【今の時代をこう生きる】 〜精神の持ち方を考える〜
先行きが見通し辛い現代。
今までの当たり前であった日常や価値観は揺らぎ、心をどこに置けば良いのか、心の拠り所を探したいと願う、そんな方にぜひ読んで頂きたい。
物事を深く知ること、本質に向き合うことに時間をかけてみるのも悪くない。
『ARTや感動は苦しみから生まれる』
何かと家で過ごす時間が多いこのご時世。
そしてテレビをつけてもあまり気分が上がらない、どんな未来を想像すればいいのか、今までの常識や価値観そのものですら揺らぎ、不安な日々を過ごしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
そんな時、とっても心が落ち着く方法があります。
それは『何かを生み出す』ことです。
わたしはステイホーム期間中、
東北地方などの寒い地域で受け継がれてきた日本の伝統刺繍『刺し子』に夢中になりました。
布に針を刺し、模様にしていくものです。
針を刺すことで、心が落ち着き、刺しながらどこか前向きな思考になれるのです。
それはまるで瞑想をしているかのような、そんな気持ちにさせてくれます。
そして刺し子は、作業が単調なので、テレビをつけながらでも、音楽を聴きながらでもすすめられ雑音が気になりません。途中でやめても分かりづらくならない。
何より心が落ち着きます。
お気に入りの柄を見つけて、日本文化に触れ、昔の人に想いを馳せながら、日々を過ごしてみるのも悪くないかもしれません。
今は比較的、現代的な北欧調のものも多く、多くの女性に好まれると思います。
『時間をかけて創るものには愛着が湧き、 またその時間は心をも潤す』
どの時代も、その時代で降りかかる困難を、戦争や疫病などを、もしかすると先人達はこんな風に、ひと針ひと針、耐え忍びながら命を繋いでくれたのかもしれないと思うと、どこか前向きな力がみなぎってくる気がします。
『時間をかけて創るものには愛着が湧き、またその時間は心をも潤す』
何年か経って、世の中が落ち着いたときに、あのとき創り出した作品だなと、これまた未来への大きな力になると思います。
ちょっとしんどい時期も、色んな発想で、楽しめるもの、没頭できるものを見つけ、これからの秋冬に備えてみるのも、新たな新境地を発見できるきっかけになって楽しいのでは。
楽しく一緒に何かを生み出してみませんか?
この記事を書いたのは‥
13歳と8歳の娘を持つ38歳。
アロマセラピスト。
実家が古の都、奈良。
周りに国宝や歴史的建造物が多く、
仏様を大事にする環境で生まれ育つ。
大人になってから導かれるように、
哲学的な思想に興味を持つ。