【片付け】もしかしてやってしまっている?自己流片付けが危険な理由とは?!

2024/10/23
  • 元・自己流適当お片づけでリバウンドばかりしていたお家が、整理収納をスキルにしたことでスッキリ整った状態をキープ!自分で片づけられる力をつける事を目指す整理収納アドバイザー! もっと見る>>

片付けといえば、どんなイメージがありますか?
なんとなく、モノをしまって、元に戻して、スッキリとキレイにするイメージがあるかと思います。でもそんな片付け、きちんと方法を学んで実行できる人ってとても数少ないのではないでしょうか。大半の人が、自己流で片付けを行っていますよね。でも、そんな自己流の片付け…実は危険な一面があるかもしれません。
今回は、“自己流お片付けの落とし穴について”についてお話したいと思います。

片付けにおいて大切なこと!

みなさんはファシリテイターという言葉をご存じですか?耳慣れない言葉ですよね!
ファシリテイターとは、同じ目的をもった人々が力を合わせて目的を達成するためにチームワークを促す人のことを言います。つまり、チームを引っ張るリーダー的な存在のことです。そして、ファシリテイターに求められるスキルでとても重要になることは、“意見を傾聴すること”です。

なんで突然こんな耳慣れない言葉をお話ししたかと言うと、このファシリテイターは整理収納における整理収納アドバイザーの役割なのです。
整理収納では、アドバイザーがクライアントの話をよく聞く、“ヒアリング”がとても大切となっています。ヒアリングとは、傾聴するということ。相手の話をよく聞き、真意を読み取ろうとすることを言います。

では、なぜヒアリングが一番大切なことなのでしょうか?
それは、クライアントは一人一人違うから!価値観もライフスタイルもみんなそれぞれ違うからなのです。それを傾聴し、その人に合ったお片付けの方法をお伝えするためにヒアリングがとても大切になるのです。

自己流片付けが危険な理由とは?

私は整理収納を学ぶ前、自己流で片付けをしていました。色々な雑誌や本で見たやり方の良いなと思うものを取り入れて行っていました。
「こんなに色々試しているんだから、きっときれいな家になるに違いない!」
そう思い込んでいたのです。
それなのに、「なんかしっくりこない・・・」そんなことを繰り返していました。やってもやっても一向に片付かない部屋に途方に暮れ、自分は片付けられない人間なのだと絶望していたのです。

そんな時にたまたま応募した、整理収納アドバイザーに家を片付けしてもらう雑誌の企画になんと当選!プロの整理収納アドバイザーに自宅を片付けてもらうことになったのです。その時、撮影前から自宅の様子や間取り、家族構成、キッチンの食器の量など色々なヒアリングがありました。我が家に合った最適なお片付けの方法で、最適な収納方法を提案してくださったのです。

そしてその時同時に感じた事、それは本や雑誌では、完璧に私にあった方法はいくら探しても見つからないのだということ。本や雑誌のやり方がとても素敵であっても、その方の家と我が家は違うし、必ずしもそれが当てはまるとは限らないのだと知ったのです。
自己流で片付けをしていた時にまくいかなかった原因は、本や雑誌のやり方が当てはまっていなかったからなんだ。
「私が片付けられない人間だったからじゃないんだ!」
そう気が付いてとても心が軽くなったのです。

これこそが自己流お片付けの落とし穴!
完璧に自分にあうお片付け方法は本や雑誌では見つからないのです。だから整理収納の時は、クライアントによく話を聞くのです。その人に合った方法を提供するために!その人だけに合うようなオーダーメイドのオリジナルのお片付け方法をお伝えするために!だから本当に自分に合ったお片付け方法を知る事がとても需要なのです。

今回は、自己流片付けの落とし穴についてご紹介しました。

自己流お片付けの落とし穴である「自分に100%あったお片付け方法が見つからない」ということから抜け出すには、きちんと学んでスキルをつけて、我が家オリジナルのお片付け方法を見つけることが最善なのです!

1人でも多くの方が、お片付けの方法をきちんと学んでスキルにして、その方、そのお家にあった、オリジナルのお片付け方法を見つけてほしいと思っています。あなたにぴったり合ったオリジナルのお片付方法を選ぶなら、片付けの一生モノのスキル、ぜひ身に着けてみてくださいね!

◆この記事を書いたのは・・・持田友里恵
整理収納アドバイザー。元・ナース。
小6・小4・0歳の3男子ママ。都内フルリノベマンションで5人暮らし。
お片付けのポイントやコツを発信し、お片付けの楽しさを知ってもらうため活動中!
自分の力で自分の家を綺麗にできる力をつけることを大切にしています。

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