1500万円貯めた主婦が「質素な暮らし」をしてみたら「意外と幸せだった」3つの理由
節約主婦のサンキュ!STYLEライターちぃこです。我が家は年間200万円以上貯金し、総貯金額は1500万円を超えました。現在は2,000万円貯金を目指して日々やりくりをしています。
節約を始めてから生活水準を見直し、身の丈にあった暮らしを意識するようになりました。上がっていた生活水準を見直し、支出を小さくしていったことで暮らしは質素になりましたが穏やかに過ごせるように。夫からは「あまり怒らなくなったね」と言われました。
「質素な暮らし」と聞くと貧乏くさいというマイナスなイメージがありましたが、実際に暮らしてみたら心身ともに快適!その理由を3つご紹介します。
1:日常の中の「ちょっとした楽しみ」が増えるから
生活必需品以外はなるべくお金を使わないことを意識しているので、好きなことにお金を使う時はそれだけでちょっとしたレジャー感覚になります。
例えば普段は図書館で本を借りて読むことが多いのですが、好きな作家さんの新刊本を購入する時は前日からウキウキしています。たまの外食も何を食べようか、家族と相談しながらあれこれ考えるのも楽しいです。
浪費をしていた時は外食を頻繁にしていたので、「そのお店でいいんじゃない?」と適当に決めていたことがよくありました。今ではラーメン屋さんやファーストフードで食べることも我が家にとっては立派なレジャーになっています。
このようにお金を雑に扱っていた頃よりも、お金を使う楽しさを思う存分味わえるようになりました。
2:少額でも贅沢を感じられるから
質素に暮らすようになっても予算に余裕のある時はちょっと奮発することがあります。やりくりのご褒美に買う「ちょっといい食材」に対しての喜びも大きくなりました。またやりくりを頑張ろうというモチベーションにもなります。
そのほかにも普段は自宅でコーヒーを淹れて飲んでいますが、たまにファーストフード店で飲む一杯180円のコーヒーでも贅沢な気分になれます。自分以外の人が淹れてくれたコーヒーの特別感は、おしゃれなカフェでなくても味わえることを知れました。
3:日常的に使う金額が大きいと感覚が麻痺するから
上記2つの理由では普段から使う金額を少額にすることで、たまのご褒美がグッと特別感を増すことをお伝えしました。
質素な暮らしに慣れることでちょっとしたご褒美に対する嬉しさが倍増するとは逆に、日常的に使う金額が大きい場合はお金を使うことに対して鈍感になっていきます。
私自身も浪費家で毎日のようにカフェに通っていた頃は「コーヒーをカフェで飲む特別感」が段々と麻痺していき、それが普通になってしまった経験があります。
このように、金額の大きい支出を日常的にしていると日々の小さな喜びに気づけなくなるのです。
最後に
お金を全く使うなとは言いませんが、身の丈にあっていない消費は自分も家族にとってもプラスにはなりません。
生活水準を下げた暮らしは、決して「可哀想な暮らし」ではなく、むしろ暮らしの幸福度が高まり他人と比べる癖が改善されて精神的にラクになりました。
見栄を張った暮らしに疲れてしまったら、暮らしの水準を見直してみてはいかがでしょうか。
この記事を書いたのは…ちぃこ
シンプルな節約・コンパクトな暮らしで1500万円貯めた節約主婦。楽しい貯金生活を目指しています。日商簿記3級、FP2級保有。