【YouTubeとの付き合い方】我が家はYouTube見せません!(例外あり)

2023/12/22
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こんにちは!幸せマインドを発信する公認心理師の桃田くり子です。
こころ穏やかに、豊かな生活を送ることを目指しています!

いきなりですが、我が家では子どもにYouTubeを見せるのをやめました。(例外あり)

「この時代に子どもにYouTube無し!と突きつけるのは時代遅れなのでは?」と考える方もいるかもしれません。
しかし、あのまま見せ続けていたら数年後後悔したかも…と感じた経緯を今回お伝えしたいと思います。

ママの顔を見て「YouTube見たい」

子どもの体調不良が続いていた時期がありました。
普段なら幼稚園保育園へ日中登園しますが、体調が悪いため行けません。

「YouTube見たい」という子どもに対して時間を決めて(午前1時間、午後1時間)YouTubeを見させていました。

しかしなかなか体調が良くならず、休みが長引くにつれて「YouTube見たい」と常に言うようになりました。

そしてある日の朝、起きてすぐ私の顔を見ると「YouTube見たい」とおはようも無しに言うのです!

「ママの顔見ておはようの挨拶も無しにYouTube見たいって…おかしいでしょ!」
私は激しく怒ってしまい、子どもは泣き出してしまいました。

反省。そして…

在宅勤務でたまたまいた夫が慌てて駆け寄り、私と子どもの間に入り状況確認。

子どもは悪気なく、ただYouTubeを見たくて私に言ったのだと思います。

しかし私は
「ママの顔を見て挨拶のように「YouTube見たい」となってしまっているのは異常事態!」と訴え、このままYouTubeを見させ続けることで発生しそうな不安要素を夫と子供に伝えました。

・YouTubeは面白いがコンテンツが無限で終わりがない。⇒時間を決めないと永遠と見てしまう。
・変な内容(18禁的な)が出てきたこともあった。⇒教育上良くない。
・すぐに飽きてチャンネルをコロコロ変え最後まで見ない。⇒集中力が培われない。
・刺激に対して面白さを感じているだけで考えずに見ている。⇒思考力がどんどん削がれていく。
・語彙力が乏しくなる。⇒(見ている動画にもよるかと思いますが)下の子はなんでも「ヤバイ」と言うように。自分の感じた感情を言葉で表現する力が育たない。

など
YouTubeを見せることの不安を共有しました。

このまま何も変えずに同じやり方でYouTubeを見せていたら、子どもにとって大切なものが奪われていくのでは…と強く思い「変えるなら今だ!」と行動を起こしたのです。

子どもの意見

もちろん当事者である子どもの意見も聞きました。
「YouTubeは面白いし見たい!」と。
ただ具体的に「何が、どう面白くて、なんのために見たいのか」と尋ねるとはっきり答えられません。
強い意志を持ってYouTubeを見ていたわけではなさそうだったため、一旦YouTubeと距離を置くことにしました。

我が家のルール(例外あり)

YouTubeと距離を置いた我が家。
YouTubeを別のものと置き換えたり、いくつかルールを作ったりしました。

体調不良で休んでいる時はやっぱりヒマです。
そのため契約しているアマゾンプライムのアニメ(ドラえもん)を今までYouTube見ていた時間に置き換えてみることを提案しました。
このYouTubeからアニメの置き換えは大成功!

YouTubeでは集中して最後まで見ることが出来てなかった子どもでしたが、ドラえもんの映画は最後まで集中して見られるようになりました。

またYouTubeで見るMV(ミュージックビデオ)などはOKに。
幼稚園(世間でも)で「アイドル」という歌が流行っています。
その曲で踊っている人達の動画を見て、子ども自身も踊ったり歌ったりするためです。
YouTube以外で代替案は浮かばなかったため、そこはYouTubeを見てOKにしました。

そして我が家では基本的にYouTubeはNGにしましたが、祖父母の家ではOKにしました。
元々アスレチックの動画が好きだった子ども達。年に3回(正月、GW、お盆)しか行かないのでその時くらいアスレチック動画を見させても良いかなと思ったためです。

ガチガチのルールだと子どもも大きなストレスを感じてしまうかもしれません。
しかし例外ありで「ガス抜き」する柔軟な対応をすれば子どもも大人も納得いきます。

適度な距離の取り方

便利になり過ぎた世の中、YouTubeに限らず色々なものと距離の取り方を考える必要があるかもしれない…
と強く思いました。

今回は参考までに「我が家の場合」をお伝えしました。

◆記事を書いたのは・・・桃田くり子
公認心理師、精神保健福祉士、社会福祉士、保育士の国家資格を持っているママ。
以前は医療ソーシャルワーカーとして働き、現在は夫・子ども・義母と二世帯住宅で暮らす主婦。
趣味は節約、投資、サンキュ!を読むこと。お金やこころ穏やかに過ごすコツなど発信中。

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