持つ自然食品店スタッフ。健康維持や子供の成長をサポートする食事、家事などで役立つ情報を発信しています。

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