【わたしにやさしい】自分を大事にするということ
収納より整理に特化した片づけを推奨しているサンキュ!STYLEライターで整理収納アドバイザーの高桐久恵です。
私事ですが、今年でこの片づけの活動を始めて8年が経ちました。
初めの頃は集客に苦戦し、何をどうすれば自分の存在を知ってもらえるのか?試行錯誤しながら苦労してきた時期もありましたが、現在はありがいことに安定して仕事をさせていただけるようになってきました。
フリーランスで仕事をしながら家事や育児もこなしていると、
時々何のために私は働いているんだろう?
こんなに頑張って何を目指しているんだろう?
と余裕がないせいで悲しい気持ちになることがあります。
今回は改めて自分を大事にすることについて考えてみようと思います。
人に優しくするためには自分にも優しくなければならない
片づけ作業の仕事は、主に「整理・分類・収納」をお客様の理想の生活に近づけながら行うことです。この整理とは物の片づけに限ったことではなく、時間や頭の中、心の中の気持ちにも応用することができます。
最近の私は日々忙しく時間に追われ、全てのことに対して余裕がなかったので自分で自分を追い詰めてしまっていました。
空間と同じように心にも余白がないと新たなゆとりは入ってきません。
それはお客様の心の声を真剣に聴くことにもつながると思っています。
お客様に対して心を込めたサービスをするためには自分の心のゆとりがあることが大前提ですね。
心の余白を作るために必要なこと
余白を作るためには『整理』の作業が必要です。
整理とは自分にとって必要なものと不必要なものの区別です。
これまでは自分のことを後回しにして仕事優先で何でもかんでもスケジュールを詰め込んできた私ですが、最近はスケジュール帳を開いたら自分の休みをはじめに決めています。
これが自分にとって必要な時間だからです。
1人で何もしない時間を過ごしたり、会いたい人に会いに行ったり。
自分にとってパワーチャージできる時間を先取りしてから、仕事の予定を立てていきます。
これを実行するようになってから、自分のキャパシティが分かるようになり無理しすぎて体を壊すことが少なくなりました。
上を見上げたらキリがない。今の自分を認めてあげよう!
自分のことは自分が一番分かっているつもりだけど、人から言われてハッとすることってありませんか?
先日、ある方から「そんなに頑張らず、そのままのあなたでいいんじゃない?」と言われました。
その時の自分は努力が足りないと思っていて、もっと頑張らなきゃといつも反省する日々を過ごしていました。
いつも誰かが褒めてくれたり認めてくれなければ、成果にならないと思っていたのです。
それからは不思議と自分のことを認めてあげられるような気持ちが生まれるようになり、すごく気持ちが楽になりました。
わたしの幸せのかたち
頑張っている自分も落ち込んだり悩んだりしている自分も、全部わたし。
どんな姿も当たり前ですが自分らしくて好きだなと思います。
そう思えるようになったのは最近のこと。
昔から自己肯定感が低く、いつも誰かと比べて落ち込んでいた私が起業しフリーランスで仕事をするようになってから、誰かのお役に立てていることを実感するたびに自信がつくようになって
「こんな私でも誰かのお役に立っている」
「困っている人の力になりたい」
そんな風に思えるようになりました。
だから今日も気分の上がるエプロンをつけて現場へ行きます。
今の私がこれまでの人生の中で一番自分らしくて好きだなと思います。
記事を書いたのは…整理収納アドバイザー 高桐久恵
岐阜県大垣市在住。夫、小学生男子2人の4人家族。
お片付けセミナー、個人宅の片づけサポートなど幅広く活動中!