モノが溜まる場所に収納を作る!“逆転の発想でお部屋スッキリ“片付けのプロが解説
好きなモノに囲まれた「身の丈暮らし」を提唱する整理収納コンサルタント、ティールです。
「ここに戻してね」と家族に伝えたにも関わらず、戻してもらえず、結局出しっ放しになっているモノはありませんか?また、家の中にいつもモノが溜まっている場所はありませんか?実は「モノが溜まりやすい場所」は「モノを置きやすい場所」とも考えられます。
ということで今回は、逆転の発想でお部屋スッキリ!モノが溜まりやすい場所に収納を作るメリットを解説していきます。
便利だから置いてしまう
例えば、家族みんなが食事をするために集まる「ダイニングテーブル」。その上によく置きっぱなしにされているモノの代表といえば、毎日ポストに届くDMや学校からのお知らせ、プリントなどの「紙類」です。
「なぜそこに置くのか?」を考えてみると、「ちょい置きしやすい場所だから」、「時間ができた時に見やすい場所だから」などの理由が考えられます。それはつまり、そこが紙類を置くのに便利な場所だからですよね。
そこで筆者宅では、紙類の一時置き用のボックスをダイニングテーブルの横に置いています。そのまま裸の状態で積み上げていくと散らかった印象に見える紙類も、ボックスに入れるだけで見た目スッキリが叶います。
中身のチェックを忘れそうな方は、「フタなし」タイプを選んでおくと安心ですよ!
面倒だから置いてしまう
食品の買い物から帰宅すると、テキパキと仕分けや下処理まで終わらせてしまうスーパー主婦の方がいますよね。一方で、そんなスーパー主婦に憧れつつも、帰宅後はやっぱりちょっと休みたいと思ってしまう方が多いのも事実です。
休みたい派の方は、冷蔵・冷凍食品の片付けが終わったら、常温保存の食品は取り敢えずキッチンに置きっ放しになっていませんか?ちょい置きのつもりが、数日置きっ放しになってキッチンが生活感で溢れてしまっていることも!
そんな時は、ついつい置いてしまうその場所に、バスケットを置いてみるだけでキッチンの景観が一気に変わります。バスケットの中身が「未仕分ゾーン」とわかっていれば、体力や気力に余裕がある時に手をつけるだけでOK!生活感の出やすいキッチンの雰囲気が一変しますよ。
置いてしまうなら収納を作ればOK
人は大量に置いてあるモノを見るだけで、その視覚情報の多さから、ドッと疲れてしまうもの。だからこそ、逆転の発想!よくモノを置く場所にいっそのこと収納を作ってみるのも、ひとつの手ですよ。
ぜひ、試してみてくださいね!
◆この記事を書いたのは・・・ティール
好きなモノに囲まれた「身の丈暮らし」を提唱する、整理収納コンサルタント。
福岡県在住、姉妹の母。陽気な夫(ダディ)&アヒルも加えた賑やかメンバーで田舎暮らしを満喫中!