「あると思っていたストックがない!」を防ぐための収納&管理のコツ
面倒くさがりで片付け苦手気質だからこそ、ラクしてスッキリ暮らせる家づくりに勤しむサンキュ!STYLEライターのtomomiです。
いざ使おうとしたときに、「あると思っていたストックがない!」と困った経験はありませんか?以前の我が家では私自身の思い込みだけでなく、知らぬ間に家族が使い切っているケースも多々ありました。そこで、思いついたのが“二段構え収納”。今回は、我が家のストック収納&管理方法をご紹介します。
(1)”二段構え収納”とは?
必要になって初めてストックがないことに気づいたときの衝撃…。例えば、「カレーを作ろうと具材を煮込んでいたのに、カレー粉がなかった」「ケガをして絆創膏を貼ろうとしたら、1枚も残ってなかった」など、「今使いたいのにない!」という経験が誰しも一度はあるはず。
そんな緊急事態を避けるためにおススメめしたいのが、使用中のものとストックを分けて収納する”二段構え収納“。つまり、使用中のものとは別の場所に控えをキープしておく方法です。
控えがあれば、使用中のものがなくなっても慌てて買いに行かなくて大丈夫。たとえ家族が使い切っていたとしても心を乱されることはありませんし、災害時の備えにもなります。
(2)“二段構え収納”をつくるポイント
常備しておきたいアイテムは家庭によって異なるので、まずは食材や調味料、日用品、文房具など、”我が家の定番品“をリストアップしてみてください。そして、各アイテムのストック量と収納場所を決めます。
と言っても難しく考える必要はなく、我が家では各アイテム1つずつのストックを基本としつつ、「ティッシュペーパーやトイレットペーパーは消費量が多いので、常時2パック以上キープ」といった具合に微調整。
また、使用中のものは使う場所の近くに収納しますが、ストックを使う場所の近く置いておく必要はありません。たとえ調味料や食材であっても、キッチンにスペースがなければ別の部屋に収納してOK。どこかに収納できるスペースがないか探してみてください。
さらに、ストックにも定位置を設けることが大切。収納グッズを使ってスペースを区切ったり、ラベリングしておけば、目的のものが探しやすくなりますよ。
(3)ストックを出したらやるべきこと
ストックを出したら必ず買い物リストに記入して、買い忘れがないようにしましょう。我が家は定番品リストを作成しており、そちらにチェックを入れます。
当面はストックを使えばよいので、「急いで買わないと!」と焦ることはなくなりました。“二段構え収納”によって、月1回、リストにあるものをネットスーパーでまとめて注文するサイクルが出来上がっています。
定番品は“二段構え収納”で管理を!
“二段構え収納”をつくるための準備が大変そうだと思われたかもしれません。ですが、一度つくってしまえば、“買い忘れ”はもちろん“買い過ぎ”もなくなり、さらに買い物の頻度も減らせるはず。我が家の例を参考に、ぜひトライしてみてください!
記事を書いたのは…tomomi
中学生・小学生の2児の母。面倒くさがりで片付け苦手気質でもスッキリ暮らせるよう収納や家事テクを考えるのが趣味。ライフオーガナイザー(R)1級。