【捨て活】気を付けて!捨て活の陥りやすい失敗例とは?

2025/01/08
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「捨て活」という言葉が広まり、断捨離や片付けに挑戦する人が増えています。
不要なものを手放し、シンプルな暮らしを目指す捨て活は、生活を快適にしてくれる素晴らしい取り組みです。しかし、やり方を間違えると途中で挫折してしまったり、かえって部屋が混乱したりすることもあるんです…

そこで今回は、捨て活をする際に陥りやすい失敗例をご紹介します。これから捨て活を始める方も、現在挑戦中の方も、ぜひ参考にしてくださいね!

1:計画的に始めない

捨て活で一番ありがちな失敗が「無計画にはじめること」です。
「片付けしなきゃ!」と思い立って、なんとなく手近な場所から始めたり、勢いでいろいろな場所に手をつけたりしていませんか?
例えば、キッチンの引き出しを片付けている途中で思い出の品を発見し、そこから押し入れの中を広げてしまう。気づけば部屋中が散らかり、収拾がつかなくなる。こんな経験はありませんか?

行き当たりばったりに片付けを進めると、大変な箇所ばかりに時間を取られてしまったり、思うように成果が出ないことで途中で気持ちが萎えてしまうこともあるのです。
捨て活を成功させるには、まず「計画を立てること」が大切!
• いつ片付けをするのか?
• どの場所から始めるのか?
• どのくらいの時間で終わらせるのか?
こうしたポイントを事前に考え、小さなエリアから始めることで、無理なく着実に進めることができます。

2:保留期間を決めない

捨て活では、「いる」「いらない」に分ける作業が重要です。ただ、どちらか判断がつかないモノも出てきますよね。その場合は「保留」にしておくのも一つの手です。しかし、ここで注意したいのが、保留する期間を決めずに放置してしまうこと。

保留したモノをそのまま長期間放置すると、結局またモノが増える原因になってしまいます。収納スペースが占領され、せっかくの捨て活が意味をなさなくなってしまうのです。

解決策は簡単。「保留期間をあらかじめ決めておく」ことです。
たとえば、3ヶ月や半年といった具体的な期間を設定し、その間にそのモノを使う機会があったかどうかを振り返ります。使わなかったモノは「いらない」と判断できるので、気持ちよく手放すことができるはずです。

3:一気に全だしをする

「片付けの基本は全出し」と聞いたことがあるかもしれません。確かに全出しは、モノを一度リセットして適切に仕分けるのに有効な方法です。しかし、計画や余裕がないまま全出しすると逆効果になることも…

例えば、クローゼットを一気に全出ししてしまい、部屋中がモノで埋め尽くされる。片付けの途中で疲れてしまい、やる気がなくなった結果、モノが散乱したまま放置される。そんな事態になれば、部屋が片付くどころか、さらに混乱してしまいます。

失敗を避けるためには、「片付け箇所を細かく区切る」ことがポイントです。
たとえば、クローゼット全体ではなく「引き出し1段だけ」や「ワンシーズンの服だけ」といった小さな範囲に絞って進めていきましょう。一度に片付ける量を少なくすることで、心身への負担も減り、スムーズに片付けを進めることができますよ!

今回は、捨て活の失敗例をご紹介しました。
捨て活は生活をより良くするための手段です。しかし、無計画だったり、やり方を間違えたりすると挫折してしまうこともあります。今回紹介した3つの失敗例を踏まえ、自分に合った方法で進めてみてください。

少しずつ計画を立て、小さなエリアごとに片付けを進め、迷ったモノには保留期間を設定する。こうした小さな工夫の積み重ねが、最終的には大きな成果につながります。
無理なく進めることで、「やってよかった」と思える捨て活がきっと実現できるはずです!

◆この記事を書いたのは・・・持田友里恵
整理収納アドバイザー。元・ナース。
小6・小4・1歳の3男子ママ。都内フルリノベマンションで5人暮らし。
お片付けのポイントやコツを発信し、お片付けの楽しさを知ってもらうため活動中!
自分の力で自分の家を綺麗にできる力をつけることを大切にしています。

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