片付けのプロが教える思い出のモノを手放す3つのアプローチ
収納より整理に特化した片づけを推奨しているサンキュ!STYLEライターで整理収納アドバイザーの高桐久恵です。
皆さんが捨てられないものはどんなモノですか?
これまで沢山のお宅にサポートへ参りましたが、ほぼ皆さん全員が捨てられなくて困っているモノが『思い出のモノ』です。
例えば、独身時代にお金を貯めて購入したバッグ。
子どもが描いてくれた絵や作品。
誕生日プレゼントにもらった雑貨などなど。
思い出せばキリがないくらいに沢山の思い出が詰まっているモノ達。
もう使ってないから捨てたいんだけど…思い出がよみがえって捨てられない。
そんな方々へ向けてプロとして3つのアプローチをしています。
皆さんも一度、思い出のものがあったら試してみてくださいね。
時代別に並べてみる。
一度、古い順に並べてみて下さい。
思い出が詰まってるからと言って、全部が全部取っておけたらいいのですがスペースには限りがあります。
厳選されてこそ思い出が輝く。
数を決めて、その中から優先順位をつけてみてはいかがでしょうか?
所有の意味を考えてみる。
あなたはなぜそれを持っていますか?
モノというのは本来、人に使われるために生まれてきています。
ただ眠らせておくだけではなく、飾ったり使ったりする用途はありませんか?
それを見て元気が出たり、懐かしさがこみあげて嬉しくなったり、癒されるという気持ちがになるのならあなたにとってそれは必要なモノだと思います。
本当は捨てたいけれど、くださった方の顔がチラつくなどといった自分ではなく他人へ向けて意識がいってしまっているのなら本当の意味での必要なモノではないかもしれません。
何のためにもっているのか、そこを改めて考えてみましょう。
最後はあなたにとってプラスになるのか?を考える。
迷った時は、あなたがどんな暮らしがしていきたいのか?
まずは原点に立ち返りましょう。
その未来に今、迷っているものは必要ですか?
未来に連れて行きたいモノだけを残す。
この気持ちを忘れずにこれからもモノと付き合っていけたら素敵ですよね。
まとめ
なかなか手放せない思い出のモノ達。
改めて向き合ってみると、なぜ保管していたんだろう?と感じるモノもあるようです。
人の気持ちは常に変わっていきますので、定期的に見直してみるのをオススメします。
♦︎記事を書いたのは…主婦ライター_高桐久恵
整理収納アドバイザーで男の子2人のママ。
お片付けで新しい自分に出会うお手伝いを。をモットーに活動中!
面倒くさがり屋ならではの考え方や収納術をお伝えします。