【片付け】モノの多さと幸せ度は比例するのか!?

2024/12/18
  • 元・自己流適当お片づけでリバウンドばかりしていたお家が、整理収納をスキルにしたことでスッキリ整った状態をキープ!自分で片づけられる力をつける事を目指す整理収納アドバイザー! もっと見る>>

昔の私は、片付けられない人間でした。家の中には常にモノで溢れ、沢山のモノに囲まれて生活していました。その頃の私の考え方はこうでした…
「モノはあればあるほど便利だし、幸せになれるはず!」
便利グッズを買い集めれば家事が時短できる。
洋服やタオルなどの日用品は、予備がたくさんないと不安。
100均に行けば安いし、欲しいモノ以外も「いつか使うかも」とどんどん買い込む。

そんな風に、どんどんモノを増やしていった結果、家の中はすっかりモノで溢れてしまいました。一見すると、モノに囲まれて幸せそうな生活に見えたかもしれません。でも、実際はどうだったでしょうか?

実際の私の心の中は…?

しかし、実際の私はと言うと、全く幸せとは感じられませんでした。それどころか、むしろストレスを感じる日々。なぜなら、モノが多すぎることで逆に不便なことが増えていたからです。

便利グッズをたくさん持っているはずなのに、必要なときにどこにしまったかわからない、そもそも存在を忘れている。結局、持っている便利グッズが全く役に立たなかったり…
洋服やリネン類がたくさんあるはずなのに、クローゼットにぎゅうぎゅうに詰まっているせいで、毎朝「今日何を着ればいいの?」と迷い続けてしまったり…
100均で買ったモノたちは、購入後そのまま袋に入れっぱなしで放置され、存在自体を忘れてしまうことも。気が付けば使わないままのモノでいっぱいになってしまっていたり…

「モノが多いほうが便利で幸せ」と思い込んでいた私ですが、実際はその逆。モノが多いことで生活がごちゃごちゃし、かえって不便でストレスフルな毎日を送っていたのです…

大切は事とは!?

そんな日々を送る中で気付いたのは、「モノの量ではなく、質が大切だ」ということ!整理収納を学ぶことで、モノとの付き合い方を少しずつ見直していきました。
モノがたくさんあることが幸せなのではなく、本当に必要で自分が大切にできるモノに囲まれていることが幸せなのだと実感したのです。

過去を振り返って思う事

今では、モノに埋もれていた頃と比べて、ずっと心地よく幸せな暮らしを送れています。本当に必要なモノだけに囲まれることで、空間にも心にも余裕が生まれました。
例えば、洋服が少なくても毎朝スムーズにコーディネートが決まるようになり、時間も節約。キッチンでは便利グッズがすぐ見つかり、家事が効率的に進むようになりました。

「モノがたくさんある=便利で幸せ」と信じていた頃の私に、今なら「モノの量よりも、質にこだわることが幸せな暮らしへの近道だよ」と伝えてあげたいと思います。

もし今、モノに囲まれているけれど何となくストレスを感じているなら、まずは自分にとって本当に必要なモノを見極めてみましょう。モノを減らすことは決して不便になることではありません。それは、あなたの生活をより快適で幸せにするための一歩です。

「たくさんのモノに囲まれるより、自分が本当に大切にできるモノに囲まれる暮らしを」。
そのことに気付いてから、私は毎日が少しずつ心地よく変わっていきました。
あなたもぜひ、モノの量ではなく“質”を意識して、幸せな暮らしを手に入れてみてくださいね!

◆この記事を書いたのは・・・持田友里恵
整理収納アドバイザー。元・ナース。
小6・小4・1歳の3男子ママ。都内フルリノベマンションで5人暮らし。
お片付けのポイントやコツを発信し、お片付けの楽しさを知ってもらうため活動中!
自分の力で自分の家を綺麗にできる力をつけることを大切にしています。

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