【30代で終活】これ1冊で色々便利!エンディングノートのススメ

2023/03/08
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こんにちは!こころとお金の情報発信する公認心理師で投資家の桃田くり子です。
こころ穏やかにお金を増やし、豊かな生活を送ることを目指しています!

実は筆者は2021年に「エンディングノート」を書き始めました。
今回はまだ30代の筆者には少し早いかと思われるかもしれませんが、「終活」について筆者が思うこと・行っていることについて書きたいと思います。

そもそも「エンディングノート」「終活」って?

終活とは、人生の最後に向けて行う活動、事前準備のことです。
今後の介護や医療についての意向、財産整理や身の回りの整理、葬儀やお墓の準備などあります。
中でも死後の手続きの為に必要な情報や家族などにメッセージを書き残す「エンディングノート」の作成は、誰でもすぐに出来る代用的な終活の一つです。

きっかけは妊娠、出産、そしてコロナ

筆者は2020年に妊娠、2021年に出産しました。
当時新型コロナウイルスが世界中で流行しており、やっと緊急事態宣言が明けたぞ!というタイミングで妊娠判明。
妊娠期はコロナ感染しないよう怯えながら生活していました。
そして臨月になった時には2回目の緊急事態宣言が出ました。
立ち合い出産不可。マスクをしながら陣痛に耐え、どうにか無事出産しました。

この頃から私は「この先どうなるかわからない」という強い不安を抱くようになったのです。

私が死んだら子ども達は・・・

出産直後は10~15%の産婦が「産後うつ」になると言われており、今思うとまさに私は「プチ産後うつ」状態だったと思います。
根拠もなく「子どもや夫を残して、私死んだらどうしよう。」
など涙ぐんでしまうこともあり、気分が沈むことも多かったのです。
そして世の中はまだまだコロナ禍。
環境的にも不安要素があり、心は不安定でした。
そんな時「エンディングノート」を書いている人のことをネットで知りました。

エンディングノート書いてみる

「死」に対しての不安を拭いたく、体調が落ち着いてきた頃に本屋で購入!
選んだ決め手は推しの「横山光昭先生」監修のエンディングノート。
イラスト付きの説明で書きやすく、万が一の事があっても家族にとっても見やすいと思ったからです。

自分の履歴を小学校から書き出し今後起こるライフイベントや好きなこと・性格・趣味・特技と書く中で、改めて「自分」はどんな人生を歩んできたのか、今後はどう「生きて」「死」に向かっていくかを考えることが出来ました。

「死」は必ず訪れる

それまでに「どう過ごすのか」「何をしたいのか」。
限りある時間を有意義に過ごすことを考えるようになりました。
書きながら自分自身の「生」と「死」に向き合うことが出来き、いつしか「死んだらどうしよう」という漠然とした不安が和らいでいきました。

終活だけでなく日常生活にもメリットが!

エンディングノートは「銀行口座」「証券口座」「クレジットカード」など重要な情報も書き込みます。(防犯上暗証番号は書いていません)
家族の情報が1冊にまとまっているため便利です。
仮に財布を落としてしまっても、財布に入れているカード類の番号は記載してあるので即カード会社や銀行に電話して紛失対応を取ることが出来ます。

筆者は漠然とした「死」への不安から「終活」「エンディングノート」に取り組みましたが、様々なことを改めて考える良い機会になりとてもよかったです。

「私まだ死なないので!」と思わず、「今後さらに充実した人生を歩むため」に書いてみてはいかがでしょうか。


◆記事を書いたのは・・・桃田くり子
公認心理師、精神保健福祉士、社会福祉士、保育士の国家資格を持っているママ。
以前は医療ソーシャルワーカーとして働き、現在は夫・子ども・義母と二世帯住宅で暮らす主婦。
趣味は節約、投資、サンキュ!を読むこと。お金やこころ穏やかに過ごすコツなど発信中。

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